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1話 ムーセーウム学園を受験するのです。その1

週一ぐらいのペースで更新できたらいいな

「よし、頑張るのです」


私はサクラ。このムーセーウム学園を受験しにきたのだ。この学園を受験する理由は、この学園に入学すれば奨学金がもらえる。そのお金で田舎に残してきた両親へ仕送りをするためなのだ。私はまだ12歳の未成年、働くことはできない、両親のためにもなんとしても入学しなければ。


「うわぁ」


門から中に入るとそこには街が丸ごと入っていた。この学園は俗に言う学園都市となっていて、ここだけで全てが完結している。周囲には人、人、人おそらくこの人たちも同じ受験者なのだろう。


「負けてられなのです」


ライバルを前に闘争心を燃やす


『受験生の皆さんこれより受付を開始します。受験票を持ち各自指定の受付へと向かってください』


アナウンスで言われる。私の受験票にはD受付と書かれていた


「えーっとDは…」


しばらく歩いていると


「完全に迷子になってしまいました…」


見事に迷子になっていた、これまでこんなに広い場所にきたことがなかったので迷ってしまったのだ。


『あと十五分で受付を終了します。受験者の方は速やかに受付へ向かってください』


「ちょっと、そこのあなた」


「私、ですか?」


「そうよ、あなた以外誰がいるってのよ。迷子になるだなんて…まぁ、頼むのならば、道を教えてやらないこともないんだからね」


「えっと…」


一体この人は誰なのだろうか、聞いたところによると助けてくれるのかな?


「ちょっと、フシナ、歩くのが早いって…この子が気になってた子?また急に声をかけてびっくりさせたんじゃないの?」


「…」


「ほら、自分に都合が悪くなるとすぐ聞こえないふりする。ねぇあなた、私の名前はネリネ、でこっちがフシナ。ごめんなさいね、この子は、ちょっと恥ずかしがり屋で驚かせちゃった?」


「私はサクラなのです。よろしくです。あのできればD受付まで道案内していただけないですか?」


「D受付なら私たちと一緒ね、一緒についてくることを許可してあげるわ」


「こんな言い方だけど、あなたが受付に向かい始めたときから、ついてきてたのよ、あの子は絶対に迷うって言って」


「本当は優しいんですね」


「べ、別にあんたのためじゃないし、ここで助ければ私が受かりやすく、なるんじゃないかと思っただけだから。勘違いしないでよね」


そうなのか、やはり人助けをしたりすると受かりやすくなるのだろうか。


『あと五分で受付を終了します。受験者の方は…』


「と、とにかくさっさと行くわよ」


「ありがとうございます」


受験会場にて


「はぁ、なんとか間に合った」


『皆さん、本日はお集まりいただきありがとうございます。これより試験を開始いたします。まず初めに基礎体力テストを行います。皆さんは更衣室にて運動服に着替えてください』


私たちは、更衣室に移動して、着替える


「フシナさん、先ほどはありがとうございますなのです。受験頑張ってださいなのです」


「サクラ、あなたもせいぜい頑張りなさいよ、もし落ちでもしたら、私が案内した意味がなくなっちゃうじゃない」


「口ではこう言ってるけど、本当に受かって欲しいだけよ、この子私以外に友達いなかったから」


「なら、私とお友達になりましょう」


フシナさんの手をとりまっすぐ見つめる


「えっ、う、うん」


フシナさんはそっぽを向いてしまった、顔も真っ赤かである


「よかったねフシナ、友達が増えて」


「もう、ネリネのばかぁ」


「さぁ、行こう」


私たちの受験が始まった

筆者が書いてる別作品「異界神話」もよろしく

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