前へ目次 次へ 66/81 雨音が響く午後 雨音が響く午後 泣き止んだ私の涙は、雨音に溶けて消えた たまらず閉じたLINE 覗くようにして見る こんなことなら…… 止まっていたはずの雨が 我慢できずまた頬を零れる 素直になれなかった私が悪い 君はなにも悪くない でも、私はひねくれてるから…… 砂時計をくるりと回して時間を戻せたならなんて…… 雨音が響く午後 家の中で私は孤独(ひとり) 湿った頬を拭ってくれる君はもういない 手で頬を拭って 瞼を閉じる 好き……だから、君に謝りに行こう、って── 縦読みすると……