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AIを使うと馬鹿になる?――その答えをAIと一緒に考えてみた  作者: 山田りく


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23/25

第23章 りくの片落ち討論【キャバ嬢の始球式イベント中止について】


頭の悪い私が、ニュースを見て「ん?」と思ったことをAIに聞きながら、勝手に結論を出していく。


一方通行の討論です!


できるだけ偏らないようにAIにも聞きながら考えていきますが、私自身が間違った情報を持っていたり、AIから間違った情報や見解を提示され、それを鵜呑みにしてしまったりする可能性もあります。


ですので、ここに書かれていることを「完全に正しいもの」としているわけではありません。


「ああ、こういう考え方もあるのね」くらいの気持ちで読んでいただければ幸いです。


……まあ、そもそも「片落ち討論」と名乗っている時点で、最初から公平な討論ではないんですけどね(笑)


「キャバ嬢の始球式イベントが中止された!」


という情報をTVで見ました。


今回はこちらについて、討論したいと思います。


まず、今回私が気になった論点を整理しておきます。


・キャスティングは適切だったのか

・衣装や演出に問題はなかったのか

・そもそも、誰が何のために企画したのか

・炎上する可能性を事前に考えていたのか

・このイベントは、誰に何をPRしたかったのか

・そして、なぜTVでは「キャバ嬢が始球式をすることの是非」だけが議論されていたのか


ただし、ここからは注意が必要です。


私がTVから受け取った情報と、AIに聞いて整理した情報、そしてそこから私自身が考えたことは、それぞれ別物です。


なので、分けて考えてみます。


まず、地上波で私が受け取った情報


私がTVを見て理解した内容は、だいたいこんな感じでした。


「キャバ嬢が始球式で投げる」

↓

「SNSなどで話題になる」

↓

「炎上?する」

↓

「イベントが中止された」


……うろ覚えです(笑)。


そして、TVで議論されていたのは、


「キャバ嬢が始球式をすることは、アリなのか? ナシなのか?」


という話でした。


「キャバ嬢でもいいじゃないか」


という意見もあれば、


「子供も見るイベントなのだから、どうなのか」


という意見もある。


ここまでは、私がTVを見て受け取った情報です。


そこで、AIに聞いてみた


ここからは、AIに今回のイベントについて整理してもらった情報です。


AIによると、今回のイベントは単純に、


「キャバ嬢を始球式に呼びました」


というだけの企画ではなかったようです。


シャンパンのスポンサー企画があり、元キャバ嬢やインフルエンサーが関わり、始球式だけではなく、シャンパンのPRブースやプレゼントなど、複数の企画が組み合わされていた。


さらに、衣装や演出についても話題になっていた、という整理でした。


ただし、ここは私自身が最初からすべて確認していたわけではありません。


あくまで、


「AIに聞いたら、こういう情報が出てきた」


という段階です。


なので、ここでAIの回答をそのまま事実認定するのも危険です。


私もAIも、普通に間違えます(笑)。


そして、私が「話が違う!」となった


ここで私は、


「話が違う!」


と思いました。


いや、違わないんですけどね(笑)。


TVで私が受け取ったのは、


「キャバ嬢が始球式をすることの是非」


という一つの論点。


ところがAIに整理してもらうと、


「イベント全体の企画設計」


という話になってきた。


つまり、


情報の圧縮が酷かった。


ということです。


ただし、


「TVが意図的に情報を隠した!」


とまで言いたいわけではありません。


単純に、番組として扱いやすいように、


「キャバ嬢が始球式をするのはアリか、ナシか」


という形に整理された可能性もあります。


ここから先は、私の推測です。


ここから、私の片落ち討論


ここからは、確認された事実というより、


「私がその情報を見て、どう考えたか」


という話です。


① キャスティングはどうだったのか?


まず、


「キャバ嬢を始球式に呼ぶこと自体が悪いのか?」


という問題。


私は、単純に「悪い」とは思いません。


例えば一般公募をして、その結果としてキャバ嬢が選ばれたのであれば、


「キャバ嬢だからダメ」


という話にはなりにくいでしょう。


一方で、球団側から特定のキャバ嬢にイベント出演をオファーしたのであれば、


「なぜ、その人を選んだの?」


という疑問は出てきます。


ここで私が知りたいのは、


球団が、どのような意図でキャバ嬢をオファーしたのか。


ということです。


これは事実関係を確認したい部分であって、私の推測ではありません。


「キャバ嬢だからダメ」ではなく、


「このイベントに、この人を呼ぶことで、何を狙っていたのか?」


という話です。


② 衣装や演出は別問題では?


そして、もう一つ。


仮に、


「キャバ嬢を始球式に呼ぶこと自体は問題ない」


としましょう。


それでも、


「じゃあ、その衣装や演出も全部問題ないの?」


という話は別です。


キャバ嬢を出すことと、どういう見せ方をするかは同じ問題ではありません。


「キャバ嬢を出すのは良かったかもしれないが、ユニフォームの改造は、また別だぞ」


というのが私の考えです。


③ そもそも、誰がこの企画を考えたの?


