表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
歴史探究  作者: 暗落底狂楽
22/90

織田信長

本能寺の変で織田信長は生涯の幕を閉じる。

この時に踊ったとされる舞が『敦盛』だ。




『思へばこの世は常の住み家にあらず

 草葉に置く白露、水に宿る月よりなほあやし

 金谷に花を詠じ、榮花は先立つて無常の風に誘はるる

 南楼の月を弄ぶ輩も 月に先立つて有為の雲にかくれり

 人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり

 一度生を享け、滅せぬもののあるべきか

 これを菩提の種と思ひ定めざらんは、口惜しかりき次第ぞ』




敦盛には疑問がある。

『南楼の月を弄ぶ輩』と言うのが誰を指すのか?という事がひとつめだ。

更に『化天』なのだが漢字の表記がぶれている『下天』や『外天』等が使われることも有るが、『化天』が正しいとするならば『変わって行く天』と言うのは『神仏習合』で変化した日本の事だと解釈できる。

『滅せぬもののあるべきか これを菩提の種と思ひ定めざらんは、口惜しかりき次第ぞ』

更に滅ぼせないのが口惜しい、菩薩の種になるのが口惜しい。


そして、『この世』が『水に映る月よりなお怪しい』


仏教徒は『化天』を仏教の中に出て来る怪しげな概念だと言いますが、『比叡山延暦寺』を焼き討ちする織田信長が敬虔な仏教徒であると思いますか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