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茶道体験

ブックマークありがとうございます。

京都についた。地下鉄に乗り換えて四条烏丸までいく。

「あっ!あの人・・・」

レオが着物の人を指さしている。

「初めて見た・・・」

エリックもうなづいている。

普通のおじさまのような気がするんだけど・・・。

着物の男性もこちらを向いた。ふっと笑って手を振っている。生徒たちも嬉しそうに手を振り返していた。

「さあ、行くわよ。」

アン先生が声をかける。

「はーい。」

アン先生が、着物の男性に頭を下げて挨拶をしてから引率するので、私も頭を下げておいた。


「天狗だよ。」

アレックス先生がそっと教えてくれた。

「え?」

「さっきの男性。」

「そうなんですか。全然わかりませんでした・・・」

「多分、見え方が違うんだろうね。」

「そうなんですね。」

そっか。見え方違うんだ。ちょっとだけ寂しいな。


地下鉄を降りて、祇園の方へ歩く。ちょっと歩くが、初めて見る光景を見ながら楽しく歩ける。

途中、予約していたお店でお昼を食べ、今日の宿舎に着いた。

今日は寺泊だ。

荷物を一旦預け、茶道体験だ。

さすがに12人は多いので、クラスごとの体験となる。

初めて入る畳の部屋に緊張しているようだ。

畳のヘリから手一つ分下がって座ることを教えられ、隣の人と比べてきゃっきゃしている。可愛いな。

住職さんがお茶をお作法にのっとって立ててくれるのを見つめていたら、お菓子が、住職さんの一番近くにいるランスのもとに運ばれた。たくさん入っているお菓子にランスは不思議そうにしている。

「??」

「上に乗っているお箸で一つお取りください。」

「はい。」

ランスがお菓子を器から取り出し、目の前の懐紙に乗せる。

「お箸を懐紙の右上で拭いてからお戻しください。」

初めての茶道体験に全員の目がキラキラして、説明してくれる仲居さんの話に注目していた。

「隣の方に おさきに とおっしゃっておじぎをしてください。」

「おさきに」

ランス!かわいいよ!

隣のレオも同じようにお辞儀をする。

「そして、器を持ち上げてお隣に。」

「はい。」

ランスはやり切ったという顔をしている。

アレックス先生が隠れて写真を撮っていた。

「次の方は ご相伴いたします といってお菓子を目の前に移動してから、同じようにしてください。」

「はい、」

お菓子を順番にとって、食べ始める。

お茶が運ばれてきた。また仲居さんがおしえてくれる。

「右手で三回、前から後ろへ回して、飲んでください。」

久しぶりのお抹茶だ。おいしい。っと思っていたら。

「苦っ」

「うっ」

などという声が聞こえた。

一人ニムエだけはおいしそうにしていた。



読んでくださってありがとうございます。

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