表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/49

【第1章 異世界転生編】村開拓編 16話〜23話総集編

神様の手違いによって突然訳もわからず死んでしまった如月ユウマ(きさらぎゆうま)。

天国にて、神様はユウマに謝罪、そして神様はせめてもの償いとしてユウマにチートと言えるほどの無敵スキルを与え、異世界で第二の人生を送ってくれと言い転生させた。

だが転生先は、なんとあたり一面[木]のみの圧倒的森!!

そんなこんなで神様からもらった無敵スキルで敵を倒したり、世界を旅したり、様々な人と交友したり、物語が進むにつれて色々と起こっていく、まぁ異世界だからね。とそんな言葉も通用するほどユウマが転生した世界はいかれた世界なのか?!

そして、物語が進むにつれユウマにも何か変化があるのかもしれない?


(話を終え、村へ行く日程などを決めてユウマ達はダンジョン調査依頼の報酬を受け取って、ダンジョン調査をするパーティー達が宿泊できる仮設テントへ向かう)


【ユウマ】しっかし、村の警備か〜大変そうだな

【ハク】ですね〜

【スイ】どのくらい遠いんだっけ〜?

【ユウマ】たしか2500両くらいってセントさんが言ってたな

【ハク】2500両?!それはとんでもなく離れてますね

【ユウマ】でしょ?

【ユウマ】あぁそうだ、準備とか支度が終わったらダンジョンの入口に来てくれってセントさんが言ってたよ

【ハク】待たせるのも悪いですし、すぐに支度をしましょうか

【スイ】は〜い!


(そうして荷物を整理したり、遠距離転移魔法(ロングテレポート)を使ってローブタウンへ戻り、必要そうなものを買ったりいらないものを売ったりした)


(そうして時間が経つこと2時間後、荒地の大神殿(サバナパルテナ)入口にて)


【セント】………遅い

【ユウマ】いやぁ〜すみません〜

【セント】しかもなんだその荷物の量は!

【セント】風呂敷のサイズがそなたの体と同じくらいじゃないか…重くないんか

【ユウマ】あ、はい。

【セント】そうか、では気を取り直して…

【セント】今からそなた達には王都からの直々の命、我らの王国にある中での最北の村、「ヤブキ村」へ常駐警備として行ってもらう!

【ユウマ&スイ&ハク】おぉー…

【セント】………返事は!!

【ユウマ&スイ&ハク】は、はい!


(ユウマ達はセントが用意したヤブキ村出身の商人の馬車に乗り、2500両ほど離れた最北の村、「ヤブキ村」へ行く旅が始まる)


(出発してから3分程経った頃)


【商人】あなた達が青白と黒王(レイナシオン)の皆様ですか?


(商人は後ろを見るように顔をこちらに向ける)


【ユウマ】そうです。

【商人】あぁ✨!やっぱりそうですよね!

【商人】会えて嬉しいです!

【ユウマ】………え?

【商人】今じゃ青白と黒王レイナシオンは注目のパーティーとして人気ですよ!

【ユウマ】え?そうなの?!

【商人】はい!

【ユウマ】知らなかったんだが…え?いつから?

【商人】3時間前くらいからですね、セントさんが王都へスキルを使って連絡をしていました。

【ユウマ】それで俺らのパーティーの情報が拡散されて、今に至ると

【商人】そういうことですね

【ユウマ】なるほどねぇ

【商人】あぁ!自己紹介が遅れました!私は「マルク・バルディオ」といいます

【ユウマ】如月ユウマです。

【ハク】ハクと申します

【スイ】スイだよ〜!

【マルク】皆様、私の故郷の村であるヤブキ村までの送りはお任せください!

【ユウマ】お願いします


(こうしてヤブキ村へ行くことになったユウマ達)


(そこから2時間が経った)


【スイ】すぅ…すぅ…

【ハク】(小声)スイ様…ダンジョン探索でずっと動いていたり、魔法をたくさん撃っていたので疲れがたまだていたんでしょうね

【ユウマ】(小声)そうかもしれないな、村へ着くまでぐっすり眠って疲れを癒してほしいな

【ハク】(小声)ですね


(そこからさらに1時間が経った)


【ユウマ&ハク】すぅ…すぅ…

【スイ】すぅ…すぅ…


(ふと後ろを向くマルク)

【マルク】(おっと、全員眠ってますね…)

【マルク】(これからヤブキ村の警備をしてもらうのですから、今はぐっすり眠ってもらいましょう)


(そこからさらに1時間が経った…空は少し明るくなってきた、夜明けの時だった)


ガタン…

【馬】ヒヒーン!

(馬車が急に止まった)


【ユウマ】ん…んん?

(上体を起こし、目を擦るユウマ)

【ユウマ】ん?朝ぁ?


(するとマルクが後ろを向き)


【マルク】つきました!ここが、ヤブキ村です!

【ユウマ】わぁ〜✨


(崖の上から見下ろすヤブキ村の全貌)


【ユウマ】いいところそう…

【マルク】その通り!いいところなのです!


(すると、夜明けの太陽の光で起きたスイとハク)


【スイ】んんぅ…

【ハク】ん…朝ですか?

(二人とも目を擦り、あくびをする)


【ユウマ】二人とも!ついたよ!

【スイ&ハク】え?


(二人も馬車の前の方に行き、ヤブキ村が見える位置に行く)


【スイ&ハク】わぁ〜✨

【マルク】ようこそ!ヤブキ村へ!

【ユウマ&スイ&ハク】はい!

【マルク】では崖に沿って下るルートがあるので、村まではあと10分ほどで着きます。なので身支度などを済ませておいてください

【ユウマ】わかりました

【ユウマ】(ついにきた、これから俺らはこの村を支える役割につく…しっかりするぞ!)

【ユウマ】(頑張れ!俺!頑張れ!青白と黒王(レイナシオン)!)


(こうしてユウマ達青白と黒王(レイナシオン)は王国最北の村であるヤブキ村の常駐警備役として地に降り立った…はたして、これからユウマ達には何が起こるのか?そしてこの先のユウマ達の運命はいかに?!)


(崖から下り、ついに村の入り口まで降りてきた)


【ユウマ】わぁお

【ユウマ】城壁?的なのがあるのは見えたが、ここまで大きかったとは…

【ハク】かなりの高さですよね

【ユウマ】ここまでするものなのか

【マルク】それだけ色々な魔物があるんですよ


(城門の前まできた)

【兵A】ヤブキ村の住民バッジを見せるか銀貨2枚を渡せ

【兵B】そうしないとヤブキ村には入れないぞ


(住民バッジを見せるマルク)

【兵A】おぉ✨マルクさんか!

【兵B】まじ?!

【兵A】お帰りなさい!マルクさん!

【兵B】お帰りなさいっす!

【ユウマ】(えぇ〜)

【ユウマ】(小声)マルクさんってこの村の偉い方だったりします?

【マルク】(小声)いやいや〜、ただこの村で一番か二番目くらいに出世した商人だからかな

【ユウマ】(小声)なるほど

【マルク】この人達は今日からこの村の常駐警備をしてくれる青白と黒王(レイナシオン)のユウマさん、ハクさん、スイちゃんだ

【スイ】よろしくお願いぃ〜!

【ハク】よろしくお願いします

【ユウマ】お願いします…

【兵A】なるほど、王都からの通達が来ていました。青白と黒王(レイナシオン)の皆様でしたら、銀貨は必要ありません。

【兵B】これをお受け取りください

(兵Bは丸型のいわば缶バッジ的なのをユウマに3つ渡した)


【ユウマ】これは?住民バッジですか?

【兵B】はい、これでいちいち確認を取るのも省けます。

【兵A】俺たち二人とも人の名前を覚えるのが苦手で…

【兵B】村の住人なんで村の人たちの名前は覚えましたけど…外から来た人の名前は…って感じです。

【ユウマ】な、なるほど…

【兵A】とりあえず村の中へどうぞ

【ユウマ】ありがとうございます。


(城門をくぐると、そこにはローブタウンとは全く違ったのどかな景色が広がった)


【ユウマ&スイ&ハク】わぁ〜✨


(馬車を止まるマルク)


【マルク】ようこそ!我が村、「ヤブキ村」に!

【マルク】ささっ降りてください、村を案内します

【ユウマ】ありがとうございます


(馬車を降り、少し体を伸ばすユウマ達)


【マルク】さぁまずはこの村の村長に会いに行きましょう

【ユウマ】え?村長?

【ユウマ】いきなり?

【マルク】村長から呼ばれていますので

【ユウマ】(小声)そういうことか…


(村長がいる村の中心部に位置する旅客用の建物へ行く)


【スイ】村長さんってどんな人だろ〜?

【ハク】わかりませんが、村長ですからきっと賢く、いい人だと思いますよ

【マルク】村長はいい人ですよ〜


(そんな話をしていると、例の建物まできた)


【ユウマ】ここか

【マルク】はい!では入りましょう


うぃぃぃん(扉が開く音)


(建物の中は意外と質素だった)


【ユウマ】(一口入ってすぐはリビング?かな)

【マルク】ささっ!座ってくださいな

【ユウマ】あぁはい


(ユウマは大きなソファに座り、続いて両脇にスイとハクも座る)


【村長】ようこそヤブキ村にお越しくださいました

【村長】私の名前は「バッジェ・ウエイノ」と言います。年は78歳です。

【ユウマ】俺は如月ユウマです。15歳です

【スイ】スイはスイです。8歳です!

【ハク】私はハクといいます。年齢は、、、19歳ですかね(適当)

【バッジェ】ユウマ殿のダンジョンでの活躍は書いてありますぞ

【バッジェ】ぜひとも、我がヤブキ村を警備し、この村の危機がなくなるまでの間ですが、どうぞよろしくお願いします

【ユウマ】よろしくお願いします

【スイ&ハク】よろしくお願いします


【バッジェ】ユウマ様達には私の方から住む家を貸し出していますので、どうぞお使いください

【ユウマ】何から何までありがとうございます

【バッジェ】いえいえ、むしろこちらがお礼を言いたいです

【バッジェ】こんな村を安産になるまで警備をしてくれるなんて

【ユウマ】こんな村?