さらに気になるのが、


「この企画を、誰が、何のために考えたの?」


というところ。


ここは私には分かりません。


スポンサー側の企画だったのか。


球団側からの提案だったのか。


双方で考えた企画だったのか。


そこが分からないので、ここからは完全に疑問です。


例えば、


「キャバ嬢を使えば、シャンパンの売り上げにつながるんじゃね?」


というマーケティング上の狙いだったのであれば、


私は、


「ああ、そういうマーケティングね」


と理解することはできます。


そのうえで、


「でも、やり方が不味かったんちゃう?」


とは言うでしょうけど。


これは私の仮定です。


④ 炎上する可能性は考えなかったの?


ここも、事実として、


「球団が炎上リスクを検討していなかった」


とは言えません。


内部でどんな会議をしていたのか、私は知りません。


ただ、


「これ、炎上する可能性は考えなかったの?」


とは思います。


キャバ嬢という職業に対して抵抗感や偏見を持っている人がいること自体は、想像できます。


ましてや、子供や家族も参加するスポーツイベントです。


だったら、


「キャバ嬢を起用したら、こういう反応が出る可能性がありますよ」


くらいは、企画段階で考えておいてもいいんじゃないでしょうか。


これは、


「実際に検討されなかった」


という事実ではありません。


「私ならリスクとして検討する」


という意見です。


球団側もちゃんと企画会議しとけよ!


という、私の勝手な感想です。


⑤ 結局、誰に何をPRしたかったの?


そして、私が一番気になるのがここ。


「このイベントは、誰に、何をPRするためのものだったの?」


です。


これも、実際の企画意図を知らないので、私には分かりません。


シャンパンを売りたい。


若い層に知ってもらいたい。


スポーツと別ジャンルを組み合わせて話題を作りたい。


いろいろな目的が考えられます。


ここは、


事実を知らない私が勝手に推測しているだけです。


ただ、目的が分かれば、


「ああ、だからこの人を呼んだのか」


と理解できるかもしれません。


理解することと、納得することは別です。


私はその企画に納得しない可能性もあります。


でも、


「何を考えて、この企画を作ったのか」


が分からないまま、


「キャバ嬢が始球式をするのはアリかナシか?」


だけを議論しても、ちょっと違うんじゃないかなと思うんですよね。


⑥ そして、なぜTVでは①だけを議論しているの?


ここまで考えて、最初の疑問に戻ります。


「なんでTVでは、キャバ嬢が始球式をすることの是非だけを議論してるんだ?」


ということです。


これは、TV局がなぜその構成にしたのか、私には分かりません。


ただ、


「アリかナシか」


という二択のほうが、出演者同士で議論しやすい。


視聴者にも分かりやすい。


番組として成立させやすい。


そういう理由は考えられます。


しかし、これはあくまで私の推測です。


TV局が実際に何を考えていたのかは、私には分かりません。


だから、


「TV局が意図的に論点をズラした!」


と断定するつもりはありません。


ただ、


「結果として、複数あったかもしれない論点が、『キャバ嬢が始球式をすることの是非』という一つの問題に圧縮されていた」


というのが、今回私がTVを見ていて感じたことです。


今回の結論


……とはいえ、スッキリとした結論はありません。


「キャバ嬢が始球式をするのはダメ!」


という話でもない。


「キャバ嬢でもいいじゃないか!」


だけで終わる話でもない。


私が今回気になったのは、


「なぜキャバ嬢を起用したのか」


「その企画で何を狙っていたのか」


「どんな反応が出る可能性を想定していたのか」


「そして、なぜその見せ方にしたのか」


という部分です。


そして何より、


「TVで提示された論点と、実際のイベント全体を整理したときに見えてくる論点には、かなり差があるんじゃないか?」


ということでした。


もちろん、私の情報もAIの情報も、間違っている可能性があります。


だから、


「これが正解です!」


という話ではありません。


ただ、


「キャバ嬢が始球式をするのはアリか、ナシか」


だけではなく、


「そもそも、この企画は何だったの?」


と考えてみると、別の疑問が出てくる。


今回は、それをAIと一緒に考えてみました。


……まあ、私も最初は、


「キャバ嬢が始球式? なんか炎上したらしい」


くらいしか知らなかったんですけどね(笑)。


AIに聞いてみたら話が広がって、


「いや、そういう話じゃなくね?」


となって、


気がついたら自分で勝手に討論していました。


別にこれ以上調べて、納得するようなことでもないでしょう。


ということで、


今回の片落ち討論は、これで終了です。

さて、タイトルにある「片落ち討論」について。


「片落ち」というのは、「片手落ち」と同じ意味で使用しています。


普通の討論なら、当然ながら相手側にも主張があり、お互いに反論しながら話が進んでいきます。


ところが、このシリーズでは、AIはあくまで私が考えるための相手役。


私が疑問を投げかけ、AIの回答を受け取り、そこからまた疑問を返す。


そのため、討論の形を取りながらも、どうしても私の側を中心に話が進んでいきます。


つまり、


討論しているようで、実際には私が一人で討論を進めている。


これが「片落ち討論」です。


AIから別の視点を提示されて考えが変わることもあれば、


「いや、そうじゃないだろ」


と、さらに別の方向へ話が進むこともあります。


それでも、最終的にどこへ話を持っていくのかを決めるのは私。


そんな、一方の側に寄った討論だからこそ、


「片落ち討論」


と名付けました。


……まあ、要するに、


「一人で討論してるだけやん」


という話です

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