第12話.血だらけの.購入.孤児院
朝一のトレーニングにメイドのエルレラさんが毎朝起こしに来てくれている!オレは朝が弱い自分では早くに起きれない......そこで毎朝御願いしている。
毎日のヘルメ姉との打ち合い稽古で朝は筋肉痛で叫びそうになり!リフレッシュを掛け筋肉痛を完治させ、準備運動してから背中の重りを増やしそれに腕に足にも重りを付けて(何十キロかは分からない?適当に負荷を掛けているから)庭の外周を走る最近は毎朝約20キロ程走っている、それから腕立て等を行いシャワーで汗を流し朝食だ!
ヘルメ姉が来てから既に二週間が過ぎている。二回ほどメルの町のモルド商会に物資を運んでいる!運搬費が無くなったので安く売れるので回転率が上がり利益が倍増してるらしい。
そして俺はまだ!ヘルメ姉に一本も取れていないし、かすり傷も付けてない正直剣術に自信が無くなって来てる!以前にさわ姉に言われた魔術の方が才能有るかもと言う言葉が頭から離れないし、何よりも魔法の方が進歩が速い!さわ姉は教えるのが凄く上手い、要点を詳しくそしてコツも優しく教えてくれる。ヘルメ姉は身体で覚えろと考えるよりも自然に体が動くようにと言われている。
それとバルトの町のモルド商会は町の最大の商会になった!以前に潰したハイドラ商会のシェアをそのまま引き継ぎ、商人ギルドのバルトの町の代表になった。
この件にはバルトの町の副警護責任者をしているホルツバウアーさんが絡んでいた!以前に盗賊に攫われた息子とメイドを俺が助けた事が有り偶に息子を連れ屋敷に訪れる。
ヘルメ姉との打ち合い稽古を終えて体中血だらけで居る俺が何でか知らんが執務室に呼ばれる!オレはさわ姉に傷を治して貰いアニキだけだろうと思いそのままの服装で執務室に入ったが!財政官が驚いていた(声も出てない)....流石に全身血だらけの者が入ってきたら驚くだろうな!オレも人が居るとは思って居なかったが、途中で空間魔法で認識はしたが気にしないで入った。
モルド
「財政官殿!申し訳ない、本当に申し訳ない。シルバ何だその恰好は?」
「ン!ヘルメ姉との打ち合い稽古してたからだよ?急いで来いって言うから.....」
モルド
「確かに....俺が悪いナ!スマンでだが」
ハイドラ商会の件では1000人を超える人が捕まったり・罰金刑・追放等の罪で処断された。それで追放になったのが屋敷の隣の家で買い手が付かないし町の財政官が兄貴のトコに来て買ってくれと維持費だけで莫大な金になるらしい?
「何故俺に聞くの?」
モルド
「訓練施設が欲しいと言ってたろ?それに購入した屋敷に護衛の者の部屋とかに仕えるだろ?庭を全て潰して訓練施設を作る。それにだハイドラ商会が潰れたんで人が失業者が増えたんだ何とかしてるが、協力を要請されてな財務官殿に」
「買えば」
(財務官がポカーンとしてる、当たり前だろ金貨何万枚の話で普通に「買えば」とか言えないよな)
モルド
「それじゃあ購入するか!財務官殿、値段は幾らですか?」
財務官
「は!ハイ。特別価格で金貨10万枚で本来の価格は金貨17万枚ですので.....」
モルド
「それは今現在の状態での売値ですか?」
財務官
「ハイ!そうです、今の状態の金額です他を入れると倍近くに上がります」
モルド
「ならば購入しましょう。書類の準備が出来たら現金一括で!」
「アニキならメイドとか元々居た人間も雇ったら?」
モルド
「確かに分かった」
財務官
「有難うございます。もし良ければ他にも有りますので資料だけは置いて行きます。では失礼します」
モルド
「お前も強か(したたか)だな!人も雇い入れる何て言われたら、雇用促進で税金も増えるから好印象だぞ」
「エッ!そうなの面倒くさいから分かる人が居れば良いと思っただけなんだけど....」
モルド
