賢者の石からアーサー王
錬金術関連の物語に出て来る『賢者の石』と言うのは実在する。
『賢者の石』は水銀化合物で辰砂と言う。硫化水銀(II)と言う別名を持ち化学式はHgSだ。
熱すると水銀が入手できる。
水銀は金と混ぜる事で金アマルガムと言う物質を作る事が出来て、金メッキに使う事が出来る。
オリンピックで金メダルを齧るパフォーマンスが有るが、アレの起源もこの方法で生み出されたメッキ製品を見分ける為に行われたようだ。
錬金術の境地だの到達点だのと言われる物が『金メッキ』とはとても残念な話だ。
錬金術の素材、『水銀』についても面白い話がある。
『水銀』を英語で『mercury』と言う。『水星』も英語で『Mercury』だ。
水星は元々は水銀星である事が分かる。
『辰砂』は赤い鉱物で『水星』と関係がある。
つまり、『赤い彗星』の元ネタはここにある。
更にローマ神話との関係性についても記す。
ローマ神話には『ディー・コンセンテス』と言う物が存在する。
『ディー』は神々と翻訳され、当然ながらメディア王国由来の『デア』『ディア』『デウス』と同じだ、直接メディア王国由来なのか、ギリシャ経由でこの言葉が入って来ているのかは不明だが。
そんな『ディー・コンセンテス』には『メルクリウス』と言う神が存在する。
当然、水銀の神と言う話だ。
この『メルクリウス』を分解しよう、『シュメール』+『車』+『アース神族』となる。
中東と貿易をしていた事と、錬金術を教えて貰った事の証拠となる。
当然この話は、『クリスマス』とも関係がある話だ。
『メリークリスマス』の『メリクリ』も当然『シュメール』と『車』だ。
『deer』・『鹿』と橇で荷物を運ぶ怪人、サンタクロース。
鹿では無くトナカイだと言う者も居ると思うが、トナカイは鹿科の生き物で、違いはメスにも角が生える事だけだ。
そして『トナカイ』には二つの英語名が有る『レインディア』と『カリブー』だ。
『reindeer』は『rein』+『deer』で『手綱』+『鹿』で構成された言葉だ。
『Caribou』の方も見た事があると思わないだろうか?『王者の剣』『カリバーン』『エクスカリバー』
アーサー王の元ネタが北欧神話、メディア王国、サンタクロース、交易と密接な関係があるのが分かるだろう。