【バッジェ】はい、この村は財政も厳しく、豊かとは言えない暮らしをしています。

【バッジェ】この村は領地はかなりあるので、この村を失えばこの王国は北側の領土がかなり狭まります。なので最低限の支援はいただいていますが…それでもやはり裕福にはなりません。

【バッジェ】しかもこの村は遠いので資源が届くものにも時間がかかります。この村にの周りに生息している魔物達を倒すべく稀に冒険者の方が来るのですが、今回みたいに常駐っということはありませんでした。なのでとても安心しているのです。

【ユウマ】期待に応えられるように頑張ります!

【バッジェ】ではマルク

【マルク】はい!

【バッジェ】ユウマ様、スイ様、ハク様を家に連れて行きなさい

【マルク】わかりました!


(こちらを向き)

【マルク】ではいきましょうか

【ユウマ】はい


(ユウマ達は建物からでて、少し離れた家へ行く)


(歩いて5分ほど経った)


【マルク】ここです!

【ユウマ】おぉう…

【マルク】少しツルとかコケがありますが、中は綺麗ですよ!

【ユウマ】は、はい


(恐る恐る玄関のドアを開ける)


ガチャ…うぃぃぃん(扉が開く音)


【ユウマ】おぉ〜

【ユウマ】本当に綺麗だ…


(続いてスイとハクが入る)


【スイ&ハク】おぉ〜!綺麗!


【マルク】では私はこれで

【ユウマ】あぁありがとうございました!

【マルク】ごゆっくり〜


バタン(ドアが閉まる音)


【ユウマ】さてと、

(荷物を床に置き、家を散策する)


【ユウマ】ここは?


ガチャ…うぃぃぃん(ドアが開く音)


【ユウマ&スイ】ベッドだぁ〜✨

【ハク】寝室ですね、ちゃんと3つベッドがあります

【スイ】わぁ〜い!


バフッ


(ベッドに飛び込むスイ)


【スイ】ふかふか〜


(次の部屋へ、また次の部屋へと行って家の構造を把握すること30分ほど)


【ユウマ】よしよし、これで全部だな

【ハク】部屋数は全部で7部屋でしたね

【ユウマ】だな、じゃあ各自荷解きをするか

【スイ&ハク】はーい!


(荷解きをしていると、ユウマはふと思いつく)


(荷解きをしながら話し合っている)

【ユウマ】そういえば、ダンジョンでたくさん敵倒したよね

【スイ】だね〜

【ユウマ】俺もスイもハクもみんなレベルが上がっているんだと思うんだよね

【ハク】そうですね〜

【ユウマ】そこでふと思ったのよ

【ユウマ】、、スイの魔力ってどのくらいなんだろう?って

【ハク】!!

【スイ】ん?スイの魔力〜?

【ユウマ】そうだ、一回みてもいいか?

【スイ】うん!いいよ〜!

【ユウマ】一般鑑定(ルイビル)


[プロフィール]

名前:スイ

年齢:8

種族:人間

職業:なし

レベル:66 ⇧+28

魔力量:73786976294838206464

眷属・従属:なし

耐性:全状態異常無効化

スキル:氷魔法Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ

[2ページ目を見る]


【ユウマ】、、、

【ユウマ】なんかもう2回目だから驚きがそんなにないっていうね…

【ハク】魔力数はどのくらいでしたか?

【ユウマ】え〜とね…一、十、百、千、万…

【ユウマ】、、、7378京と6976兆だね

【スイ】京?兆?

【ハク】兆は億の次の単位ですよ!

【スイ】なるほどぉ〜


【ユウマ】ちょっと俺もレベル確認してみようかな

【ユウマ】プロフィール


[プロフィール]

名前:如月ユウマ

年齢:15

種族:人間

職業:冒険者

レベル:55 ⇧+31

眷属・従属:ハク

耐性:音耐性Lv.100

スキル:全自動全方位斬撃、能力吸収支配

能力吸収:黒炎爪撃、炎息、鋼突進、超音波

支配:能力吸収支配、吸収付与、音耐性支配、氷魔法支配………「全て閲覧する」


【ユウマ】(55レベル…か)

【スイ】パパのレベルは〜?

【ユウマ】55レベルだったよ

【ユウマ】ハクはどのくらい?

【ハク】お待ちください。確認しますので

【ハク】(小声)プロフィール

【ハク】、、、39レベルですね

【スイ】少ないね〜

【ハク】私はそこまで敵を倒していませんから…最後のフロアボスくらいではないでしょうか?

【ユウマ】そういえばそうだね

【ハク】そういえばこの家、裏庭ってありましたよね?

【スイ】えぇ!?裏庭!✨

【ユウマ】そういやあったね、行ってなかったし、行ってみるか

【スイ】行きたい行きた〜い!


(ユウマは腰を上げ、立ち上がり)

【ユウマ】よいしょっと…じゃあ行ってみるか


コンコンコン(突然玄関からノック音が聞こえた)


【みんな】ん??

【ユウマ】誰だろう?


(ユウマは玄関へ行き、ドアを開けようとする)


【ユウマ】はいは〜い


ガチャ…うぃぃぃん(ドアが開く音)


【ユウマ】は〜いどなたでしょうか〜、、ってえぇ!?



【ユウマ】村長さん!?


【バッジェ】バッジェ・ウエイノです。村長でもいいですけどね

【ユウマ】突然どうしたんですか?まさか魔物が出たとか?

【バッジェ】あぁいえ、魔物はまだ出ていません。

【ユウマ】じゃあどうしてここへ?

【バッジェ】それはですね………ユウマ様に折り入ってお話が…

【ユウマ】ええ?

【バッジェ】私の娘のことなのですが…

【ユウマ】(村長さん、いや違うバッジェさんの、娘!?)


【ユウマ】、、、

【バッジェ】この話はユウマ様だけがいいので、少しお時間いただけますか?

【ユウマ】、、、はっ!、あぁ〜だっ大丈夫ですよ

【バッジェ】では私の家に

【ユウマ】あぁはい〜


うぃぃぃん、バタン(扉が閉まる音)


(村長と村長の家にいく)


【ユウマ】(どうして俺に自分の娘の話をするんだ?)


(村の北東部にある村長の家へ向かった)


【バッジェ】つきました

【ユウマ】わぁお…すごい大きいですね


(目の先には大きなお屋敷があり)


【バッジェ】では、

(正門をくぐり、正面玄関へ行く)


うぃぃぃぃん(扉が開く音)


【バッジェ】ささっ!どうぞどうぞ!

【ユウマ】お邪魔しま〜す…


(お屋敷の中はとても綺麗でどこか落ち着く雰囲気だった)


【ユウマ】わぁ〜お✨

【バッジェ】娘はこの通路の突き当たりにある部屋にいます。

【ユウマ】あっはい


(娘がいるという突き当たりの部屋に行く)


ガチャ…うぃぃぃん(扉が開く音)


【ユウマ】失礼しま〜す


(そこには、クリーム色の髪をした華奢な女の子が座っていた)


【娘】あぁ!こっこんにちは!

【ユウマ】こ、こんにちは

【ユウマ】(綺麗な人だな)

【バッジェ】ユウマ様、そこにお座りください

【ユウマ】わかりました


(バッジェは娘の隣に座り、その向かい側に座る、リビングにある普通のテーブルを挟んで)


【バッジェ】この度ユウマ様に来てもらったのは、他でもない私の娘、「シーネル」のことです。

【シーネル】初めまして…私はお父様の娘の「バッジェ・シーネル」といいます。

【ユウマ】如月ユウマです。よろしくお願いします。

【バッジェ】さてと、では本題をお話しします。

【ユウマ】はい

【バッジェ】娘は最近冒険者になりたいと言って武器や防具などを王都などから買ってここへ郵送しているのです。

【ユウマ】(冒険者ねぇ〜……)

【バッジェ】私としては、冒険者は命の危険が大いにあるのでできれば冒険者になるのはやめて欲しいと常々言っているのですがいうことを聞かなくて…

【ユウマ】(なるほどぉ、そういう感じね〜)

【ユウマ】失礼ですが、シーネルさんの年齢を聞いても?

【バッジェ】はい、娘は今17歳です。

【ユウマ】(あぁ〜、やっぱりね)

【ユウマ】おそらくシーネルさんは「反抗期」なのではないでしょうか?

【バッジェ】反抗期?反抗期とはなんでしょうか?

【ユウマ】反抗期とは、まぁざっくりいうと親の言うことに逆らったり、反抗したりする時期のことです。今のシーネルさんの年齢は反抗期の時期とかぶっているので、おそらくは反抗期かと

【バッジェ】だが、娘は私のいうことは素直に聞いてくれているぞ?

【バッジェ】なぁ?シーネル?

【シーネル】そうですね…

【ユウマ】どうしても冒険者になりたいからそれだけは反抗しているのではないのでしょうか?

【バッジェ】なるほど…そうなのか?シーネル

【シーネル】はい…

【バッジェ】だが、冒険は危険だぞ!?お前が傷つくのが私は耐えられないのだ…

【ユウマ】(親バカだなぁ〜)

【ユウマ】(シーネルさんはどう思っているのかな?)


(シーネルの方をチラ見するユウマ)


【シーネル】………


(シーネルはモジモジしながら少し下を向いている)


【バッジェ】娘よ、お前はどう思っているのだ?

【シーネル】私は……

【ユウマ】……

【バッジェ】……

【シーネル】私は、冒険者になりたいです!

