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旅する探偵もの  作者: スーパー天邪鬼
海賊戦?
53/55

海賊の噂

「オラ見つけただ!これ探してたお宝だ!」

「いい加減その、

頭が悪そうな話し方やめるんだ」


黄色いバンダナと青いバンダナの男。

黄色の男は体が大きいが、話す時に言葉を区切らない。

もう一人の男は丁寧な話し方で、身長は170cmほどだ。

そんな二人が砂浜の宝箱を開けながら言う。


近くには難破した軍船があり、

その船が所有していた物を漁っているのだ。


彼らの開けた宝箱には、

赤い宝石の付いた首飾りや、

光輝く冠等が入っていた。


「やったど!これで飯いっぱい食べれるだ!」

「お前、この宝箱しっかり見ろよ?」

「ほうぅ?」

「良いか?これは砂に埋まってない。

ここは砂浜なのにだ。

箱全体が見えている」

「だからなんだぁ?」

「ここに置かれてから、

全然時間が経ってない・・・」

「おぉい!お前らぁ!」


彼らの後ろに船がある。

その船にから赤いバンダナの男が二人に叫んだ。


一見すると優男だが、

よく見ると胸筋と上腕筋の発達が服の上からでもわかる。


「海軍が来た!その箱は軍のやつだ」

「やっぱりか。

なんでこんな場所に難破してるんだ?

まあ良い。早く回収するぞ」

「どう言う事だ?」


黄色いバンダナ男だけは、

状況を理解していないようだ。


「黙ってないで手を動かせ。

早くしないと軍が来るかもしれない」

「なんでだ?」

「自分で考えろ」


話しながらも、

手際よく宝箱を運ぶ二人。

そこにもう一人から声がかかる。


「二人共。早くしなさい。

あいつらぶっ倒す準備が必要なのよ」


白いバンダナの女だ。

大体18歳程度だろうか。

手にはカットラス4本と、

単発銃を二つ持っている。


彼女の視線を追うと新たな軍船が見えた。

かなり大きい船だ。


「ちょっと待ってろ」

「宝箱しっかり見ただ。何がおかしいんだ?」

「その話はもう終わってんだよバカ!」


白いバンダナ女が、

ようやく宝箱を見た黄色い男を蹴る。


「皆!もう来たよ!」


彼らの船横に、

綺麗で大きな船が着く。

船に乗ってる兵士達は見るからに血の気が多そうだ。


「お前達!海賊か!」

「だったらどうしたお役人!」


軍の代表と赤いバンダナ男が話す。


軍の船では20人ほどの兵士が、

慌ただしく走り回っていた。


「我々の宝はどうした!」

「これの事?」


白いバンダナ女が、

宝箱の中にあった冠をかぶる。


「気安く触れるな!

全員取り押さえろ!!」


その言葉で兵士が一斉に駆け出す。

目指すは海賊の船。

だが砂浜で走りにくく、

夏だからか熱いようだ。


「全く。

ここに武器置いとくから自分で取ってね」


白い女海賊が、

カットラス一つと銃を持って、

向かってくる兵士と戦う。


「えいっと」

「グォ!」

「ギャア!」


まるで踊るような足さばきで敵の攻撃を避け、

手首や脇など、服の薄い場所を的確に斬る。


あっという間に2人を斬り付けた。


「アリッサ悪い。遅くなった!」


青い海賊が、

アリッサと呼ばれた白い海賊の応援に来た。


カットラスを2刀持ちで、

両手の力で相手を圧する。


応戦した敵を一瞬で斬り伏せる。


「アリッサ、トギー。箱運んできただよ。オラも戦えば良いんだ?」


青い海賊はトギーと言うらしい。

トギーはまた兵士を一人斬り付けて、

黄色い海賊に話す。


「ドンス。お前もさっさと戦え」

「あい。

のこったのこった!」


黄色い海賊であるドンス。

彼はまるで力士のように体が大きい。

その巨体を使って砂ごと敵に突撃する。


「うぁ!砂が!

ぎゃあ!」


砂が敵の顔に掛かり、

その敵を吹き飛ばす。


『ブゥオオオオ』


出航の合図である貝が鳴らされる。

どうやら海賊船から響いた様だ。


アリッサは一度船の中に居る、

緑のバンダナ男へ呼びかける。


操舵室に居る緑のバンダナ男は、

どうやら船の操縦士らしい。

隣には先程の赤いバンダナ男も一緒だ。


「緑、慌てすぎ!

