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悪徳領主の娘に転生しました。『魔法学園恋愛編!』たぶん!  作者: naturalsoft


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エピローグ

あれから各国が喜びで湧き、魔王軍と勇敢に戦い散っていった兵士達の葬儀が行われた。


「この国に、いや世界に住む皆に伝える。我々は先の戦いで魔王軍、魔将軍、魔王、そして邪神に勝利した!四大精霊様、今は邪神が滅び復活された光の大精霊シャイン様を含めて5大精霊様のお力添えがあったとはいえ、我々の手で兵士達が命を掛けて戦った事実を忘れてはならない!この度の勝利は皆の力があった事を忘れてはならない!勇敢に戦った英雄達に黙祷を捧げる。黙祷!」


大陸に写し出されている立体映像の魔法で、平和式典の映像が流れていた。


平和式典にはリュミナス王国で行われた。


「この世界で平和が訪れた事を大いに祝いましょう!そして、邪神を封印するために、一緒に封印されていた光の大精霊シャイン様を紹介致します。これからは5大精霊と呼ぶように!」


壇上には5大精霊が並んで立っていた。


「ああ、なんて凛々しいお姿なのかしら?」

「ええ、生きていてよかったわ♪」


民衆は5大精霊の姿に歓声を上げた。


コソッ

「お嬢様、例のフィギュア?よろしくお願いしますね?」

「ぐふふふっ、各国の大聖堂から注文がひっきりなしだよ♪大儲けだね♪♪♪」


令嬢にあるまじき顔で、スノーに答えるシオンであった。


「それにしてもイフリート、リヴィ、シャインが意気投合して、バトッた時はヒヤッとしたね」

「ええ、ダンジョンで戦わせて正解でした」


そのダンジョンも粉々になったけど、被害が出なかったのでよしとしよう。


各国の代表の平和への感謝の挨拶が終わるとパーティーが始まった。


「今日は秘伝のレシピを公開したからね♪タップリと食べてね~」


前世での料理を再現したものが並んでいた。


「やっぱり焼き肉はタレが美味しいのよね~」


このタレを作るのには苦労したよ。

みんなガツガツと食べてるね♪


「…………ねぇ、スノー?みんなの憧れの大人の女性(笑)として人気のある貴女がそんな風にガツガツ食べていると、みんな引くと思うけど?」


ガツガツッとシオンが話しているのに食べるのを止めなかった。


「聞いちゃいないわね………」


シオンも料理を摘まんでいると、クリスがやってきた。


「ここにいたんだ。探したよ」

「あ、クリス!王族としての挨拶お疲れ様~」


シオンと違いクリスは各国の首脳陣が集まるパーティーで挨拶廻りに忙しかった。


「シオンも、そう遠くない未来、王族となるんだから手伝ってもらうよ?」

「ブフッ!?」


ゴホゴホッとむせるシオンにハンカチを渡した。


「もうっ!いきなり何をいうのよ!」


赤くなりながら言うシオンに、クリスは真面目な顔で言った。


「シオン、俺は本気だよ。平和になったし、もう遠慮しないから覚悟しててね?」


あわわわわっ!!!!?


シオンは顔を更に真っ赤にしながらクリスを見詰めた。


「少しは俺の本気伝わったかな?」


クリスはシオンの頬にチュッとキスをした。

真っ赤になりながらモジモジするシオンに、いつの間にか食べるのを止めていたスノーがニマニマしながら見ていた。


!?


「お暑いですねー?出産はいつ頃ですか?」

「うっさい!まだそんな行為はしてません!」


スノーを殴ろうとしたがヒョイと避けられた。


「まだと言うと、これから予定が?」


スノーはムカつく顔で揚げ足を取ってきた。シオンは言い返せず、う~と睨んだ。


「まぁまぁ、シオン好きだよ。結婚してくれるかい?」


ドキッ


「は、はい。よろしくお願いします」


シオンは消え去りそうな声で返事をするのだった。


「「「おめでとう!!!!」」」


「はい?」


見渡すと、いつの間にか人の輪ができていた。


「なっ!?」


見られていたの!?


「これだけ証人がいるんだ。逃がさないよ?」


クリスは本当に本気で落としに掛かってきているようだ。


「う~~腹黒クリスめ~~~」


恥ずかしくて悔しそうにするシオン達を周りの人々は暖かい目で見守るのでした。


これからのシオン達に祝福を!


5大精霊達もこれからのシオン達に祝福の魔法を掛けてお祝いするのだった。



挿絵(By みてみん)





【完】




長い間、ありがとうございました!

まさか2020年6月に投稿して、更新頻度が下がり約2年も続くとは思ってみませんでした。


また新作を書いていますので他の作品もお楽しみ下さい。


最後までお付き合い頂きありがとうございました!





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― 新着の感想 ―
[一言] 大陸中に中継放送されてそうだなあ
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