第50話・後六日・侯爵家を断絶・将軍達
本日二話目投稿します。
明日も二話投稿します<(_ _)>
戦勝祝いの日まで後六日
シルバは各町を村を回っていた、そこでリフレシュを掛け王国の民に身体の回復をしていたその日もバン子爵が近侍衆率いて護衛に付いて来てる。昼食を終えて大都の貧困層の住む場所に移動中に貴族の馬車が近づく
先頭には、手には2.5メートル程の槍を持った兵士が10人。その次には馬に乗る騎士達がその次が豪華悪趣味な馬車で、後ろにも騎士に兵士が見える。
王都内での移動で露払いの役目の兵士を前後に配置して居る、馬車と護衛の兵士達の集団がしだいに近づき、先頭の兵士の前に10歳位の子供が迷い込みその集団の前に出てしまった。
兵士
「貴様~無礼者が」
男の子に進路を遮られた前方警護の兵士が槍を振り上げ、石突きの部分で男の子を突き飛ばした。
腹を思い切り突かれ、声も出せずに吹き飛ばされた男の子は、地面に叩きつけられたままぴくりとも動かない。前方に飛ばされたためにその身体は馬車の進路を塞いだままとなり、兵士は蹴りを入れ男の子を進路上から弾き出すべく歩を進めた。
「リフレシュ。オイ、大丈夫か」
男の子
「アレ、痛くない」
騎士
「どけ!貴様は誰の馬車の邪魔をしているか分かってる要るのか」
いつの間にか、騎士がひとりが馬から下りて近寄って来ていた、俺に向けて剣を思い切り突き立てた瞬間刃を近侍衆が剣の根元から切り落とした。
キ~ンキンキン.....剣の刃が寂しく転がった
騎士
「馬鹿な………」
別な騎士
「き、貴様らは何者だ一体、」
驚き事実を認識しない騎士は、怒りの表情を浮かべてそう叫んだ。
バン子爵
「オレはバン子爵だ。コラフェイス公爵家のシルバ様の近侍衆頭を務めている」
何が始まったのか全く分からず、騎士も兵士も、そして集まっていた野次馬、全員が呆気に取られたまさか宮廷魔術師第二席のシルバがこんなトコに居るとは思わない、先日のオリビア神国の大軍をエンシュバッハ大将軍と二人で壊滅させた英雄が目も前に居る.......
慌てて馬車から恰幅の良い貴族が出て来た、
オーケ・フォン・マルムフォーシュ侯爵
「シルバ様とは知らずに部下が申し訳ありませんでした」
バン子爵
「シルバ様、このような事を平気でするのが今の貴族です。先程も何の迷いも無く男の子を槍で突き飛ばし蹴りを入れる等平気でしています」
オーケ・フォン・マルムフォーシュ侯爵
「シルバ様その様な事は有りません、今すぐに兵士を処分しますのでどうか穏便に」
「成る程ね、そんな事を平気でするしトカゲの尻尾きりか救えないな、侯爵貴方は救えない程愚かだ今を持って侯爵家を断絶する。バン子爵全員を捕まえて下さい抵抗する者は殺してください」
バン子爵
「ハッ、シルバ様お前ら捕縛しろ」
近侍衆
「ハッ」
オーケ・フォン・マルムフォーシュ侯爵
「シルバ様お待ちをいくら何でも横暴ですぞ」
「安心して下さい、この先長くは無いのですから最初から貴方の家は断絶が決まっていました。それが幾らか早くなっただけです」
集まっていた大勢の野次馬などはオーケ・フォン・マルムフォーシュ侯爵が捕まり侯爵家の断絶等の事実を知り歓声を上げていたのだった、そしてシルバは貴族を潰す事を心に誓った。
王都郊外の訓練場
「バルブロ将軍に頼みがあります」
バルブロ将軍
「何でしょうか」
「明日騎士団を動かします、貴族を捕縛しますが抵抗すれば殺しても構いませんので協力をお願いします」
バルブロ将軍
「話は聞いていますので此処に居る者達を明日使います、それと大都内の貴族も」
「それとスイマセンが、私の部下も参加させますね六年も実戦から離れているんで実戦の感覚を取り戻す為に良いですか」
バルブロ将軍
「問題有りません、こちらもシルバ様に治していただいた者達を実戦に参加させます。それに決まって居た事ですから既に人選も部隊も決まっています」
「それは心強いです、御願いします明日の朝に屋敷に突入させますね、他にも貴族の領地を制圧しますがオレが部隊を転移させますからこれは明後日から始めます宜しくお願いします」
ベッソン団長
「では我が兵士の準備もします」
「ハイ、御願いします領地に送りますから近隣の馬鹿な貴族を潰して下さい、」
ベッソン団長
「ハッ、了解しました」
「それでは送りますね、それと国王にオレは伝えて来ます。ベッソン団長領地に送りますね転移」
セルゲイ王国王宮内
それからセルゲイ兄ちゃん(国王)の所に行き今日の話をした
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「成る程な、それで頭にキタか」
「ウン、頭にきたから1200の貴族だよね、全部潰すよ抵抗したら皆殺しにしてやる」
(時が立つにつれ頭に来ていたがキレ始めているシルバである、自分が虐められている事を思い出している)
宰相イバン・ランドル
「好きにやって下さい、その貴族共は全員殺してもと言うか殺して欲しいのですが、後々面倒なのでその家族も含めて」
(既に副国王として皆がシルバを扱っている)
「なら殺すね、早いトコ決めるから何日掛かるかナ」
軍務総長ラルフ・カールセン
「軍としては二月を考えていますが、転移魔法を使えば一月以内に片付くと見ています」
おっちゃん(大将軍)
「ならシルバ城塞内の貴族もだなコレはエルネスに伝えれば良かろうがな、それとワシは暫くこの大都からは動けないな城に詰めて居ようかの」