他にも宝があるかもしれないでしょ?」

「アリッサの言うとおりだ。軍の船なら色々あるだろ。

宝とか武器とか飯とか!」


そう言いながら赤い海賊は巨大な銛を手に持ち、

船の上から砂浜に飛び降りる。

高さ4m程あったのだが、

着地してすぐに歩きだした。。


「なんだよあの化物!」

「クソ!人数でおせ」


しかし赤い海賊は銛を右肩に担いで、

まるでバットのように振る。


「オラァ!」

「「「がぁあああ!」」」


3人を纏めて吹き飛ばす。

吹き飛ばされた3人は海に着水した。

陸地から10m近く吹き飛ぶ様子は、

まるでおとぎ話の戦いだ。


「こいつら5人の海賊・・・

五色隊か!」

「何だそれ?

俺達そんな名前なのか?」

「ヘッ!悪くねえな。俺ら五色隊!お宝は頂くぜ!!」


赤い海賊の一言で士気が上がり、

4人が次々と兵士を倒す。


兵士はどんどん斬られ、

突き飛ばされ、

投げ飛ばされる。


2分と経たずに兵士達は沈黙した。


「ヘヘッ。名前を付けてくれたからな。命は取らねえよ」

「アタシらは優しい海賊だから。

ま、お宝は勿論貰うけど」

「なあトギー。オラ腹減っただよ」

「うるさいぞドンス。

船の中には食料もあるだろう。

ちょっと我慢しろ」

「じゃあ行こうか。

デガラズ船長」

「ああ」


アリッサは赤い海賊をデガラズと呼ぶ。


そして、軍の船に入る4人。

彼ら更なるお宝を探すつもりだ。


------------------------------------------------------

「で、船にあった物は、

殆ど取られたらしいんです」

「具体的には何取られたんだ?」

「そこ知りたいよねー」


俺とシャラは現在日華国に向かうため、

軍の船を使っていた。


そこで兵士に聞いたのは、

この近辺に出る海賊の話だ。


とは言え五色隊の噂は前から知っている。

それぞれ海賊としての役割分担ができ、

この海域でも札付きの連中だ。


「それにしてもデガルズの兄貴が、

この海域の海賊とはな」

「だからバイキングがどうこう言ってたんだよねー」


赤い銛使い

『デガラズ』

イタールア街で共に戦った、

デガルズの兄だ。


他青い2刀持ち

『トギー』

元は騎士だったが、

2刀一閃流に心酔し、騎士を引退。

美青年としても名高く、

海賊に勧誘されたらしい。


黄色い力士

『ドンス』

日華の力士で関取だったが、

間違って乗った海賊船で、

食事をつまみ食いしたらしい。

その償いとして海賊になったようだ。


白いダンサー

『アリッサ』

とある街のバーで踊り子だったが、

街が賊に襲われた。

そこを通りがかった海賊が族を倒して、

アリッサから海賊になりたいと言ったらしい。


それともう一人・・・緑の・・・。

まあいいか。


「で、その海賊に会ったのはいつだ?」

「3日前に、

ここから北に50km離れた場所で目撃されてます。

まああんたらは見る機会無いでしょうが・・・」


残念だな。

海賊見たかったのに・・・。


あれ?


「なあ。海賊船の大きさって?」

「あん?横に15m程と・・・

あと縦に20mくらい。

奥行も20mくらいだったような」


ふむ。


「なあシャラ。

向こうにある船って大きさどれくらい?」

「ん?あの赤い船?

横15mで縦20m。

材質からしてこの水しぶき・・・

奥行き20mくらいかな?」


うむ。そういうことだな。


「あれ海賊船だろ?」

「あんた変なこと言うな。

海賊船は不気味なくらい赤く塗られてて・・・。

あーーーーー!」


間違いない。

赤色の海賊船だ。

忍びの時:対戦相手がパーリーナイ!な格好でイーハー!するのね・・・。

     良い飯だったぜ

時の王:怪盗さん!槍VSランス&スピアって最高よ!ネット配信の宣伝までするとは・・・

     次回ねじれこんにゃくも出るのか・・・うぇ!腹いっぱい!

鏡龍の時:さすが脚本家があの人!

     マンガのストーリーとかも好きだけど、こっちが好みですねぇ!

     うおぉぉぉおおおお!(叫びを吐いた)


つまり、歴代日曜の中でも最強じゃないか今日?

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