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いつかお嬢様になりたい系ダンジョン配信者が本物のお嬢様になるまで【コミカライズ2巻 2026/04/28発売!】  作者: 鬼影スパナ


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AIメイドさんを創ろう!


 はぁ、はぁ、と執事愛故に息を切らせるカロナ。

 セバスはそれには触れず、優しく見守っていた。


「さ、さて。それではセバス。メイドを雇いますわよ」

「かしこまりましたお嬢様。それで、どのようなメイドを雇いますか?」

「ええ。ここは視聴者の皆さまのコメントも参考にしますわよ――」


[@komoru]:”猫耳甘ロリ白メイド、語尾はワンでいくのです!!”

[@Random]:”クールな見た目と言動で、でもめっちゃお茶目でかまってちゃんな金髪美少女”

[@FE_Sofiya]:”庶民のそばかす顔なお姉ちゃんとか……どう? ダメな娘の世話を焼くのが好きって感じの!”

[@Urban]:”厚底メガネの野暮ったいメイドさん希望!!”

[Tabきぃ]:”ツンデレメイド! ヤンデレメイドもいいかも……”

[@Ephemeral]:”あえて主人より主人らしい、金髪ドリル髪の典型的高圧お嬢様メイド。でも裏ではちゃんと仕事しててそれを隠してる設定。たまにポロっと漏らす感じ”

[胡蝶蘭]:”機関銃をぶっ放す系とか良いと思います!”

[中一]:”諜報員みたいなクールなメイドさんとかめっちゃ好みです!”


「――ちょちょちょ!? 皆様急にコメント多すぎですわ!? メイド好きなのですわねぇ……機関銃をぶっ放す戦闘メイド。そういうのも好きですが、ダンジョンに連れていけないのが難点ですわよねぇ」


 参考にはなるが、さすがに一人だけなので、案を全部を採用することはできない。

 カロナはセバスにも意見を聞いてみることにした。


「セバス、どう思う?」

「僭越ながら、私はこちらのコメントが気になりましたね」


 と、コメントをピックアップするセバス。


[まりもヨウカン]:”お嬢やセバスに被らない感じだと、素朴でほんわか、ふんわり巻き毛、ちびっ子、とかですかね?”

[葉生]:”ここはやはり、カロナ嬢を癒しててくれるような優しいお姉さん系メイドを……”

[オウカシュウ]:”ポンコツお嬢様と老執事ときたら、冷静サポート系のクール系メイドさんだよなぁ!?”


「なるほど、セバスにも配慮されたコメントを頂いてましたのね。ふふふ、確かに私とセバスがいるのですから、それに合わせたメイドにするのは良い考えですわ」


 うんうん、と頷くカロナ。とはいえ、セバスはあまり多くを主張しない。後ろにそっと控えて見守る系執事なのだ。


「……総括すると、素朴な地味クールで、ちびっ子お姉さんな猫耳メイド? そして多分裏表のあるタイプですわね。コメントでは金髪を求める声が多めですが、私達の髪の色を考えると濃いめの色の方が良いかしら」

「白と薄紫ですからね。逆に全員明るい色で揃えるというのも良いですが」

「地味とか素朴とか言うからには、胸のサイズは控えめにした方がよさそうですわね……」

「お嬢様。そこは大きくても服装や顔つきで素朴にする方向も行けるかと」


 ん? とカロナは首を傾げた。


「セバス、あなたそういうこと言いますのね? ちょっと意外でしたわ」

「ンンッ、失礼。昔少々ありましてな……老骨の戯言です、お忘れください」


”セバス……! お前、大きい方が好みなのか!”

”仲良くなれそうだ”

”そうか、元傭兵だもんな。そりゃ女性経験もある(設定)よな……!”


「……こういうのも人間味あって良いですわねッ……」


 カロナはぐっと拳を握り締めた。そういうのも俄然OKなカロナだった。



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