軍務総長ラルフ・カールセン
「是非に御願いします、エンシュバッハ大将軍が居れば王都に余計な混乱はしないでしょう」
「面倒だから今から始めるよ、良いよねセルゲイ兄ちゃん」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「オォ~、やれやれど派手にやってやれ~」
「分かった転移」
おっちゃん(大将軍)
「アレは完全にキレていたナ、久しぶりに見たぞ血の雨が降るナゾクゾクしたぞ」
宰相イバン・ランドル
「何時もと変わらなく見えましたが」
軍務総長ラルフ・カールセン
「闘気の密度が普段と全然違った....」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「軍務総長直ぐエルネスに連絡だ、あの城塞群にも馬鹿共が居るからな」
宰相イバン・ランドル
「貴族405家直属の家臣が2万3590名ですが既に切り離し工作は完了しています、貴族とその家族ですな人数は1980名です。それに聖騎士は全員が国王陛下に従うと報告がありました」
軍務総長ラルフ・カールセン
「直ぐに連絡します」
セルゲイ王国郊外訓練場
「バルブロ将軍、予定変更で今から貴族の屋敷に突入しますので全員に準備を一時間後にまた来ます、それで皆を魔法で運びますから良いですか」
バルブロ将軍
「問題有りません此処に居る13万の兵士は直ぐに、それとシルバ様他の将軍達を紹介します。タマラ・フォン・ペレイラ将軍(女性)・レオナルド・フォン・ベルナスコーニ将軍、アンリ・フォン・ブリュック将軍、ホアン・フォン・エスコーダ将軍・テーオドリヒ・フォン・リンク将軍の五人ですが中々将軍達が揃いませんので、書類やら何やらと多くてしかし今から伝令を出しますので来てから、直ぐに指揮できる状態にしておけば皆有能な指揮官ですので問題ありません」
「分かりましたでも一時間後にオレが連れて来ますね、それとポーション水を水筒に入れて下さいね最後に渡した奴です、準備が整ったら一気に片付けますね。宜しくお願いしますでは転移」
バルブロ将軍
「忙しい方だな本当にミンナ、あの方がシルバ様だ勝負を挑んでも瞬殺だぞ俺なんか百三十戦百三十敗だぞアハハハハハ」
ホアン将軍
「聞いてるが瞬殺か......流石エンシュバッハ大将軍の一番弟子と言う事か」
テーオドリヒ将軍
「一応は俺達も弟子だがお前さんが瞬殺なら俺達も同じかな、もう一度事が済んだらエンシュバッハ大将軍に鍛え直して貰うか焼き直しだな」
バルブロ将軍
「エンシュバッハ大将軍から此処で鍛えて、レベルを上げたら訓練を付けてくれると言っていたからな」
テーオドリヒ将軍
「此処では確かに基礎体力や剣術等が効率的に上がるナ、俺達はレベル150以上だがまだまだ先か」
セルゲイ王国王宮内
「セルゲイ兄ちゃん(国王)あのさ忘れてた、コレねハイ」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「ゴーレムかしかしこれは見た事が」
「これはオリハルコンのゴーレムで名前はアリーだよ、可愛いでしょスカートも履いてるしさでも触っては駄目だよこのスカートは刃物だからネ、セルゲイ兄ちゃん(国王)の護衛に付けるから宜しくね。それと現場に行ける将軍達を集めといて訓練場でもう兵士が準備してるからさ、指揮できる将軍達を訓練場に連れて行くからね一時間後にね転移」
宰相イバン・ランドル
「やる気ですな、軍務総長頼めるかな」
軍務総長ラルフ・カールセン
「無論です、私が行きたいくらいです」
おっちゃん
「そうか、なら代わりにワシが行くか」
「「「「「絶対にダメです」」」」」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「ゴーレムかで師匠はこのゴーレムを知ってますか」
おっちゃん
「知っとるぞ、シルバの最高傑作だ凄いゾ此奴は本当に、魔法も使えるしな限定でだが近衛騎士団全員500名と比べても戦力としては分からんナコイツを倒せる人間は今のトコはワシにシルバ位だ、十分だけならワシと為を張るぞ。それにハリーとモルド商会に一体計二体居るぞ」
軍務総長ラルフ・カールセン
「何とエンシュバッハ大将軍とですか」
おっちゃん
「前に三回戦ったからな、その後何度も改造したらしいがな恐ろしい機能が付いてるな間違いなくアリーは」
コラフェイス公爵家領地内訓練場
ベッソン団長
「急げよ、我らのシルバーズ騎士団の初出陣だ」
騎士に兵士
「オォ~」
「ベッソン団長ドンナ感じですか」
ベッソン団長
「シルバ様もう直ぐ全員準備できます」
「なら隣のケルスティン・フォン・フォシュマン公爵を捕まえに行きますよ」
(因みに紙に書いて有る、名前を呼んでいるだけで覚えてる訳では無い)
ベッソン団長
「ハイ、しかしですが、転移魔法でこの人数を運べるのですか」
「無理一度にはね、でも別な手段が在るから大丈夫だよ。それに....さっき言ったフォシュ何とか公爵の屋敷にはもう一度行ってるから大丈夫だよ」
これはエルネスがもしも万が一の為にシルバを転移魔法で潰す事が決まった、貴族の領地に屋敷に連れて行き場所を覚えさせていた。しかしシルバは頭が記憶力がよろしくないので!前にこの世界に来ていた日本人の魔法で地図に場所を記憶させて置いた、その地図には場所と名前に色での識別が出来る機能があったが、残念シルバは練習しないとこの世界の貴族の名前を発言出来なかった。カンニグは出来るが十二分に使いこなせては居なかったのだ。
