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僕をさりげなく弱らせる方法  作者: 降井田むさし
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頭痛と僕

頭痛はたまになる。多い訳じゃないが少ない訳でもない。僕がどんなときに頭痛になるのかを今から書く。まとめてみる。


夏の車内で窓も開けずに冷房もつけずにただボーッとしていたとき。


空いてる時間をほぼスマホを使うことに使ってしまった日の夜から次の日にかけて。


妄想のやりすぎ。


自分の部屋から外に出るときや、部屋から別の部屋に移るときに何かしらの大きい音が鳴って驚いて飛び上がって部屋と部屋の境目の上の部分に頭をぶつけたとき。


夏に傘もささずに帽子もかぶらずに外を歩いて長時間、頭に直射日光を浴びたとき。


寝すぎたときと寝なさすぎたとき。


水を必要以上に飲んでしまったときと夜にヤバイほど食べ物を食べてしまったとき。


飲まなすぎと食べなすぎの日。


考え事をしていて自転車でカーブミラーに突っ込んでしまったとき。


頭痛が痛い、頭が頭痛、頭痛で頭が痛い、の三つの中に正しい日本語が含まれているのかについて一日中考えていたが結論が出なかった日。


これらが僕の頭痛理由である。


僕をさりげなく弱らせるとしたら、僕に夏の車内でスマホを使わせながら妄想させて、車の外に出ようとしたときに大きい音をたてて頭をぶつけさせて、そのあとに食べ物も飲み物もない状態で炎天下を歩かせながら頭痛クイズに答えさせれば弱るが、そんなことをしてくる人がいたら怖いのでやらない方がいい。

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