40/90
ハン
今回は『ハン』に付いて。
『アン』が杏子から始まったシュメールの神だと言う話はした。
で、ここから『ヨハン』と言うキリスト教の洗礼者の話になった。
これ自体は母音が連続するが、両方を元の読みで読むための記号が『h』だった事からだろうが。
ここで、『チンギス・ハン』と言う言葉を見てみよう。
『チンギス』と言う地方の『ハン』つまり神だと言う事が分かる。
個人名が存在しない事が分かる。
で、ここから日本の『都道府県』の前の名称『藩』に繋がる。
藩主とは何か?
当たり前だが多神教の神そのものだ。
『反物』の『たん』を『はん』と読むのもこの辺りの関係から。
『大阪』の『阪』が『阪神』と同じで、『さか』と『はん』の二つの読みが有るのもここから。
『半分』の『はん』は国が統一された後も『はん』を名乗り続けた事から『分ける』と言う意味が『はん』に付いた物だろう。
これが、日本における『あん』から『パン』や『ハン』に変わった言葉についての歴史だ。
Japanの『パン』については依然触れているので割愛する。