シルバの自由行動
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「ココが屋敷か見た事が無い新鮮な感じの屋敷だな」
「ウン、で海鮮鍋はどうかな」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「美味いナ、本当に旨いこんな料理が在るとは、具材が分からんが兎に角美味いの一言だ」
「酒も良いでしょ、特別な奴だからね」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「確かに透明だがコレは何で作ってるんだ」
「米だよ、これが米って言うんだよ、遠くまで行って買ってきた」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「フム、成る程コメか美味い」
「でさ、隠して居た事が有るんだ聞いてくれる」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「何だ可愛い弟の事だ何でも聞くぞ」
「俺さ、この世界の人間じゃ無いんだよ本当は、別の世界で生まれて15歳の春に此処に来てしまったんだ、その世界はって信じてくれる」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「信じるよ、お前を疑う事は無いしオレのただ一人の弟だ世界が敵になってもオレはお前の味方だ」
「ウン、ありがとそれで前の世界ではさ.....苛められていたんだ。それがこの世界に来て変わったんだオレは強くなった、だから今は金がアル強さもあるからスラム街の掃除をしたいし苛めも無くしたい、孤児院を作ったしそこでは将来の職業を自由に選択させたいから、勉強も体力も教える何でも教える施設を作るのが今の夢なんだ」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「そうか.....辛かったなでもな俺もこの五年間は辛かったぞ、家族が全員先の大戦で死んでしまったからな国王だった親父はその後に直ぐ亡くなったしな、強制的に国王になったんだ孤独だったよ、お前が来るまでな今は本当にシルバが居てくれて嬉しいし家族が弟が今は居るからオレは寂しくないんだよ、死ぬなよ生きろオレの為にそして俺もお前に為に絶対に死なない約束だいいな」
「分かった」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「ヨシ、今夜は飲むぞ」
「分かった飲もう」
二時間後
「アニキは好きな人居ないの」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「ん.....いたよ」
「誰だ」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「誰にも言うなよ」
「絶対に言わない」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「......エルフだ」
「エルフなの?じゃ~、何で結婚しないの」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「何処に居るか分からんしな、師匠と旅をしてる時に偶然湖畔の森で逢ったんだ」
「で」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「何度も逢ったし話もしたがそれっきりだ」
「名前は何て言うの」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「ララノア(微笑む太陽)だ」
「エッ、ララノア姉ちゃんか」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「知ってるのか」
「タブンね、俺も森の中にアル湖で夜に泳いでいたら、綺麗なエルフがいて裸見たらボコボコニされたんだけどね、見たくて見たんじゃないンジャ無かったけどさその時はだけど」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「で、それで」
「仲良くなって魔法を教えて貰ったよ、ヤベこれ内緒ね」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「今でも連絡取れるか」
「取れるよ、偶に逢ってるしね」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「俺も連れて行け~」
「無理だよ、会うのも内緒だし....オレ殺される」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「ならばだ.............何とかしてくれ頼む」
「分かったけど、時間はかかるよ」
セルゲイ兄ちゃん(国王)
「無論だ」
次話に続く
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