【バッジェ】、、、そうか

【バッジェ】よしわかった!そこまでいうならお前に一つ試練をやる

【シーネル】試練?ですか?

【バッジェ】あぁそうだ、この村から北に少しいったところに高難易度のダンジョンがある。そこの最下層に行けたらお前を冒険者として認めよう

【シーネル】?!!✨

【バッジェ】ただし!着けなかったら冒険者になるのは諦めなさい。

【シーネル】わかりました!


(シーネルは足早に部屋を出た)


【バッジェ】、、、(小声)ユウマ様…またひとつお願いをしても?

【ユウマ】なんとなく想像はつきますよ

【バッジェ】はい…娘の護衛をお願いします。

【ユウマ】わかりましたよ…


(翌日)


【シーネル】よし!これで準備完了!


ガチャ…うぃぃぃん(扉が開く音)


【バッジェ】来たか…


(シーネルの方を見るユウマ)

(ユウマの視界には、The魔法使いみたいな服装のシーネルがうつる)

【ユウマ】わぁお…


【シーネル】どうですか?お父様!

【バッジェ】似合っているぞ


(服装を褒められて嬉しそうなシーネル)


【シーネル】では!

(ユウマの両手を掴む)


【ユウマ】?!(照)

【シーネル】行きましょう!ユウマさん!

【ユウマ】うぅわぁぁぁ!


(勢いよくユウマを引っ張って走り始めたシーネル)


【シーネル】行ってきまーす!

【バッジェ】(大声)気をつけてな〜!ユウマ様も〜!

【ユウマ】はいぃ〜


(村長の家を出発してから20分ほど歩き、目的のダンジョンの入り口まで来た)


【シーネル】ここがお父様の言っていたダンジョンですね

【ユウマ】小さい?ですね

【シーネル】このダンジョンのことは小さい頃にお父様から聞かされていました

【シーネル】このダンジョンの名前は「大森林の坑道(ジャングルトンネル)」です。元々ここはこの目の前の山の向こう側にある村との連絡手段用に作られたトンネルだったのですが、あちらの村が魔物によって壊滅させられまして…今は誰も使っていなく、ダンジョン化してしまったのです

【ユウマ】なるほど…(ダンジョンってそういう感じで生まれたりもするんだ)


(ダンジョンへ入るユウマとシーネル)


【シーネル】ここはトンネルなんですが、鉱物を取るために少しだけ採掘がされています。なので小さい廃坑があります。その最深部がお父様の言うゴールなのでしょう

【ユウマ】ふむふむ…


(ダンジョンに入ってすぐに、ユウマは口にする)


【ユウマ】暗いですね

【シーネル】誰も使ってないし当然っちゃ当然ですね

【ユウマ】どうするんですか?

【シーネル】こうします

【シーネル】光魔法「暗視(ナイトビジョン)

【ユウマ】な、ナイトビジョン?

【シーネル】光魔法ですね。今のは暗いところが明るいところのように見える魔法です。

【ユウマ】よく見たら瞳の色が変わってますね

【シーネル】よく気づきましたね

【ユウマ】銀色から白色に変わってますね

【シーネル】(瞳の色なんて、本当によく気づいたわね…)

【ユウマ】「暗視(ナイトビジョン)


【シーネル】ってえぇ?!ユウマさん…光魔法使えたのですか?!

【ユウマ】え?あぁはい一応…

【シーネル】(嘘でしょ〜??光魔法ってすごく希少な魔法なのに…いや違うわね、ダンジョンの最深部に無傷で到達した実力者だし、光魔法を会得していても不思議ではないはず!)


(こうして二人はダンジョンの進んでいく、のだが)


【シーネル】うーん、、おかしいですね

【ユウマ】??どうかしましたか?


(突然振り返り、ユウマに質問を投げかける)

【シーネル】ダンジョンといえばなんですか?

【ユウマ】いきなりそんな…

【シーネル】答えてください、ダンジョンとは!なんですか?!

【ユウマ】(すごい剣幕だぁ、、)

【ユウマ】えーと、宝箱?

【シーネル】違いますね…もっとほら!今いるダンジョンに足りないもの!

【ユウマ】うーん…

【シーネル】…じー…

【ユウマ】………っあ!敵だ!

【シーネル】そうです!その通りです!

【ユウマ】たしかにそろそ、敵がいてもいいはずなのに一体も見かけていませんね

【シーネル】廃坑の場所までは一着線だから出会うはずなのに…

【ユウマ】廃坑内に固まっている可能性は?

【シーネル】ありえますね

【ユウマ】(本当は空間把握支配(プレスヘラエバン)を使いたいけど、間接的な助けもダメって言われてるからな〜)

【シーネル】その真相を確かめるためにも!廃坑の場所まで急ぎましょう!


(シーネルは走って奥へ行ってしまった)


【ユウマ】ああ、………(急ごう…護衛だしな)


(ユウマも続けて走りシーネルに追いつこうと必死に走る)


(シーネルが視界に見えた時、シーネルは廃坑の入り口に立っていた)


【シーネル】来ましたね

【ユウマ】はぁ、はぁ、はぁ、はい…きました……

【シーネル】ではいきましょう!

【ユウマ】は、はいぃ……


(少し息を切らしながら、シーネルについていくユウマ)


【シーネル】ここは階段になっています…階段を降りた先は天井が低くなっているはずなのでお気をつけください

【ユウマ】わかりました


(こうして順調に廃坑を探索し、どんどん下へ向かっていく)


【ユウマ】(にしても順調だな、こういうときは最後らへんに何かしら大きな展開があるっていうのが異世界アニメでは定石だが、果たしてそれは現実にも適応されるか…そういやあの時のドラゴンの時も敵がいなかったな、てことは間違いなく大きな展開がこの後にやってきそうだな)


(そうしてユウマは少し怯えながら、シーネルとユウマは最下層手前まで一度も敵と遭遇することなく来れた)


【シーネル】やはり敵がいないとダンジョンとしてはつまらないですね…

【ユウマ】(この先はフロアバスのいるボスの間…なにがいるのか)

【シーネル】それではいきましょうか!

【ユウマ】はい


うぃぃぃぃん(扉が開く音)


(扉が開いた先には、黄金色に輝く巨大な竜が眠っていた)


【シーネル&ユウマ】(?!!)

【ユウマ】(あら!またドラゴン?!あ、でも今回は寝てる)

【シーネル】(ドラゴン?!✨初めて見ました!)

【シーネル】(ドラゴンってこんなに大きいですか?!✨すごいです!✨)

【シーネル】(もっと近くで見たい!✨)


(興奮してそう意気込み、足を踏み出した瞬間、石ころを蹴ってしまったシーネル)


カッ、カッ、コロンコロン…


(石ころは弾んで遠くに行き、その弾む音がボス生もの間中に小さい音ではあるが響いた)


【ユウマ】(、、起きないよね?大丈夫だよね?)


【ドラゴン】………


【ユウマ】(よかった、大丈夫そ、う…)

【ドラゴン】ぐるるるる………


(ドラゴンは目を開け、上体を起こした)


【ユウマ】あ、あ、あぁ…

【ドラゴン】ぐるるる…

【ユウマ】お、お、



【ユウマ】起きちゃったぁぁぉ!!!


【ドラゴン】ぐるるる…


【ユウマ】(ど、どうしよ、シーネルさん倒せるのかな?)

【シーネル】……

【シーネル】ユウマさん…

【ユウマ】は、はい


【シーネル】た…

【ユウマ】た?


【シーネル】助けてください!

【ユウマ】えええぇ??


【ドラゴン】ぐるるるぐらぁ!


(ドラゴンは炎の球を吐き出した)


ドカーン!

ザシュざしゅザシュ


【ドラゴン】ぐるるる…


(爆発の煙で互いの位置が認識できていない隙にユウマはシーネルを部屋の隅まで運んでいた)


【ユウマ】(ふぅ、間一髪だったな)

【ユウマ】(怖がっているな、、、流石にドラゴンは初めてだったのかな?)


【ドラゴン】ぐるるぁ!

(また炎の球を吐き出した)


【ユウマ】よっと


ドカーン!


(余裕な表情で避けるユウマ)


【ユウマ】(まぁ俺も最初は驚き、怖かったが、いまではもう、ね…)

(指をドラゴンに向かって指差し…)


【ユウマ】全方位斬撃(オールクリア)


ザシュザシュザシュ

【ドラゴン】ぐわぁぁぁ!?


(一瞬にしてドラゴンの手足がなくなった)


【ドラゴン】ぐるるるる…


【ユウマ】(まだやるのか?まさかとは思うが)


【ドラゴン】ぐるるるる…

【ユウマ】………

(両者睨み合う)


【ドラゴン】ぐるる…

(腰を下ろすドラゴン)


【ユウマ】んあ??


(腰を下ろし、頭を下げるドラゴンの目の前にしている)


【ユウマ】……??

【ユウマ】(ドラゴンが、、頭を下げてる??)


【ドラゴン】突然すまなかった…

【ユウマ】んん??!

【ユウマ】(ドラゴンが、喋ったぁぁ!!?)


【ユウマ】あぁぁぁ…

【ドラゴン】少々お待ちを…


(すると光り輝くドラゴン)


【ユウマ】眩しっ!


(数秒すると、光は消えてそこには一人の男が立っていた)


【???】人とは、この姿の方が話しやすいでしょう

【ユウマ】えっと、あなたは?

【???】ああ、我は「ディア・クラン」という。種族は竜族の黄金竜です。

【ユウマ】はぁ…なるほどぉ

【ディア】突然攻撃をしてしまい申し訳無かったです。昼寝の邪魔をされてしまい、怒りで焼いてしまおうと…

【ユウマ】いえいえ!そもそも俺らがここに来なければ!

【ディア】そういうわけではないのですよ

【ユウマ】というと?

【ディア】あそこにいるお嬢さんはここへ来てこの先へ行くことが目的だったのでしょう?


