4話 ムーセーウム学園を受験するのです。その4
『次は体術の試験を行います。それぞれ指定のグランドに移動してください』
再度アナウンスで移動を促される。フシナさんたちとは射撃場を出る時に逸れてしまった。
「第4グランドってどこなのです?」
現在私は道に迷っていた
「ちょっと君、迷ってるのかい?」
「実は…」
「会場はどこだ?」
「第四グランドです」
「そうか、奇遇だな私も同じだ、一緒に行くか?」
「お願いするのです。あっサクラっていうのです」
「おおそうか、私はローダンセという、っと急がないと遅れるぞ」
ローダンセさんは長身で金色の長いかみをしている
私たちは走って会場まで向かう
「ちょっと失礼」
「ひゃわ?!」
急にローダンセさんにお姫様抱っこをされた
「そのスピードだと遅れてしまう。私が抱えて走った方が速いからな」
「ありがとうなのです」
「はっはっは、どうってことないぞ」
抱えてもらってからはそれはそれは速かった
「君たちで最後だ、ここでは来た順に2人ペアになってもらい模擬戦をしてもらう、それを試験管が採点するという形だ、武器はあっちで貸し出してる」
「うむ、分かったぞ、それでは参ろうかサクラよ」
「私勝てるか心配なのです…」
何せ私を抱えてそこそこ走ったはずなのにローダンセさんは一切息切れをしていなかったのだ
「大丈夫、誰でも頑張って努力すればどんなことでもできるのだぞ」
「そうですよね、やる前から負ける気なのはダメなのです」
武器は私は短剣を2本、ローダンセさんは大剣を使うことになった…
「試験、開始」
「せいやぁ」
私は気合を入れスピードと小回りを活かし一撃を入れるべく…
「負けたぁああ」
ローダンセさんは強かった。大剣を小枝を振るように扱うのだ。一撃は重いし、速いしで一切勝てる要素がなかった
「サクラも頑張ってたぞ」
「ありがとうなのです。少し自信が出たのです」
『次は面接を行います。所定の教室へ向かってください』
次は面接、ここでどうにかアピールしないと
しっかりこの学園は男女共学です。女に急に声かける男とか胡散臭すぎるでしょ?
試験が勉強系じゃ無いのも奨学金が高いのに関係していたり。




