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僕をさりげなく弱らせる方法  作者: 降井田むさし
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女神と僕

男性の神と女性の神だったら、女性の神の方がいい。男性はほとんどの人が女神を選ぶだろう。男性の神は頼りになるとは思う。信頼度はそれなりにあり、それなりのことはしてくれるだろう。でも、癒しという要素が加わったとき、そのパワーは物凄いことになる。


もし女神に見守られてしまったなら、僕は緊張で上手く行かないだろう。そして、僕が上手く行かなかったことで、僕に付いていてくれた女神は、なんの影響力もない女神として吊し上げられてしまうかもしれない。なので神は男性でいい。


女神という言葉の『め』が『み』に変わるとどうなるのかを試す、という変なことをしてしまったことがある。期待に胸を膨らませて試してみた。でも【ミガミ】というこの世に存在しない言葉にしかならず、全然面白くなかった。そういうことは考えない方が身のためらしい。


女神というと、金髪のロングで、背中に羽が生えていて、ティアラを頭に乗せていて、手にはスティック状のものを持っていて、強烈な光を放つ、というイメージしか浮かんでこない。


女神の、強烈な光を放つというイメージが、実際に現実化したとしたら、光が強烈すぎてみんなが目を眩ましてしまい、目が見えなくなるだろう。女神だけに。


勝利の女神みたいな女性が、僕の周りにいたことはない。特に必要ないと思っている。僕にとっての勝利とは、懸賞や福引きなどでメガミートなどの大きい食材を当てることくらいだから。いてもいなくても自分のベストを尽くすだけだと思ってるから。女神だけに。


自由の女神はお台場のものしか見たことがない。右手に何を持っているのかも、左手に何を持っているのかも、どっちの手を挙げているのかも、どのくらいのサイズなのかも、持っているものにどのような意味があるのかもよく分からない。


カワイイ系の美女のハスキーボイスは最強で、神を越えている。美少女にはハスキーボイスが一番合っていると僕は思う。若い美女の酒やけみたいな声が好き。これもギャップというものなのだろう。ハスキーボイスカワイイ系美女が、この世で一番の女神かもしれない。


僕をさりげなく弱らせるとしたら、僕の前に、適当に女神が持っていそうなものを見繕って着飾って現れて、他の人には見えない的な嘘をついて、ずっとずっと少し離れた場所から見守っていればいい。緊張やプレッシャーで弱る。その時に【女神という言葉の『メ』が『ミ』になると『ミガミ』】と、ハスキーボイスでずっと囁いていたら、なお弱ることだろう。

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