(隅っこで少し怯えながら目を瞑っているシーネルを見る)

【ユウマ】えぇ、そうですがなぜわかったんです?

【ディア】竜族の中で高位の地位にいる竜は色々な事象を知ることができます。それはより高位にいけばより多くの事象を知ることができます。我はそれを使い、そなたたちがここへ来た理由を知りました。

【ユウマ】な、なるほど

【ディア】この部屋は我が倒されるか、許可を出さなければ先へ進むことも、後戻りもできません。

【ディア】(小声)まぁ、例外はあるが…

【ユウマ】何か言いました?

【ディア】いやぁなんでもない

【ディア】我は自分より強気者には敬意を払うのだ、お主は我よりも遥かに強い、一瞬で我の手足が切れてしまっては戦う気も失せる…


うぃぃぃん(扉が開く音)


【ディア】先へ行け…我は寝る。最近寝不足なんだ

【ユウマ】あぁ、ありがとうございます


(ユウマはシーネルを呼んで先へ進んだ)


【シーネル】わぁ!✨

【シーネル】ここが最新部!宝物庫!✨


(シーネルは一心不乱に宝物庫を歩きまわる)


【ユウマ】一応最深部に着きましたね

【シーネル】はい、なので金貨1枚だけ持って帰りましょう

【ユウマ】わかりました


(こうしてユウマとシーネルは高難易度ダンジョンからでて、村へ戻った)


【シーネル】お父様〜!

【バッジェ】おぉ!シーネル!帰ってきたか!

【シーネル】ちゃんと最新部までいきましたよ!


(一枚の金貨をバッジェに渡す)


【バッジェ】たしかに言ったようだな…

【シーネル】それで話があるのですが…

【バッジェ】あぁわかっている…

【シーネル】私は…

【バッジェ】………(固唾を飲む)

【シーネル】私は!ユウマさんのパーティーに入ります!


【ユウマ&バッジェ】ええぇ!?


【ユウマ】な、なぜ!?

【バッジェ】娘よ、どうしてユウマ様のパーティーに入ろうと?

【シーネル】私は最深部前のボスの間でユウマさんに助けられました。そこで私は思い出したのです。

【シーネル】「受けた借りは返すべきだ」と。お父様も昔、冒険者に助けてもらったのならば、受けた恩は必ず返せと…そう教わったので

【バッジェ】確かにそう言ったが…いやぁ、しかし…

【シーネル】私は戦闘の才能はありません。いえ、もっと言えば冒険者の才能すらありません。あのドラゴンにビビってしまったのですから…

【ユウマ】(小声)いやあれはドラゴンだからじゃ…

【シーネル】ですが私は戦闘以外でならお役に立てると思います!私は魔物の知識などはお父様から色々と教わりましたので

【ユウマ】ええぇ……どうしよう…

【シーネル】ユウマさん!どうですか!


(シーネルはユウマにすがるように頼み込む)


【シーネル】ユウマさん!


(目を輝かせ、ユウマに頼む)


【ユウマ】………(どうしよう…気持ちは嬉しいけど、バッジェさんはどう思っているんだろう)


(バッジェの方を見る)

【ユウマ】あの〜、バッジェさんはどう思って…?

【バッジェ】私は娘の意見を尊重したい。私は親ですから…子どもには甘いと思います。

【バッジェ】ユウマ様、どうか娘をもらってはくれませんか?

【ユウマ&シーネル】///!?

【シーネル】あ、あの!?お父様!?

【ユウマ】(語弊ができちゃう言い方だなぁ〜)

【バッジェ】はっはっはっはっは!いや〜すまない!ちょっとしたジョークですよ

【シーネル】本当お父様は〜!

【バッジェ】はっはっはっは!


(ユウマの方を見る)

【バッジェ】それで、私の考えは伝えました。あとはユウマ様に委ねます。

【シーネル】ユウマさん…!

【バッジェ】ユウマ様、娘を冒険者パーティーの一人として、これから一緒に過ごしてはくれませんか?

【ユウマ】………

【ユウマ】わかりました…

【ユウマ】俺は!シーネルさんをパーティーメンバーとして歓迎します!!

【バッジェ&シーネル】!!✨


(ユウマの手を取るバッジェ)

【バッジェ】ありがとうございますユウマ様!!


(そのあと、ユウマは一旦スイとハクの元へ帰った)


(翌日)


【シーネル】今日から青白と黒王(レイナシオン)の新しいメンバーとなります!「バッジェ・シーネル」といいます。


(深々と頭を下げる)

【シーネル】よろしくおねがいします!

【スイ】よろしくお願いします〜!

【ハク】お願いします。

【ユウマ】話をしたとおり、シーネルさんは俺たちのパーティーのメンバーとしてこれからやっていくよ

【シーネル】はい!戦闘以外で、頑張ります!


(挨拶を終えたシーネルは、ユウマ達とは隣の部屋で生活する)


(その日の午後)


【バッジェ】ユウマ様、今回はこの村の貿易商会に来ていただきましてありがとうございます

【ユウマ】いえいえ〜、それで「貿易商会」とはなんですか?

【バッジェ】貿易商会とは、この村以外の村や町などと取引をする場のことを言います。なのでこれからこの村の旅客用建物へ行きます。

【ユウマ】わかりまし…

【シーネル】ちょっとまってくださいお父様!

【バッジェ】娘よ、なにかな?(焦)

【シーネル】ひどいじゃないですか!私を貿易商会に呼ばないなんて!

【バッジェ】シーネルにはまだ早いかな〜と…

【シーネル】早くないですよ!何回もお父様と一緒に見学してるんですから!それに私はもう17歳ですよ?!

【バッジェ】す、すまない…

【ユウマ】(なんか微笑ましぃな)


(ユウマ達は旅客用建物へ入る)


うぃぃぃぃん(ドアが開く音)


【???】ん?おぉ!バッジェさん!


(茶髪の男がソファに座っていた)


【???】待ってましたよ!

【バッジェ】おぉ、あなたがこんなところへ来るなんて…

【???】いやいや〜、たまたまヤブキ村への貿易商会人として選ばれただけですよ〜

【ユウマ】(小声)バッジェさん、この人は?

【バッジェ】(小声)この人ですか?この人はね。

【???】ん?その後ろにいるのは、バッジェさんの娘さんと…ん?

【ユウマ】あぁ、如月ユウマといいます。

【???】ああ、よろしくな!

【バッジェ】一応自己紹介を

【???】あぉ、そうだな


(ソファから立ち上がり)

【???】俺の名前は「イブラ・ソルクール」という。王都の直属商人だ。

【バッジェ】王都の直属商人というのは商人の中でもかなりすごい地位なんですよ

【ユウマ】へぇ〜!すごいですね!✨

【イブラ】いやいや〜それほどでも〜


【バッジェ】それで、今回はどのようなご用件と品物を?

【イブラ】あぁそうだな


(イブラは自身の収納(ボックス)から全て風呂敷に包まれているが色々なものを出した)

【イブラ】品物はこれだ、それと…


(イブラは腰から一つの巻物をバッジェに渡した)

【バッジェ】ふむ…(巻物を読む)

【バッジェ】、、、、

【バッジェ】ん?……な、なに!!?

【シーネル】ど、どうしましたか?!お父様!

【ユウマ】(ん?何かあったのかな?)

【バッジェ】わ、私が…


【バッジェ】王都へ行くよう命じられてしまった…

【シーネル】!!?

【ユウマ】(王都へ?!)


【イブラ】この件はくれぐれも村の皆様には秘密にしてくれると…

【バッジェ】あぁ、わかっている。だが私が王都へ行っている間…この村のことが心配だな…

【イブラ】でしたら誰か代わりとなる「村長」を任命すればよろしいかと

【バッジェ】あっ!名案ですな!

【シーネル】ですがお父様、誰を村長にしますか?責任感があって、周りの人をまとめられるような人じゃなきゃ村長は務まりません。

【バッジェ】だな、だがそんな人…この村には…

【バッジェ&シーネル】ん〜〜………

【ユウマ】(村長か…任命された人は大変そうだけど、バッジェさんはこの村の人にすごく愛されている存在だから、代わりをやるってなったらきっと快く受け入れてくれそうだな)



【バッジェ】ん〜………




【バッジェ】あっ!思いついた!

【イブラ&シーネル】おっ!なんですか?!

【バッジェ】ふっふっふ、それはな〜


(バッジェはとある方向へ指を向けた)


(指を向けた先は)


【バッジェ】ユウマ様、村長代理、よろしくお願いしますぞ!

【ユウマ】え、え?、えぇ?!!

【ユウマ】なぜ?!どうしてぇ?!

【バッジェ】どうしてって、そりゃ今この村でユウマ様以上に適任者がいないからですよ

【ユウマ】ええ……


(するとユウマは肩をトントンと叩かれた)


【シーネル】大丈夫です。何かあれば私に相談してください!私は村長の娘なので!

【ユウマ】あ、あぁ、はい…


(もう断れない雰囲気になってしまった)


【ユウマ】(断れない雰囲気になってしまった以上…もう受け入れるしか…)

【ユウマ】、、、

【バッジェ】ユウマ様、村長になるということは村を自由にすることができます

【バッジェ】この村は領地こそあります。なので畑を増やしたり、家を増やしたり、訓練場なんかを作っても構いません。今のユウマ様の財源ならそれらを作ることは可能です。

【ユウマ】(畑、家、訓練場か…)

【バッジェ】さらには!ユウマ様の好きな木々や花など!

【ユウマ】(果実とか?!花も自由に?!)

【バッジェ】さらにはユウマ様の知識でこの村にはなかった新たなる娯楽などを作れば……色々できますよ

【ユウマ】(娯楽!)

【バッジェ】まぁ、全て財源があればなのですがね…

【ユウマ】よし!わかりました!

