スチールと僕
スチール缶って思ってた以上に硬いなと思う。握力が30以上ある僕でも飲み干したお茶の空き缶を潰せなかったのだから。休憩時間とかたまに何もやることがなくて暇だなと思うときがある。そんなときはスチール缶を潰す。たしかレモンティーはアルミ缶だけどミルクティーはスチール缶だったと思う。ミルクティー好きの僕にはスチール缶を潰す機会が何回も訪れる。しかし半分も潰れない。スチール缶を潰そうとしても暇が潰れるだけなのである。
今の時代、ペットボトル飲料が主なのでスチール缶とは疎遠になっている人が多い。スチール缶潰しの楽しさやスチール缶潰しをした後の手の痛みを知らない人が多すぎる。ミルクティー好きの僕だが今はちょうどミルクティーと距離を置いている時期なので最近スチール缶を潰せていない。スチール缶がどれくらい硬いかというと筋トレをしていない僕の腹筋と同じくらいだと思う。
スチールと言えば、盗塁のスチールとかもある。スチール写真のスチールとかもある。でもそれらをあまり知らないので盗塁をするようにそれらから素早く逃げ、スチール写真のように自然体で、鋼鉄のスチールへと進もうと思う。たまに思うのだが、スチールたわしって使っているとすぐに型が崩れがちだよね。
アルミ缶はぐちゃぐちゃに出来るのに、スチール缶はぐちゃぐちゃに出来ないのでたまにイライラする。他のことも思い通りにいかず、スチール缶潰しも上手くいかないなんてとイライラしてしまう。そして心はボロボロになる。心をスチールたわしで擦って傷が出来てしまったかのように。
僕をさりげなく弱らせるとしたら、アルミ缶に入っているミルクティーを探して僕に差し入れをすることだ。たぶん色々な事情でアルミ缶のミルクティーは無いと思うが、缶のミルクティーを飲んでるのに潰し甲斐のない缶だと思うとミルクティーが美味しく感じなくなる。そして気分が落ち込んで弱る。『スチール缶がどれくらい硬いかというと筋トレをしていない僕の腹筋と同じくらいだと思う。』と書いたことに対する質問を沢山されても弱ってしまうだろう。




