28.またお会いいたしましょう
GMを担当しておりました不肖な小間使い、東野葵子でございます。この小説を完読された皆さまに、最後にご挨拶申し上げさせていただきます。
『吸血鬼の村』というゲームは、人狼ゲームのルールを一部改良したものです。その役職は、例えば、人狼ゲームの『人狼』が吸血鬼の村では『吸血鬼』となっており、その他にも次のようにそれぞれの役職が関連しております。
人狼ゲーム 吸血鬼の村
人狼 吸血鬼
占い師 天文家
霊能師 探偵
狩人(騎士) 猟師
狂人 使徒
共有 片想い(両想い)
オリジナルの人狼ゲームの役職と、吸血鬼の村の役職とは、たとえ対応しておりましても、若干ルールが異なる場合もございますので、その点は重々お気を付けくださいませ。
この小説を読み終えたあなたは、ゲーム『吸血鬼の村』の概要をほとんど理解されたことになります。今後、本格推理形式となっている『小説・吸血鬼の村』と『続、小説・吸血鬼の村』へとお進みになって、その難解で壮大な物語の真相を、類まれなる推理力で解き明かされ、至福の満足感を獲得されることを、わたくしどもは心より願っております。
それでは、またお会いいたしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。ご意見ご感想をお待ちしております。
なお、この小説で使わせていただいた吸血鬼の村のルールは、HP「The Village of Vampire」さまを参考にさせていただきました。さらに、登場人物のイメージ画像には、HP「The Road Of Wolves ~人狼ファンwiki」さまのものを使用させていただきました。