【バッジェ】、、、え?

【ユウマ】俺……村長やります!!


【バッジェ&シーネル】おぉ!✨

(拍手)パチパチパチパチ


【ユウマ】(前世の頃の夢だった…まちづくりをこの世で、この村で、俺好みの村に作り変えてやる!)


【バッジェ】では、早速お願いしますね

(馬車に乗り、行こうとするバッジェ)


【ユウマ】え!いやいやいやいや、ちょっとまってくださいよ


(必死に引き留めるユウマ)


【ユウマ】何かないんですか?ほら、あの、何か〜、村の財源とか記載されている書類なんかは…

【バッジェ】そういうのは、シーネルに申してください。

【ユウマ】え、?

【シーネル】ふふっ


(後ろで微笑んだシーネル)


【バッジェ】では、行きましょう。

【イブラ】はい、では

【バッジェ】ユウマ様…任せましたよ。

【イブラ】長距離転移(ロングテレポート)


ヒュン


、、、、、、、


【ユウマ】(任されちゃった〜〜、、、)

【シーネル】さてと、ではさっそく村長として初の仕事をしましょうか!

【ユウマ】えぇ早速?!

【シーネル】はいもちろんです!


(ユウマの手を握り、連れて行く)


【シーネル】さぁ!行きましょう!

【ユウマ】わぁあ、、!


(手を握られ、村の中心部へと連れていかれる)


(数分歩くと…)


【シーネル】つきました。ここが普段お父様がお仕事をする場所です。

【ユウマ】ここは、バッジェさんの家の真隣、ていうか隣接してるね。

【シーネル】はい!中からでももちろん行けます。


うぃぃぃぃん(ドアが開く音)


【ユウマ】お邪魔しまーす…


ガチャ(ドアが閉まる音)


(中はまんま書斎のやうな場所だ)


【ユウマ】(わぁ〜お、一面本しかない…)

【シーネル】ささ!ここに座ってください!本日やる業務がありますよ!

【ユウマ】ふむふむ、


(ユウマはシーネルが指した椅子に座り、目の前にあった紙の書類を見る)


【ユウマ】(3枚あるな…どれから手をつけるべきか、いや、ここは…)

【ユウマ】(一旦全部見よう)


【ユウマ】じーーー、、


―――――――――――――――――――


___________________________

【書類1】 ー新農具提案書ー


・作業の効率化のために

私たちに脱穀機を作ってほしい

__________________________


___________________________

【書類2】ー人口減少防止の案ー


・村の人口減少を止めるための

 案を出し、実行してほしい

__________________________


___________________________

【書類3】ー魔物問題ー


・村へ来て襲ってくる魔物を

 どうにかしてほしい

__________________________


―――――――――――――――――――


(全部見終わったユウマ)

【ユウマ】ふぅ…

【シーネル】一応、今あるその3つの課題が今の村の懸念される問題です。

【ユウマ】なるはどねぇ…

【ユウマ】(すっごい生々しい内容だったな…)

【ユウマ】とりあえず3つ目の[魔物問題]は俺が結界やら何やらでとりあえずは魔物の侵入を抑えとくよ

【シーネル】あっ!ありがとうございます!

【シーネル】さっそく一つ解決ですね!

【ユウマ】あとは、そうだな…

【ユウマ】2つ目の[人口減少防止の案]は現状だとすぐには解決できなそうだし…あと残ってるのはこの[新農具提案者]…か。

【ユウマ】(なになに?……脱穀機作ってほしい…と)

【ユウマ】いま使ってる脱穀機を見せてほしいな

【シーネル】え?脱穀機?そんなものこの村にはありませんよ

【ユウマ】え???

【シーネル】近頃王都で脱穀機という画期的なものが発明されたらしいので、この村にもほしいということです。

【ユウマ】(なんだそりゃぁ?!……まぁたしかに【新たな】とはどこにも書いてないからな)

【ユウマ】(ん?ちょっとまてよ?てことは、、)

【ユウマ】いま脱穀はどうやってしてるの?まさか素手?!

【シーネル】はい。そうですよ

【ユウマ】(なんだってえぇ?!!)


(ユウマは顔面蒼白するほど衝撃が大きかった)


【ユウマ】(前世では脱穀なんて結構すぐ終わるぞ?!)


【ユウマ】、、、作ろう…いますぐに!!

【シーネル】えぇ?はぁ、、


(庭に行くユウマとシーネル)


(ユウマは簡易的な脱穀機を数十分で作った)


【ユウマ】(よしできた!できないなりに頑張った!昔の脱穀機!名前は知らんけど…)


(ユウマが作ったのは[千歯扱き]というものだ)


【シーネル】おぉ!✨ですがこれは話題になっているものとはかなり違ったものですね…なんというものなんですか?

【ユウマ】え?(小声)あぁ…そうだな…

【ユウマ】「ドレッシェン」ってぇいうやつかな?ははは…

【シーネル】ドレッシェンというものなんですね。初めて聞きました。

【ユウマ】とにかく、これでかなり効率化できるはずだ。ためしたいのだが、稲はないのか?

【シーネル】稲ならすぐそこの倉庫にた〜くさん保管してありますよ

【ユウマ】よし、ならいくつか取りに行こう

【シーネル】わっかりましたぁ!


(村長の地下にある。食糧が保存されている地下倉庫へ来た)


【ユウマ】おぉ、なんか色々とあるな

【シーネル】この村で採れた食料のおよそ半分はここで保管されています。

【ユウマ】へぇ〜……


(目的の稲がある場所まで歩く)


【ユウマ】(色々とこの異世界特有の食べ物があるな、形が前世のやつと似ているけど配色が終わっている…正直言って食べたくはないな)

【シーネル】この扉の先です。


うぃぃぃぃん(扉が開く音)


【ユウマ】すんごいたくさんあるね

【シーネル】ちょうど5日前に収穫をしたところなので


(ユウマは1束ほど稲を収納(ボックス)に入れて、倉庫を後にする)


【ユウマ】よし、じゃあさっそくやるよ!

【シーネル】はい!

【ユウマ】よぉ〜!

【シーネル】(わくわく✨)

【ユウマ】っと!


ザクっ!パラパラパラ、、


(もみが外れてどんどん床に落ちる)


【シーネル】おぉ!✨これは、すごいです!

【ユウマ】そ、そうか?

【シーネル】えぇ!これはかなりいいです!少し改良すれば売れますよ!

【ユウマ】ええ、それほどなの?

【シーネル】はい!


【ユウマ】(シーネルから話を聞くと、今王都で流行っている脱穀機というのは、ただ)メリケンサックのようなものをつけてやりやすくするだけのようだった。俺からしたら何が画期的だなんと思うが、画期的なものらしい)


【シーネル】これがあれば、畑の皆さんが喜びますね♪


【ユウマ】(シーネルはとても気に入ってくれたようだ)


―――――――――――――――――――


___________________________

✅【書類1】 ー新農具提案書ー


・作業の効率化のために

私たちに脱穀機を作ってほしい

__________________________


___________________________

【書類2】ー人口減少防止の案ー


・村の人口減少を止めるための

 案を出し、実行してほしい

__________________________


___________________________

✅【書類3】ー魔物問題ー


・村へ来て襲ってくる魔物を

 どうにかしてほしい

__________________________


―――――――――――――――――――


【ユウマ】(翌日からヤブキ村に普及した脱穀機は、すぐさま村の住人全員に普及され、すごく効率化がされた)

【ユウマ】(この世界の文明度は思ったよりも低かったという事実を今になって発見した)


【シーネル】さぁユウマさん!村の皆さんから要望が届いています。

【シーネル】ユウマさんの作ったドレッシェンがものすごく好評でした。その影響で色々と要望が増えています。

【シーネル】こちらです。


(5枚ほど紙を渡す)


【ユウマ】なんか多くない?そんなに影響あったの?

【シーネル】はい、一応ドレッシェンは全員が所持している状況です。

【ユウマ】え!?そんなにも?!

【シーネル】はい!もちろん私も持っていますよ!量産も簡単なので準備が整い次第、王都などへ輸出しようかと計画しています。ユウマさん、よろしいですか?

【ユウマ】(前は確か3枚だったよな?だがいまは前残った1枚のやつを含めて今は6枚…やっぱり大変だな、村長って)

【シーネル】ユウマさん?

【ユウマ】あ〜、いいよ別に〜(適当)

【シーネル】わかりました!じゃあ早くて3日後くらいに王都へ輸出していきます。

【ユウマ】は〜い。………って、ん?

【ユウマ】(やべぇ、シーネルさん今何か言ってたと思うけど、ほとんど聞かずに返事しちゃった、シーネルさんもう部屋から出ていっちゃったし…まぁ多分大事にはならないだろ!)



【スイ】ねぇねぇハク〜?

【ハク】はい、どうしましたか?

【スイ】パパが帰ってこなくなってからどのくらいたった?

【ハク】今日で2日目ですね。

【スイ】寂しいぃ〜!

【ハク】ですね。村長になって忙しくなったと言われましたが…

【スイ】むぅ〜!

【ハク】(スイ様にはお辛いですよね…)

【スイ】早く帰ってきてほしい〜!

【ハク】ですね。

【ハク】気分転換にどこかへ行きますか?

【スイ】行きたい!

【ハク】では行きましょうか。


(一方その頃ユウマは)


【ユウマ】新しくでた要望が、それぞれ遊び場を作って欲しいっていう意見が多かったな…

【ユウマ】この村、そんな子供多かったのか…?


