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愛し合う二人

実家から帰る途中加奈から

アパートで待ってると連絡が来た

「加奈!」

「あっ裕也さん」

加奈に駆け寄る

「いつからいたの?」

「10分前くらい...」

「おっま..言ってくれれば...」

すると裕也の顔にそっと手を当て

「ひどい顔..」

「それは元からなんでね」


外は寒かったので部屋に招き入れた

「奥浜は?」

「なんか急用で会社に行った!」

「ふぅーん...珍しい...」

暖房をつけ着替えていると

背中に加奈が抱き着いてきた

「冷た!」

「だって寒かったんだもん!」

「風呂入れるか...あーさみぃ..」

「私入れてくる―!」

と言い残し風呂場に向かった

だがすぐに

「キャー」

と悲鳴が聞こえた

「どうした!」

「急にシャワーが」


そこにはずぶ濡れの加奈がいた

「そのまま浴槽に漬かってろ」

「着替えがなーい」

「全くこの間の着替えあったよな...」

「違うよ...下着...」

「あ...」

「まぁいいや着なくても」

するとおもむろに下着姿になった。

「おっま..」

「いいじゃん..一回全部見てんだから..」

「そうだけど...」

「ねぇ...お風呂沸くまで一緒にいない..」

「それでか?」

するとまた二人は抱き合い

ベッドまで移動した

ベッドでは二人は一枚の布団にくるまり抱き合った

「あったかい...」

「加奈...」

二人は抱き合いキスをし

激しく抱き合った


その後一緒にふろに入った

「裕也さん..激しい..」

「君も激しかったじゃないか...」

「もう..バカ...」

「きれいだよ...」

またキスをした。

この日、加奈は裕也の部屋に泊まった


次の日裕也は加奈と近くのスーパーに来ていた

「えーと..あらかた買うもんはと...ん?」

買い物かごの中には入れた覚えにない

菓子と飲み物、化粧水が入っていた

「か~な~」

「えへへ..」

「全く...」

などとやり取りしながら買い物を終えた


車に乗り込み加奈をマンションに送る

「ありがとう!裕也さん!」

「いいよ別に...」

「でも初デートが買い物って..」

「あれぇ..デートとは言ってないし君が勝手についてきたんじゃ..」

「うそうそ、からかっただけ!」

などと傍から見ればカップル、若夫婦にも見えた


そうこうしていると奥浜のマンションに着いた

「ほら着いたよ」

「ありがと!」

すると奥浜が裕也の車に向かって歩いてきた

「前山、ちょっと時間ある?」

「あるけど」

「加奈ちょっと前山に話があるから部屋にいて」

「分かった」

加奈は部屋に向かった

入れ替わりに奥浜が車に乗った


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