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―ほら、かかっておいでよ

 かかってきて、私のこと叩きのめしてごらんよ

 ずっと年下の女の子に一方的に蹴りまくられて、手も足も出せなくて

 口惜しいでしょ?

 恥ずかしくないの?

 私にリベンジしてごらん。

 ほら、ほら、一生負け犬でいいの!?

 日本男児のプライド、私にみせて


出会った当初、中村の精神をいたぶり、逆なでしたギュリの言葉の数々・・・

さすがに最初は(最初だけは)、深刻な侮辱と受け止め、頭に血を上らせた。

目の前にいる、澄ました顔で対峙する、自信満々の女・・・恵まれた体躯を誇るように中村に見せ付ける・・・

そして何度か拳を交え、対戦形式のスパーリングの回を重ねるにつれて、彼の屈辱は恐怖へと変容していった。


『手も足も出ない』なんて生易しいものではなかった。

稽古用のスポーツウェアを身に纏ったギュリの前で、中村は全くの無力だった。

彼女の体格と技量の前に、なすすべなく、嬲られ続けた。

こちらの打撃は掠りもせず、触れることすらできない。

相手はサンドバッグを叩くように、自由に、まるでダンスのような華麗なステップで、クリーンヒットを見舞ってくる。。

立てなくなると、腹を蹴り、顔を踏み、丸まった無防備な背中を踏み、さらには口の中に靴のつま先を突っ込んできて息を詰まらせてきた。

ギュリは中村が嗚咽するほど、つま先を彼の喉の奥に突っ込んできた。嗚咽しても靴を抜いてやらなかった。中村は仰向けで、天から落ちてきた柱のようなブーツに口を『突き刺されて』いた。


―分かる? キミは靴を舐めさせられてるのよ 咥えさせられているのよ

 私の靴を拒否してごらん

 …できないでしょ?

 みじめな負け犬確定

 負け犬以下

 プライドも粉々ね


『た・・・たすけてください』

中村は長時間、息ができず、ギュリの靴のつま先で窒息させられそうになってそう声を漏らしたが、その声はわずかにギュリの靴の皮革の表面を震わせただけで、声にはならなかった。


―命乞いしたら許してあげるよ

 …そうね…私の靴を拝むみたいに捧げ持って、命乞いするのよ

 私が気に入る命乞いが出来たら、息継ぎさせてあげようかな


中村は両手をギュリのブーツに添えて、口を突き刺されたまま、何かを大声で叫んだ。

その声は、今度はギュリの足の指―親指―の表面を、辛うじて震わせることに成功した。

ブーツの表面から振動が伝わってきたのを、ギュリは感じた。

ギュリは少しだけこそばゆくなって、ブーツを中村の口から抜いてやった。


すぐさま中村は腹ばいにひっくり返り、ぜえぜえ息を切らしながら

『・・・許して下さい・・・助けて下さい・・・もぅ二度と・・韓国人さまには逆らいませんっ!!!』と、額を地面に擦り付けるようにして絶叫した。


そして彼女を人生の師と仰ぐ弟子になった。


◆◆◆

ギュリを含めた韓国陸軍女子幼年学校の生徒たちが、合宿期間を終えて韓国に帰ってから、ほどなくして中村は陸軍を辞めた。


同志―韓国人女性を本気で崇拝する日本人たち―を集めて、富士山麓の荒野に集団農場を開いて、『新しい村』と名付けた。(その創立メンバーには、羽柴秀志朗や宇喜多真子なども含まれていた)


彼らは自給自足の生活を送り、農業の合間に、韓国国家の安泰と韓国人の繁栄のために祈りを奉げた。

『村民』で集まって、勉強会・討論会を開き、韓国と韓国人の素晴らしさを、理論と思想の両面から探求した。韓国を褒めたたえる経本を自分たちで編纂し、輪読した。

全員が、韓国は神々が住まう天の国、と本気で思っていた。そして日本は韓国に支配されるべきで、全ての日本人は韓国人の奴隷となるべきだ、と熱望していた。


少しずつ村は大きくなっていった。

自給自足からスタートしたが、土地を広くし、野菜や穀物や果物の余剰を販売するようになった。

彼らの作る有機野菜は周辺の都市に出荷されて、評判を呼んだ。口コミで、販路はどんどん拡大した。

極安の人件費を使った、簡単な工芸品等の製造・販売も、『外貨』獲得の一助となった。

人材面では、自然に囲まれたストイックな生活が、現代社会からドロップアウトした人々の受け皿になることもあった。


村は短期間で大きく成長した。村民の数と、作付け面積が増加していった。(その背景には、韓国経済の大攻勢にさらされて弱体化した日本の国力低下と人心の不安、韓国東倭会社の暗躍があった)


そうして得た元手で、彼らは『村』の隣接地に、韓国人旅行者専用の、保養施設を作った。

ゴルフコースや乗馬エリアを備えた、大自然の中の複合レジャーランド。韓国の金融機関に融資を受けて、豪華なホテルも建設した。

従業員は全員が村民―というよりも、信者―である。

客は韓国人に限られた。

客は本当の意味で『神様』として、日本人奴隷の接待を、非常に行き届いた〈おもてなし〉を、笑えるくらいに安い価格で享受することができた。

次回、たぶん韓国人女性ツアー客が『村』のゴルフ場とかで自由気ままに遊ぶんだけど、おもてなしする村民たちは彼女らを現人神として崇拝して、奴隷のように使われるんだけど内心むっちゃ幸せ、みたいなになる予定です。

ゴルフ・乗馬のほかに奴隷を使った狩りなんかもできるといいですね。ポインター犬を使ったハンティングゲームみたいな。。

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