―――――――――――――――――――


___________________________

【書類1】 ー人口減少防止の案ー


・村の人口減少を止めるための

 案を出し、 実行してほしい

__________________________


___________________________

【書類2】ー新鉱山の書ー


・新しい鉱山が発見されたので

 鉱山の所有権を表明してほしい

__________________________


___________________________

【書類3】ー水遊び場がほしいー


・暑くなってきたから水遊びが

 できる場所を作ってほしい

___________________________


___________________________

【書類4】 ー新武器提案書ー


・対魔物用の新しい遠距離武器を

 考案ほしい

__________________________


___________________________

【書類5】ーのんびりさせたいー


・こどもが安全に遊べるように

 するか遊び場を作ってほしい

__________________________


___________________________

【書類6】ー畑を作ろうー


・畑を拡張したいから畑にしては

 いけないところを教えてほしい

___________________________


―――――――――――――――――――


【ユウマ】んん〜、なんかこう…あれだな…

【ユウマ】(なんかすごい生々しい…あと生活縛られすぎじゃない?)

【ユウマ】(どうなってんだよ!例えばこれ![対魔物用の新しい遠距離武器を考案してほしい]ってなんだよ?!そういうのは武器屋とか鍛冶屋とかの仕事だろ!どうして村長が考えなくちゃいけないんだ!)

【ユウマ】(あとこれ![暑くなってきたから水遊びができる場所を作ってほしい]だ〜?そんなん、、自分で作れって話だろ〜い!)

【ユウマ】(なんなのこれ?!村長は何でも屋かよ…)


(少々イライラしていると)


コンコンコン


【シーネル】(ドアを向こうから)ユウマさん、今お時間ありますか?

【ユウマ】(おや?シーネルさんだ)

【ユウマ】はい、何か用ですか?

【シーネル】はい、今更かと思いますが、この村を案内しておこうかと思いまして

【ユウマ】あぁ、たしかに全部把握していないな…

【ユウマ】よしわかった、じゃあ案内頼んだ。

【シーネル】はい、任せてください!


(現在地…村長の家正門)


【シーネル】では行きましょうか

【ユウマ】はい

【ユウマ】(シーネルさん、今日の格好すごい似合ってるな…やっぱりモデルがいいと服も自然と似合うようになるんだな)

【ユウマ】(俺はこんなか堅っ苦しい服装だからな〜、、って俺元々服のセンスないって前世で言われてたわ、あっやべ…悲しくなってきた)

【シーネル】ここがこの村の市場です!

【ユウマ】バッジェさんの家から少ししか歩いてないけど、こんなところあったんだ

【シーネル】はい!ここでは村外から取り寄せたものを主に販売しています。週に3回ほど商人の方が来てくれてこうして市場を開いています。

【ユウマ】へぇ〜〜そうなのか


(しばらく市場を見学していると)


【商人】おっ!そこの兄ちゃん!これ買ってかないかい?うまいぞ〜!


(商人は何かをユウマに見せてきた)


【ユウマ】(なんだ?これ?紫色の…リンゴ?)

【シーネル】ちょっと待ってください。ユウマさん、こんなの家にありますよ。

【商人】ん?あ!あぁ〜村長さんの娘さんじゃないか〜!

【商人】兄ちゃんは娘さんのなんだ?もしかして彼氏さんかぁ?(揶揄うように)

【シーネル】なっ!違います!!(照)

【商人】へへっ〜…ほらよっ!


(商人は手に持っていた紫色の何かをユウマに向かってふんわりと投げた)


【ユウマ】おわぁ〜っと…ふぅ…

【ユウマ】って、これは?

【商人】あぁ〜サービスだよサービス!娘さんを揶揄って拗ねさせちゃったからね…詫びってことで受け取ってくれ!

【ユウマ】あぁはい、ありがとうございます。

【商人】えぇいいいってことよ!


【シーネル】まったくもう…行きますよユウマさん!

【ユウマ】あぁはい!

【シーネル】まったくもう…


【ユウマ】(シーネルさん、目に見えて拗ねてるな)


(シーネルは多少不機嫌になりつつも次の場所へと進んでいく)


【ユウマ】ん?ここは…教会?

【シーネル】そうです!教会です!


うぃぃぃぃん(ドアが開く音)


【シーネル】(小声)失礼しまーす

【ユウマ】(小声)お邪魔しまーす


うぃぃぃんガチャ(ドアが閉まる音)


【???】ようこそお越しくださいました

【???】私はこの村で唯一の職業の[聖職者]である「ハブ・アルバトン」と言います。

【ユウマ】どうも…村長代理の如月ユウマです。

【ハブ】あなたが最近話題のユウマさ様でしたか。

【シーネル】久々に来たけど…特に何も変わってないわね

【ハブ】ええ…模様替えは好まない主義なので…

【シーネル】ふ〜ん

【ハブ】こちらはいらしたのは何か用事があって?

【ユウマ】あ〜いえ、俺が村長代理だけどこの村のことがあまりわかってないので今シーネルさんに案内してもらっているんです。

【ハブ】おぉ、そういう経緯でここへ…

【ユウマ】はい

【ハブ】あの人もああいう性格なので…こういうことになるのも必然…か

【シーネル】ですよね〜

【シーネル&ハブ】ははははは!(笑う)


【ハブ】では、今度来るときは教会としての用事であることを望みます。

【ユウマ】はい、どうもありがとうございました。

【シーネル】またね〜!

【ハブ】はい。それではまた…


うぃぃぃんガチャ(ドアが閉まる音)


【ユウマ】いい人でしたね

【シーネル】みんないい人だよ〜!

【シーネル】さぁ!次行こうか〜!

【シーネル】次はね〜広場に行ってみようよ〜

【ユウマ】広場ですかー?


(そうして広場へと足を運ぶユウマとシーネル)


【シーネル】広場とうちゃーく!

【ユウマ】おぉ✨!すごい自然豊か!それに広い!

【ユウマ】(こどもも何人か遊んでいるな)

【ユウマ】(あれ?でも…)ここに遊び場があるのに、遊び場が欲しいっていう要望があるのはなにかおかしくない?

【シーネル】あ〜その件ですか、それはですね。この広場が村の外壁沿いにあるので…たまに魔物の超音波とかそういう類のものの被害を食らってしまう人がいるんですよ。だからもっと安全な遊び場が欲しいっという感じですね。

【ユウマ】ほうほう、超音波と…って、へ?超音波?そんなことするやつもいるの?

【シーネル】はい、ここらへんの魔物は色々な奴がいますから。

【ユウマ】そ、そうなんだ…(やっぱり魔物怖いな…超音波とか防ぎようがなくないか?)

【シーネル】次、行きましょうか

【ユウマ】あっうん


(広場を後にし、次に向かったのは)


【シーネル】ここが一応最後ね!

【ユウマ】ここは…噴水があるね

【シーネル】ここはこの村の中心よ!目の前にあるのが噴水で、それを取り囲むようにお店があるの!

【ユウマ】あれは?

【シーネル】薬屋ね

【ユウマ】あれは?

【シーネル】鍛冶屋ね

【ユウマ】あれは?

【シーネル】本屋ね

【ユウマ】色々あるんすね

【シーネル】ふふーん!最北の村ってだけで実際は意外にもちゃんと栄えているのよ!人口も40人は超えてるもの!

【ユウマ】なっなるほど…

【ユウマ】(先に町を見ちゃってるからどうも感覚が…)


(村長の家に帰る帰り道で市場によるユウマとシーネル)


【ユウマ】(なにかスイとハクに買っていかないとな)

【ユウマ】(とくにスイ…寂しがってないかな?)

【シーネル】どれにするんですか?

【ユウマ】うーん…悩むな〜

【ユウマ】(スイには、赤か青か…)

【ユウマ】(ハクには白か黒か…)

【ユウマ】うーーーん…


(5分後)

【シーネル】………まだ?

【ユウマ】よし!決めた!

【ユウマ】これください!

【商人】まいどありぃ!


(帰宅後)


【ユウマ】今日は久々に家に帰ってもいいかな?

【シーネル】久々って…まだ2日ですよ

【ユウマ】あれ、そうだっけ

【シーネル】もうホームシックですか?

【ユウマ】あはは〜、、

【シーネル】まぁ、住人の要望も今日中に解決してだというわけでもないですし…実際お父様もかなり日中外へ出ていたし…


(するとユウマはもう支度を終えてドアの前にいた)

【ユウマ】では!また明日!

【シーネル】え?ちょちょちょ!


うぃぃぃん(ドアが開く音)


【シーネル】ちょっと待ってぇ〜!!


ガチャン(ドアが閉まる音)


【シーネル】、、、、、


(ユウマは走ってスイとハクが待つ家へ帰る)


【ユウマ】はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、


(息が切れながらも…走った)


タッタッタッタッタ…

ガチャン、うぃぃぃぃん(ドアが開く音)


【スイ&ハク】??

【ユウマ】はぁ、はぁ、はぁ、

【スイ&ハク】あ〜!!

【ユウマ】ただいま、帰ったよ、はぁ、はぁ、

【スイ】わ〜い!パパ〜!

(スイははしゃいでユウマの元へ行きユウマに抱きついた)


【ユウマ】おっと、よーしよしよし

【ハク】主様、お仕事お疲れ様です。順調ですか?

【ユウマ】いや〜それがね、結構大変だったのよ

【ハク】それはそれは…

【スイ】ねぇねぇパパ〜?

【ユウマ】ん〜?どうしたの〜?

【スイ】スイ、パパが帰ってくるまでいい子にしてたよ!

【ユウマ】本当か?!

【ハク】はい、本当ですよ!

【ユウマ】さすがスイだな〜!よーしよしよし

【スイ】へへ〜


(ユウマはスイにめいいっぱい頭を撫でまくった)


【ユウマ】あ〜そうだ


(ユウマは収納(ボックス)の中から小さな箱を2つ取り出した)


【ユウマ】これ、近くの市場で買ったんだ

【スイ】ん〜?中身は何〜?

【ユウマ】それは開けてからのお楽しみだよ

【ハク】開けてみましょうか

【スイ】うん!


