異動
奥浜と共に車に乗り喫茶店に着いた
「話って?」
「明日正式な発表になるんだけど..」
「私、E県に転勤なの..」
「よかっt..はぁ!」
「そうなのよ..まさか私選ばれるなんて」
「それになんでE県?」
「新事業所のメンバーに選ばれたのよ..」
「あぁ..確か言ってたなそんなこと」
「他にも樫山さんも転勤が決定したの」
「はぁ!樫山さんも!」
「事務じゃ私含めて3人ドライバーは樫山さん含めて4人転勤よ」
「おいおい..マジかよ...」
驚いたまさか奥浜が転勤だとは
だが本題はそこじゃなく
「加奈はどうするの..」
加奈のことをどうするかだ。
「一人でマンションはちょっと..」
「あの子もう親元には行きたくないって..」
「学校の寮も聞いたけどもう空室がないって..」
「だから俺呼んだのか..」
「不本意ながら..」
「うーん..」
「いっそ俺が転勤は?」
「あんた転勤だと若いのがいないから論外だったの」
「それはそれで悲しい..」
「木村さんはもう定年近いし」
「樫山さんが適任って」
「もうやめて..胸が痛い」
暫し考えたがいい案が思い浮かばなかった
「あっっ!」
「なに..?」
裕也はひらめいた
「俺が加奈と暮らせばいいんだ!」
加奈は豆鉄砲を食らった鳩の顔をしていた
「はぁ!何言ってんの!」
「アパート借りるのにも金が必要だろ!」
「それは..いくらなんでも二人が付き合ってるからって..」
「近道はそれしかない!行こう!」
「ちょっちょっと!」
裕也は立ち上がり会計を済まし車に乗り込む
「前山これは加奈に聞いてから決断しよう」
「わかった」
マンションに戻り
加奈に聞く
「加奈!よく聞いて!」
「なに..茉希ねぇちゃん...」
「あんた前山と一緒に住む気ある!」
「え..ちょっと待って..どういうこと..」
加奈に話の流れを話す
「本当..」
「本当よ..」
暫し加奈は考えたが
「裕也さんと一緒に住む!」
「え..」
「本当なの加奈!」
「うん..もう決めた!」
「いいのか加奈..」
「裕也さんさえ迷惑じゃなかったら」
「俺はいいよ、楽しそうだし!」
「よし決まり!」
「全くあんたたちは..」
こうして加奈は裕也のとこに住むことになった
「そういや、いつから行くの?」
「三月の第2週かな..」
「そしたらさ俺がここ住んでいい?」
「え..なんで?」
「今のアパートじゃ二人は狭いからさ」
「それに三月の終わりアパート更新だから」
「分かったわ..不動産屋には言っとくから」
「サンキュー」
奥浜は三月中頃に転勤
裕也は終わりに更新と
どうやら奥浜とも時々だが気が合うようだ




