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「奥様は王妃」を満喫中  作者: アン・メリー
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すっかりアンテナショップ化してしまったリリィ商会はさておき、初めての王都なのに、王城、リリィ商会、伯爵家にしか行っていないと思いいたった。


学園前準備には王都に慣れる、プレ社交も含まれるって王妃様がおっしゃってたんじゃん!王城に慣れてどうすんだよ。


私、友達いない。


領地の隣は母の実家の伯爵家。従兄弟、野郎5人。父は嫡男だがひとりっ子。

他の隣接する領地は同世代の子どもがおらず…引きこもり気味のお家大好きの私は、わざわざ遠出してまで友好を深めることをしてこなかった。気配ないから両親も子ども社交に連れて行く頭がなかった。


弟2人組と過ごす領地と第二の我が家伯爵家で満足してた私。話相手も侍女のルシアや伯爵家の方々で終了していた。


そうだ、社交。そして王都満喫!

前世を思い出せ、自分。いわゆるヌン活、ブッフェ、アンテナショップのカフェ、某将棋会館のカフェ、東京駅中の美味しい店巡り!地方(実家除く)の美味しいものを満喫していたあの楽しい日々を!ひとり旅だけどね。

某スープ屋さんでは期間限定の日に黄色ものを出し、「ナイス、黄色!」と店員さんに言われジュースサービスもひとりで平気だった。

駅中のハンバーグ屋さんにも男性とカップルしかいなくても並んで食べに行って、ビュッフェもひとりでできるもん!だったあの日々を!


王都満喫しよう。プレ社交は伯爵家と母に任せよう!王妃様からはまだいるかもしれない転生者を探すよう内々で遠回しにお願いされてるが、私、貴族的な言い回し勉強中の12歳だもん!


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