パカっ


【ハク&スイ】おお〜!✨

【スイ】綺麗〜!

【ハク】そうですね。ですがこれはなんというものなんでしょう?なにか中で粉のようなものが舞っていますね…?



【スイ】これって?

【ユウマ】それはね、スノードームっていうものだよ

【スイ&ハク】スノードーム?

【ユウマ】中の白い粉末が雪のように見えるでしょ?

【ハク】そういうことですか

【ユスイ】え?なになに〜?

【ハク】スイ様、つまりはですね…こうすると


(ハクはスイのスノードームを少し傾けてすぐに戻した)


【スイ】おぉぉ!✨雪だぁ〜!

【ハク】このような感じで遊ぶのですよね?

【ユウマ】あぁ完璧だ!

【ユウマ】(ハクすぐにわかっちゃうなんてやっぱり優秀だな、それに、まさか異世界でスノードームがあるとは思わなかったから思わず買ってしまったが…それぞれ似合う色合いにして良かったかもな)


(楽しそうに遊んでいる二人)

【スイ&ハク】はは!あははは!


【ユウマ】はぁ〜…なんて微笑ましいんだ…


(翌朝)


ザワザワ(外から大勢の声が聞こえる)


【ユウマ】んー…なんだ?


ザワザワ…ザワザワ


コンコンコン!(強めにドアを叩く音)


【ユウマ】んー?うるさいぃ〜、、、


(再度寝ようとする)


ゴンゴンゴン!(強くドアを叩く音)


【ユウマ】んーもう!なんだよ!


ガチャ、うぃぃぃん(ドアが開く音)


【ユウマ】はいはい…誰ですかー?

【シーネル】ユウマさん!助けてください!!

【ユウマ】え?

【ユウマ】なになに?どういうこと?なんか村のみんなも慌ててるけど

【シーネル】村の中に、魔物が侵入したんです!

【ユウマ】、、、えぇ!??


(急いで魔物がいる場所へ行くユウマ)


【ユウマ】はぁ、はぁ、はぁ、


【魔物A】ぐおぉぉぉ!

【魔物B】ぎえぇぇぇ!


【ユウマ】はぁ、はぁ、2体もいんの?

【シーネル】ユウマさん速いですよ〜、はぁ、はぁ、

【ユウマ】2体ともでかいね…

【シーネル】はぁ、はぁ、はぁ、左がビックオークで、右がワイバーンです。

【ユウマ】(なんか聞いたことある名前があったな)

【ユウマ】(ワイバーン…アニメでも見たことは何回もあるが、やっぱりドラゴンに似てるな)

【ユウマ】全方位斬撃(オールクリア)

【ワイバーン】ぎえぇぇぇ!!


ブワァァァ!


(ワイバーンが火炎放射のような攻撃をしたが、ユウマに届く前に全て斬撃によって届くことはなかった)

ザシュザシュザシュ


ブワァァァ!

ザシュザシュザシュ


サッサッサッ(草の上を歩く音)

【謎の男】ふっふふふーん


どーん!ボカーン!(村での戦いの音)


【謎の男】ん?あんなところで戦か?

【謎の男】あそこはたしか…ベリル…いや、最北の村、ヤブキ村だったような…

【謎の男】たしか高い城壁がったはずだよな…まさか…大型の魔物が!?

【謎の男】だとしたらいそがなくては!


ガシャーン!どかーん!

ザシュザシュザシュ


【ユウマ】ふぅ…はぁ!


ザシュザシュ、ザシュザシュ、


【ビックオーク】ぐおぉぉぉぉ…


バコーン!


【ワイバーン】ぎえぇぇぇ!


【ユウマ】これ以上村を破壊するなぁ!!!


ザシュザシュザシュ!


【ワイバーン】ぎえぇぇぇ!!


ザシュザシュ

バコーン!


【ユウマ】ふぅ、ふぅ…

【シーネル】す、すごい…やっぱりすごいです!ユウマさん!


(遠くの物陰から見る一つの影)


【謎の男】まじかあいつ、一人で…しかもあのワイバーンとビックオークを一瞬で消したぞ…あいつどんな納涼持ってんだ…

【謎の男】あいつはすげぇ…ぜひとも招待したいとこだな…


(ビックオークとワイバーンの攻撃で崩れたものなどを運んでいる)


【ユウマ】(それにしてもびっくりしたな)

【ユウマ】(朝起きたら急に走って魔物退治したし)

【ユウマ】ん〜!(伸びをする)

【ユウマ】さてと、今日は村長としての仕事をやらなければな、さっそく村長さんの家に行くか

【ユウマ】(小声)あ、スイとハクに伝えておくか


(数十分後)


うぃぃぃぃん(ドアが開く音)


【ユウマ】失礼しま〜す

【シーネル】いらっしゃいませ〜!待ってました!

【シーネル】今朝は本当にありがとうございました

【ユウマ】あぁいえ、元々村の警備役なのでお礼なんて別に、

【シーネル】いいや、警備役だとしてもこの村を救ってくれたことは事実です。お礼はするべきです!

【ユウマ】そ、そうですか

【シーネル】きちんと受け取ってください!

【ユウマ】はいぃ…


ピンポーン(チャイムの音)


【ユウマ】ん?

【シーネル】おや?


【シーネル】誰ですかね?

【ユウマ】開けますね


うぃぃぃぃん(ドアが開く音)


(ドアを開けたとき、視界の奥には、正門に立つものが一人いた)


【ユウマ】??誰だ…?

【シーネル】知らない人ですね、少なくともこの村の住人ではないですね…

【ユウマ】え?わかるんです?フード被ってるのに

【シーネル】この村でフードを被る人はいません

【ユウマ】(そういうことかい)


(正門に行くユウマとシーネル)


【シーネル】どちら様ですか?何がようで?

【謎の男】あぁ、少し人探しをしていてね

【謎の男】すごく強い青年を……って、

【謎の男】あぁ?!あなたです!あなた!私が探していた人は!


(ユウマを指差す謎の男)


【ユウマ】えぇ?俺?!

【ユウマ】(また厄介ごとか?正直朝の件で少し疲れてるんだけど…)

【謎の男】頼む!私の主催する戦闘大会に参加してくれないか?!

【ユウマ】え、、

【シーネル】え?、、

【ユウマ&シーネル】えぇぇぇぇ?!!

【謎の男】君はとても強い!私は今朝の戦いのこの目で見た!

【ユウマ】(うわぁ〜、まじか…)

【謎の男】どうかね?もちろん大会で優勝すれば賞金がでる!公式かつ正式な大会だ!歴史だってあるぞ!

【ユウマ】そ、そんなに言われても…

【謎の男】あぁそういうことか、君、もしやパーティーさんの方が得意なんだな?

【ユウマ】え?

【謎の男】私が主催する大会にはパーティー部門もある。パーティー戦の方が得意ならそっちにでてくれ!

【ユウマ】え、ちょ、ちょっと…

【謎の男】いや〜私はなんで優秀な人材を見つけたんだろうか…さすがとしか言えないな

【謎の男】これなら今年の優勝者はあいつではなく彼がなるかも…

【ユウマ】あの!ちょっといいですか!

【謎の男】あぁすまぬ、なにかな?

【ユウマ】俺!行く気ないです!

【謎の男】なぬ?!それはどうしてだ?

【ユウマ】大会とか興味ないし、

【謎の男】なぬ?!そ、そんな…

【シーネル】あの〜ユウマさん

【ユウマ】はい?

【シーネル】私、ユウマさんの実力は確かなものだと思います。だから私は大会に出た方がいいのではないかと思うんです。

【ユウマ】え?どうしてそんなに、

【シーネル】それに!ユウマさんがもし大会でいい成績を残せば、きっとこの村の評判も上がるはずです!

【シーネル】そうしたら、人口や支援が増えるかもしれません!


ビリリリ(ユウマの体に電流が走る)

【ユウマ】なるほど、それはかなりいいな

【シーネル】でしょ〜!

【ユウマ】つまりは俺が


【ユウマ】大会には、参加すればいいということだな!

【シーネル】はい!


【謎の男】おぉ!参加してくれるんですか!

【ユウマ】はい!目指せ優勝!

【謎の男】ではこれ、大会用紙です。開催日とか場所は、こちらに全て書いてあります。では私はこれで


【謎の男】いや〜でかい収穫だったな〜(遠い声)


【ユウマ】大会用紙…か


ペラッ


―――――――――――――――――――――

【王国戦闘大会[パーティー部門]】


・開催日程 13月18日〜14月1日までの3日間で行われる


・開催場所 王都 北区にあるコロシアムにて開催


大会形式シードなし

予選 64組

1回戦 32組

2回戦 16組

3回戦 8組

準決勝 4組

決勝 2組


・パーティー戦です。人数は3人〜5人までなら可


―――――――――――――――――――――


【ユウマ】へぇ〜意外とちゃんとしてるだな。

【シーネル】日にちは、、13月18日ですか。

【ユウマ】今日が13月9日だから…

【ユウマ&シーネル】あと9日後!?


(その日の夜)


【ユウマ】ふぅ…やっと終わった…

【ユウマ】(シーネルに頼んで家に帰ってもいいことになったのはありがたいが…仕事の量が増えてしまった)

【ユウマ】くそぅ…


ガチャ、うぃぃぃん(ドアが開く音)


【ユウマ】ただいま〜

【スイ】パパ〜!


(スイが来た)


【スイ】パパおかえり〜!

【ユウマ】お〜スイ〜!

【ハク】主様、おかえりなさいませ

【ユウマ】うん、ただいま!

【ユウマ】(仕事が終わったら誰かが待っている…こんなこと前世にはなかったからとても幸せだ〜)


【ユウマ】あ!そうだそうだ…ちょっと二人に言いたいことがあるんだけど…

【スイ】ん?なーに?