「結果的には十分だな!ってか着替えろよもうすぐ昼食だ」
「ハ~イ」
昼食時
隣の屋敷を購入する事をさわ姉に兄貴が報告と序でに人も雇うと...事後承諾になるが良いかと。
さわ姉
「素晴らしいです。お金を持ってる人はそれを還元しないとお金は回りませんからね!それに貯めこんでもあの世まで持って行けませんから」
モルド
「そうか!有難う」
「序でにスラム街に孤児院でも作ったら?行く宛の無い子供を養う」
ヘルメ姉
「教会みたいな奴ね!それはナイスな発想ね!イメージアップににも良いんじゃないの?」
モルド
「俺はその何だ!人気とかは考えた事は無いのだが、聞くのが怖いがそんなにもイメージ悪いのか?」
「さぁ~!オレは分かんないよ、知り合いとしか話ししないし問題外デス」
さわ姉
「最近外に出てないから!.......でもメイド達には噂位は聞きました。ハイドラ商会が潰れたんでカナリ儲けてるとかでも!悪い噂は今の所無いみたいよ」
モルド
「わかった!.....計画を練ろうシルバの昼寝が終わったら!」
さわ姉
「そうですね。孤児院?を作りましょう」
(アレ!孤児院ってこの世界に無いの?それにポーションが無い!無い無い!魔法=ポーションだろ!何で無いの飲んで見たかった、恐らくだが...魔力補給のポーションは作れるが、今は技術が未熟で無理だろうが)
ヘルメ姉
「それにしてもシルバのこの二週間の成長は凄いですね」
「オレ.....成長してる?」
ヘルメ姉
「気づいて無いの?二週間前と比べて.....二週間前の初めての打ち合いの時は今にも倒れそうだったのに!今は余裕が有るの分かる?」
「アッ!....うん」
さわ姉
「アラま!今気づいたの?でも本当に精神的にそれと貴重な経験値を得る事が出来ましたよ。動きが全然違います今なら火竜を倒せるかも?」
ヘルメ姉
「ナニ!火竜って?」
「少し前に火竜と戦って逃げてきたんだ、皮しか切れなくて!体高が15メートル位のヤツだった」
ヘルメ姉
「皮!そいつは成龍になって恐らく二度目の脱皮だ!鱗じゃないのが証拠だし気が立って何にでも襲い掛かるし、一番ヤバイ時に出くわしたね!でも聞きたいけど闘気は?」
「闘気は使って無かったって言うよりも!焦り過ぎて闘気の事を忘れて...それで逃げて来た、今はトレーニングしてるし闘気の使い方も出来て来てるから習得出来たらリベンジしに行く」
ヘルメ姉
「分かった!今のお前なら火竜を倒せる程度に鍛えてあるし、いま少し共に頑張ろう」
「ヘルメ姉!お願いします」
さわ姉
「話も終わりましたので、サッサと食べてシルバは昼寝です。今日は孤児院?の事を話会いましょう」
俺はそのままベットの上で魔晶石に魔力のストックし寝る。
起きてからは孤児院の話し合いを計画する。金は幾らでも有るし失業者も居る孤児院は出来る。
モルド
「さてと本題だ、スラム街はシルバが抑えてるから何とかなるナ」
ヘルメ姉
「へッ!意味が分かんないけど?」
モルド
「スラム街の方はシルバが憂さ晴らしに暴れているから、何とかなると思う」
「確かに馬鹿を偶に殴りに偶に行ってるから何とかなると思う」
モルド
「では孤児の人数が分からないから、そこから調べて!屋敷も同時に購入しようか?」
ヘルメ姉
「孤児の人数は何千といると思う、その人数を?」
「やろうよ!俺の配当金をそれに廻してくれ」
モルド
「イヤ。モルド商会として今回の事業を行う、人員も添え終えないとな」
「スラムの女の人を雇った方が良いんじゃない?」
ヘルメ姉
「確かに受けは良いな、それに情報も入るし」
(へッ!善意の行為じゃ無いの?)
モルド
「確かにしかしだ!スラム街の治安回復も期待できる。誘拐・詐欺・殺し等の犯罪の減少に繋がるハズだ一度ホルツバウアーさんにきいてみるか?」
「んじゃ俺はスラムの治安回復に行って来る」




