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仮面を外したら  作者: 常盤周
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「嬉しい。」


涙があふれるけど確認しなきゃ。

もっと早くに確認しなきゃいけなかったのに。

今もいて見て聞かれて一部始終報告されたら恥ずかしい。

何かにつけてからかわれるだろうし。


「今も影がついているのですか?」

「いや、伯爵と彼女の処罰が決まったからもうついていない。それに元々レイモンド様の影だ。私につける方が間違っているんだ。ったく、本当に心配症と言うかお節介というか・・・」


涙が溢れてたはずなのにクスクス笑いだしてしまう。

本当に世話好きだよねぇ。

エドワード様の事を心配して色々面倒みているんだもの。

鬱陶しいけど憎めないよね。

ふふふ。



「エドワード様お願いがあるの。私といる時は仮面を外してほしいいの。あなたの顔は醜くないし化け物でもないから。そのままのエドワード様でいてほしいから。」

「だが、皆見たくないだろう。」

「この屋敷にいる時だけでもダメですか?」

「・・・わかった。バートに言って皆に知らせてからでいいか?いきなりだと驚くだろうから。」

「ありがとうエドワード様。じゃあ早速外して下さい。」

「えっ?」

「今は2人だけですから。」

「はぁ〜。君は本当に・・・」


そう言いながらも外してくれた。

初めて見た時よりも心なしか色が薄くなっているような・・・

そっと撫でる。

エドワード様は落ち着かないようだけど。


「なんだか眩しいような・・・」


うん。

そのままのエドワード様がいい。

どんなエドワード様もエドワード様だから。

仮面で隠さないで。


仮面を外したら

明るい世界が広がるでしょう?

その明るい世界で一緒に生きていきましょう。

周りの皆も一緒に幸せになりましょう。



仮面を外したら


私だけを見て。


あなたと笑いあって生きていくから。

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