【ユウマ】実は今日の午前中にとある男の人が話しかけてきてね…


(翌日)


チュンチュンチュン(鳥のさえずり)

【ユウマ】ん〜…眠い…


(ユウマはとても眠そうに起きた)


ビチャ


【ユウマ】ふぃ〜。


(顔を洗い、部屋に戻る)


コンコンコン(ドアのノック音)


【ユウマ】え?また?

【ユウマ】(2日連続で朝から人が来るなんて…)


(玄関へと向かうユウマ)

【ユウマ】(正直こういう系は絶対に厄介事が起こるはずだ…アニメでもそうだった!)


ガチャ、うぃぃぃん(ドアが開く音)


【ユウマ】はい、どなたですか?

【謎の男】やあ少年

【ユウマ】え?!昨日の、、

【謎の男】そうだ!覚えていてくれたんだね!

【ユウマ】ここに何しに?

【謎の男】決まってるさ!王都へ行くんだよ!今から!

【ユウマ】へ?今から?

【謎の男】うん

【ユウマ】王都へ?

【謎の男】馬車で

【ユウマ】馬車で!?

【謎の男】さぁ!いまから荷物をまとめてくれ!出発するぞ!

【ユウマ】ええぇ…


【ユウマ】(男の人に言われたとうりに、俺はスイとハクを起こして身支度をした、そして)


(30分後)


ガチャ、うぃぃぃん(ドアが開く音)

【謎の男】お、来たか!

【ユウマ】おまたせしました。

【謎の男】では行こう!村の城門に馬車を待機している。そこまでは歩いてくれ

【ユウマ】あ、はい

【ユウマ】(なんかこの人、礼儀正しいけど振り回されちゃうな…)


(城門につき)


【謎の男】よし!では村に未練はないな!大会期間中のみだが、少しの間この村から離れるんだ。やり残したことはないな?

【ユウマ】はい!

【ユウマ】(シーネルにはとあることをしてもらってるし、大丈夫だろ)

【謎の男】よし!では行くぞ!馬車に乗り込めー!

【ユウマ】スイ、ハク、頑張ろうな!

【スイ】(眠そうに)うん〜スイがんばるぅ……

【ハク】朝からの出発とは思わなかったので驚いてはいますが、主様のために私ハク、がんばります!

【謎の男】気合いは十分ということだ!

【謎の男】(小声)これは楽しくなりそうだ、、

【謎の男】では出してくれ!

【御者】はい!


パシン!

【馬】ヒヒーン!


タッタッタッ(野原を走る音)


タッタッタッ(野原を走る音)


【謎の男】ここから王都までは1日半かかる。それまではゆっくりしていてくれ。寝ててもいいぞ!

【スイ】じゃあねるぅ〜……


(峠を越え、川を越え、進むこと4時間ほど経った時…)


タッタッタッ(野原を走る音)


【謎の男】ん?あれは…


(目線の先には、盗賊達ともうひとり人がいた)


【謎の男】ん?、、まさか?!

【謎の男】馬車を止めろ!

【御者】は、はい!


【馬】ヒヒーン!


【謎の男】ユウマさん!起きてください!

(眠っているユウマをの体を左右に揺らして起こそうとする)


【ユウマ】(眠そうに)う〜ん、、うん?、、着いたんですか?

【謎の男】いや、着いてはいないが緊急事態なんだ!

【ユウマ】えぁ?緊急事態?

【謎の男】そうだ!あれを見てくれ!

【ユウマ】ん?

(盗賊達の方を見る)


【盗賊A】へっへっへ、早く捕まえて売っちまおうぜ

【盗賊B】そうだな!だがその前に味見をしてみたいもんだ

【女の子】や、やめてください…


【ユウマ】はっ?!!


ヒュン


【謎の男】ええ?消えた?!


ヒュン


【ユウマ】おい!おい!おい!

【盗賊達】あぁ?

【ユウマ】その子から離れなさい!

【盗賊A】あぁ?なんだお前?

【盗賊B】俺らに楯突くとはいい度胸じゃねえか!

【盗賊C】お前なにもんだよ!

【ユウマ】俺は青白と黒王(レイナシオン)のリーダー、如月ユウマだ!

【盗賊B】あぁ?レイナシオン?

【盗賊C】なんだそりゃ!知ってるか?

【盗賊A】知らねぇな

【盗賊C】俺も知らねぇ!

【盗賊達】あっはっはっはっは!(笑う)


【ユウマ】イラ…

【ユウマ】(小声)目、閉じてて

【女の子】え?う、うん…

【ユウマ】一つだけ言っておこう

【盗賊達】はっはっはっは!、、うん?

【ユウマ】俺はお前らに舐められるような弱い奴じゃないんだよ!!!

【ユウマ】全方位斬撃(オールクリア)!!


ザシュザシュザシュ


【盗賊達】ぐわぁぁぁあ!


(盗賊達は斬撃によって体中が切り傷まみれになり、戦意が喪失してしまった)


【盗賊達】あ…あ…あ…

【ユウマ】二度と悪さなんてするな、そしてお前らは俺が責任を持って処罰する

【盗賊達】あ…あ…あ…

【ユウマ】遠距離転移魔法(ロングテレポート)

【盗賊達】あ…あ………え?


ヒュン


(ユウマは女の子の方へ向き)

【ユウマ】もう大丈夫だよ

【女の子】あ、うん…


(目を開けた女の子)


【女の子】あ、あの、助けてくれて、ありがとうございました…

【女の子】私はあの、実は冒険者なんですが…あの盗賊達に武器を取られてしまい…途方に暮れていました。

【女の子】ですがあなたは武器を使わず、能力だけで盗賊達を倒していました。しかも目の前だけではなく周りにいた盗賊達も全員…

【ユウマ】え?!見られてたの?目閉じててって言ったのに…

【女の子】気になって少し目を開けてしまいました…

【女の子】ですが、私はあなたに助けられてもらった恩があります。

【女の子】ですが私があげられるものはありません…

【女の子】ですので、私から一つ提案をしてもいいですか?

【ユウマ】提案?

【女の子】はい、私を、弟子にしてください!

【ユウマ】(瞬時に)断ります。

【女の子】えぇ!?……

【女の子】なんで?!……どうして?!!

【女の子】いや、私が言う立場ではないんですけど…どうして断るんですか!??

【ユウマ】弟子とかあまり、それに教えるの苦手ですし…

【女の子】教えるなんてとんでもない!見ているだけで十分教われます!私の能力は戦闘向きではないですがそう言ったことには長けているものなので!

【ユウマ】は、はぁ…なるほど…

【女の子】どうですか?ぜひ!私を弟子にとってくれませんか?!

【ユウマ】(なんか展開が急すぎて追いつかないよ…)

【ユウマ】と、とりあえず、馬車で話をしないかい?

【ユウマ】実は俺、王都まで行くんだ。君はどこへ行くつもりだったの?

【女の子】あ!私も王都まで用事があるんです!

【ユウマ】じゃあ話の詳細は馬車でってことでもいいかな?

【ユウマ】(置いてきちゃったし待たせちゃってると思うからね)

【女の子】わかりました!では行きましょう!


(数分後)


【女の子】はぁ、はぁ、はぁ、まさか馬車のあるところまでがこんな急な坂道だったとは…

【ユウマ】(それに意外と遠かったな、視力がいいからなのか近く感じてしまった)

【謎の男】おっ!戻ってこられましたね!

【謎の男】おや?隣にいるのは、あっ!盗賊に絡まれてた人ですね!

【ユウマ】そうです。えっと名前は?

【女の子】「シルエル・ラフォン」って言います。

【謎の男】シルエル・ラフォンか、聞いたことはないな

【シルエル】まだ見習い冒険者です!

【ユウマ】それで、この子、シルエルも王都へ用事があるそうだから乗せて行ってもいいかな?

【謎の男】大丈夫で〜す!

【ユウマ】じゃあ乗ろっか

【シルエル】あ!はい!


【シルエル】(小声)お邪魔しまーす。

【スイ】すぅ…すぅ…

【ハク】すぅ…すぅ…

【ユウマ】(まだ寝てるな)

【シルエル】(小声)あ、あの、この二人は師匠とどんな関係で?

【ユウマ】(小声)し、師匠?まだ決まったわけじゃないのに、、まぁいいか、こっちが俺の娘のスイ、こっちが俺の眷属のハクだ。

【シルエル】(小声)ふむふむ、中々に濃いメンツですね

【ユウマ】(小声)それは心の中だけにしてくれ…

【謎の男】じゃあ再度出発するぞ!

【ユウマ】(小声)はい〜

【謎の男】よし、じゃあだしてくれ

【御者】はい!


【馬】ヒヒーン!


タッタッタッタッタ(野原を走る音)


(1時間後)


タッタッタッタッタ(野原を走る音)


【シルエル】すぅ…すぅ…

【ユウマ】(寝たな…)

【ユウマ】(俺は王都へ向かっている途中に、まさかの出会いをした)

【ユウマ】(その子はシルエルと言い、なぜか俺の弟子になった)

【ユウマ】(これからどうなっていくんだろう…あと大会もあるのかぁ)

【ユウマ】(色々と大変にならそうだな〜、、でも頑張るっきゃないか!)

【ユウマ】(よーし、気合い入れるか〜!!)

【スイ】すぅ…すぅ…むにゃむにゃ〜……すぅ…


(1時間後)


【ユウマ】すぅ…すぅ…すぅ…


タッタッタッタッタ(野原を走る音)


【謎の男】(これからどうなるか楽しみだ、ユウマ君…私は楽しみにしているよ、君の活躍を)


タッタッタッタッタ(野原を走る音)


【馬】ヒヒーン!


【謎の男】(俺はこの目で!新たな伝説の誕生を見たいんだ!)



【第1章 〜異世界転生編〜 [完]】

まとめて読みたい人用!

ブックマークや評価等よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