46/64
なわとび
金網や棒とか木でもなんでもいい。
そこに、縄を巻いてくるくる回す。
ひとりで縄をくるくる回す。
ひとりでなわとびを回す。
私は暇潰しに縄をくるくる。
その回しているなわとびを飛ぶ人はいない。
私の周りにも、なわとびしている人たちが沢山いる。
その人たちは、交代で2人ずつ縄を回す。
その縄を、みんな楽しそうに飛ぶ。
私はひとりで、気まぐれに縄を回したり止めたり。
すると、誰かが私の回すなわとびに入ってくる。
その人は、みんなと楽しそうになわとびしていたのに。
気づいたら、ひとりになっていたみたいで。
そしたら、なんだか私のなわとびに入ってきた。
私は私で、その人のために縄を回す。
すると暫くすると、私達のところに誰かが来る。
その人の友達だ。
その人の友達は、その人に謝って。
その人も友達に謝る。
2人は、いつものグループに戻っていく。
そしてまた楽しそうに、2人はみんなと一緒になわとびする。
私はまた、ひとりで縄を回す。
いつものことだし、なんとも思わない。
パタンパタン、と縄が地面をたたく音が響く。
学生時代はこういうことがよくあったのです。
はぐれた子が、ぼっちの私のところにいっとき来たり。離れたり。
ちょっとした止まり木的な存在だったのかなと(苦笑)




