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AIを使うと馬鹿になる?――その答えをAIと一緒に考えてみた  作者: 山田りく


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13/13

【13章】言葉遊びからくるAI生成作品との差別化を考える

 この章は、冷房の風で夏を感じるという、どうでもいい違和感から始まった。


――AI時代に、人間が残すべき「引っかかり」とは何か


 AIは、文章を作ることができる。


 美しい表現、整った構成、読者が好みそうな展開、感動的な場面。


 現在のAIは、これらを高い水準で生成できるようになった。


 では、AI生成作品が溢れる時代に、人間が作る作品の価値はどこに残るのだろうか。


 私は、その一つが「言葉遊び」にあるのではないかと思う。


言葉の裏側を読む文化


 日本語には、昔から一つの言葉に複数の意味を持たせる文化がある。


例えば、百人一首の有名な歌。


«大江山 いく野の道の 遠ければ

まだふみもみず 天の橋立»


この歌の凄さは、単純な掛詞だけではない。


「いく野」は、


生野という地名


行く野という意味



の二重性を持つ。


そして、


「ふみもみず」は、


踏みもせず


文(手紙)も見ていない



という二重の意味を持つ。


表面上は、

「道が遠いので、まだ天橋立へ行ったことがありません」


という歌。


しかし裏には、

「母から歌を送ってもらったわけではありません」


という相手への返答が隠されている。


 31音という短い文章の中に、地理、状況説明、相手への反論、知性の証明まで含まれている。


これが人間の言葉遊びの面白さである。


 AI生成作品が溢れた時代、求められる作品とは


AIは「完成された文章」を作ることが得意だ。


 しかし、作品の価値は完成度だけでは決まらない。


読者が惹かれるのは、


「なぜ作者は、そこに注目したのか」


という部分ではないだろうか。


例えば、


冷房の効いた部屋で夏を感じる。


普通なら、


「暑いから冷房をつける」


で終わる。


しかし、


「昔の人は暑さや蝉の声で夏を感じたのに、現代人は冷たい風で夏を感じている」


と気づく。


この小さな違和感が、作品の始まりになる。


AIは「夏と冷房をテーマにした文章」を作ることができる。


しかし、その違和感を拾う瞬間は、その人の生活や経験から生まれる。


フックに残る人間らしさ


物語にはフックが必要だ。


読者が、


「なぜ?」


と思う入口。


しかし、AI時代のフックは、単なる奇抜さではなくなるかもしれない。


誰も思いつかない派手な設定ではなく、


「言われてみれば確かに不思議だ」


という小さな発見。


そこに人間らしさが残る。


例えば、


「勇者が魔王を倒す」


という物語はAIでも大量に作れる。


しかし、


「魔王を倒した勇者が、平和になった世界で一番困ったことは、戦う相手がいなくなったことだった」


という視点。


「なぜそこを見るのか」


という部分に作者が現れる。


AIは合理的な答えを探す。


しかし、人間は時々、合理的ではないところに引っかかる。


その引っかかりこそが、創作の種になる。


人間が残すべきもの


AI時代に、人間がAIより綺麗な文章を書く必要はない。


AIより多くの物語を作る必要もない。


人間が残すべきものは、


「なぜ、それを面白いと思ったのか」


という最初の感情なのかもしれない。


言葉遊びも、俳句も、小説も、本質は同じだ。


一つの言葉、一つの出来事から、他の人が見落とした意味を拾い上げる。


その小さな違和感を形にすること。


それが、AI時代における人間の創作価値になるのではないだろうか。


もちろん、これもAIにまとめて貰いました!


【メモ】

エアコン涼しい。

夏って感じ。

そうだ、川柳にしてみよう。

詩といえは、"まだふみもみず"ってのかあったな。

( ちょっとAIに聞いてみよ )

( 面白そうな話題になった )

言葉遊びってAIとやるには良いけど、思いつく部分は人になるのかな?

物語のフック(興味を引く仕掛け?)は変化していくのかも?


見解を聞く。

面白そう。

→メモを執筆してもらう。

本文には消えていますが、ちゃんと川柳作ってます!

 冷風や 夏を感じて 夏忘れ

(れいふうや なつをかんじて なつわすれ)

作 山田りく


 冷房や 夏を忘れて 夏を知る

(れいぼうや なつをわすれて なつをしる)

作 ChatGPT(イチオシ案)


※最後に壁打ちしたら、ChatGPTが作者の心情を付け加えたいらしいです(笑)


【執筆メモ】

この章は、「AIに書かせよう」と思って始めたものではありません。

冷房の風で夏を感じた違和感から始まり、川柳、百人一首、言葉遊びへと連想が広がり、その途中でAIとの対話を通じて考えを整理しました。

この章そのものが、「人間がフックを見つけ、AIが整理を手伝う」という、本章で述べた創作の一例になっています。

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