強さ
栄たちのいる二階の下で10人くらいのある集団が暴れていた。
「ははは!栄がいないという情報は手に入れている!!もはや、お前たちに勝ち目はなーーーーい!!!!」
「キ、キ、キ、キ、キ、キ、キ、キ、キ、キ、キ、キ。」
ブロッカーがその人の集団に近づいた。
「ははは、知ってるぞ?栄のペットのブロッカーだろう?ということは、おまえらは俺たちを襲えないということだ。ははは!!ん?なぜおまえたちがここに?あ、もしや!!」
「ご名答。」
「キ、キ、キ、キ、キ。」
栄が不意に現れ、話していた男を蹴っ飛ばした。男は壁にあたり意識を失う。周囲はどよめく。
「悪いな、私はもう辞めたんだけど、訳あってここはまだ潰されるわけにはいかないんだよ。いくら腐った機関だからって、利用できる時はさせてもらわないとな。あいつもそういう考えだ。」
集団は武器を持ち、戦闘態勢にかかる。
「へー、やろうっての?いいよ。今私、少し機嫌悪いから…」
栄は首を少し傾け、ニヤリと笑う。その場にいた全員の背筋が凍った。
「来ないの?じゃあ、こっちから行くよ?安心しなよ。一人足りとも逃しはしないから。」
栄はものの数秒でその集団全員をを地面に叩きつけた。全員動かない。
「よくこんなので乗り込んできたなぁ…これなら高嶺たちの方が強いだろ。」
「ちょっと、栄、待ってって言った…の、に…もう終わってる。」
「はぁ…おい佐伯、なんで戦いに行くのに化粧がいるんだ?アホかおまえは。」
「何言ってるのよ。女はいつでも華やかにいなきゃいけないのよ?動いたら化粧崩れるでしょ!!それを補正するための
「あーあー、わかったから。でもさ、こいつらにまで気を使って、そんなことする必要がどこにある?考えてもみろ。私らはサイボーグでこいつらは人。力の差は歴然としてる。化粧が崩れるほど動かないだろ。」
「まぁ、そうね?」
「ほら、」
「でも栄。」
佐伯は栄の横に止まる。
「いや、なんでもない。」
「なんだよ。気になるだろ。」
「んーん、素敵な思い出は話すことで輝くこともあるけれど、内に秘めることで輝くこともあるのよ?」
「…わかったよ…私はついでに帰るな。こいつらの始末はおまえがしろよ。」
「えぇ、ありがとう。」
「うん。ほら、おまえらも帰るぞ。」
「キ、キ、キ、キ、キ。」
栄たちは帰っていった。
「あ、この壊れた器具吸収して貰えばよかった…もう直らないわよね?これ…色々バラバラ…」




