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お茶会

体調良くなりました

「おいしい!おいしいわ!こ、こんなふわふわでとろっと口の中で溶けて…!」



ほわほわしたかわいい顔でマシュマロを夢中に頬に詰めていくラピストリア様。イメージが…!世間でのイメージが崩れちゃいますよ!!


________________________________________


「ようこそ、フェリーシアさん」


高そうな生地でつくられたふわっとしたドレスでラピストリア様が向かえてくれた!!ああああ〜〜今日もお綺麗です……女神様や……


「ご招待ありがとうございます。まさかご招待頂けるだなんて思っておらずとても光栄です」


「そんなにかしこまらないでちょうだい。今日は私とあなたの2人だけのお茶会なので気を使わなくても大丈夫よ」



なんですって!?ふ、ふたりきり!?お、お、落ち着いて私。落ち着くのよ。もしかしたら聞き間違えかもしれないわ。きっとそうね。


「ほら、中庭の1番いいところに席を用意させましたの。ぜひあなたと2人で話してみたいと思ってね。さぁ、行きましょう」


聞き間違えじゃありませんでした!2人きりですね!神よ、ありがとうございます……あ、ラピストリア様が女神だから目の前の方を拝んだ方がいいのかしら…?

とにかく席に着こう…



「そういえばどうして私を招待して頂けたのでしょう?ラピストリア様とはこの前の誕生日会で初めてお会いになりましたし、そんなに話せなかったのに…?」


「そうね、まぁ、その…あなたの贈り物は他の人と違って目立っていましたからね。あの贈り物、なかなかセンスがありましてよ。」


ぴぇぇ!にこって!ラピストリア様がにこって!!


「あら?せっかく私が褒めてあげてるのに嬉しくないのかしら?」


「い、いえ、私の選んだものが本当に気に入って頂けたなんで信じられなくて…」


「あら、そんなこと?それなら、今日のためにあのネックレスつけて差し上げてるのよ?私は自分で身につける物は気に入らないとつけない主義なの。だから、その、あなたはもっと自信をもっていいわ。こ、この私が気に入ったって言ってるのよ」


耳が赤くなってるよ!ラピストリア様!!

プイって横向いてる!かわいい!かわいいよ!ねぇねぇ、これってツンデレってやつですか?ラピストリア様まさかのツンデレさんかぁ

ちょっと興奮して鼻から赤いものが出そうになったから落ち着こう。危ない危ない…



「それなら良かったです!!気に入って頂けてとても嬉しいです」


「わ、分かったならいいのよ。…そういえばその手に持っているカゴは何かしら?」


「あ、そうでした!今日のためにお菓子を作ってまいりましたの。お口にあうと良いのですが…」


「ご自分でお作りになったの?」


あ、貴族とかってお菓子焼いたりしないっけ?普通ならキッチンに立ったりしないよねぇ…

確かヒロインがお菓子焼いてきた時にラピストリア様、ヒロインにすっごい怒ってたんだよね…

「こんなものをレイリウス様方に食べさせようとしましたの!?なんて礼儀知らずな!!」ってね…やばい、忘れてたよ……


「ふ〜ん、まぁ、いいわ。食べてあげますわ」


怒られると思って下を向いてたからまさか食べてもらえるとは…!


「ぜ、ぜひ!これは、マシュマロっていって家のシェフと一緒に考えて作りました。甘くておいしいですよ!」


「甘いのね…そう。ではいただくわ」


あら?ちょっと声のトーンが高い?


ぱくっもぐもぐ。ごきゅん。


________________________________________


…こんなことがあって今にいたります。


結構な量持ってきたはずなんだけどすごい勢いで消えてく…





しばらく経ちました。ラピストリア様がマシュマロを食べ尽くしました。手で顔を覆ってプルプルしてます。かわいいです。



「あ、あの大丈夫…ですか?」


「わ、忘れてください!!あ、あんなにおいしいとは思わなくて…!手が止まらなかったんです!!忘れて!!!お願い!!!」


「うふふ、大丈夫ですよ。マシュマロは止まらなくなりますよね。私も家だとラピストリア様のようになってしまいましたもの。全てはマシュマロのせいです!!」


「ほ、本当?そうよね、マシュマロがいけないのよね!!」


なんかこの空気ムズムズする





「「ぷっ…あははは」」


ついに耐えきれなくて2人そろって笑っちゃった!だってマシュマロのためにこんな…ね?



「こんなにおいしくて楽しかったお茶会は初めてですわ!ねぇ?また今度開いたら来てくれるかしら?」


「はい!もちろんです!」



「敬語も使わなくていいわ。あの贈り物といいマシュマロといい、その…すごく嬉しかったの。あなたにはその…友達…に、なってほしい…から…」



「い、いいんですか?」


「こ、この私がいいって言ってるのよ!だから、その、私と友達になってくれる…かしら」


さっきのマシュマロの時の比にならないくらい顔が真っ赤でこっちを見ているラピストリア様。こんなの…答えは決まっているじゃない!!


「もちろんです!ぜひ仲良くして下さい!!」


「もちろんよ!!ねぇ?あなたのことシアって呼んでもいいかしら?あと、敬語は無しだし、様付もいらないわ!!」



「いいよ!シアって呼んでちょうだい!私はリアって呼んでいいか…な?」

ずっとマシュマロでてる…

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