第3話:【悲報】軍師の財布と工房が同時に爆発した件 44
――物語の幕間。 そこでは作者・輝夜が、リナの八面六臂の活躍を見守りながら、拍手を送っていた。
輝夜:「おめでとうリナちゃん! グレイグ中将との祝杯に、華やかな叙任式! まさに主人公、まさにヒロインだよ!」
リナ:「……作者。叙任式の最中に、私の背後で『リナ! 相手は皇妃様だぞ! 落ち着け!』と叫んでいたのは貴方ですね?」
輝夜:「ひゃ、ひゃい! 見てたの!? いやあ、だって皇妃陛下相手に『天翼って何ですか!』とか『お金が!』とか、あまりに直球だったから……」
リナ:「仕方がありません。皇妃様の『ユリウスはどうかしら?』という、あの逃げ場のない外堀の埋め方……。思い出しただけで、また胃が痛くなってきました」
輝夜:「ははは。女帝の風格だよね。でも、そんなリナちゃんの胃痛を吹き飛ばすような、新しい出会いもあったじゃないか! ほら、技術研究局のマキナさんとか!」
リナ:「……ああ、工房を爆発させた方ですね」
輝夜:「いやあ、失敗は成功の母だよ! 爆発は情熱の証だよ!」
リナ:「私の報奨金も、爆風と一緒にどこかへ飛んでいきましたが。……作者。マキナさんの工房の移転費用、どこから出すつもりですか? まさか、私の給料から天引きなんて言いませんよね?」
輝夜:「そ、そこは皇帝陛下や宰相閣下が、きっと……なんとか……してくれる、はず……」
リナ:「……目が泳いでいますよ。まあいいです。それより、あの不気味な『囁く岩』。あれを拾わせたのは、一体どういう風の吹き回しですか?」
輝夜:「おっ、そこに気づいちゃう? 『慈悲の女神』の次は、もっと凄まじい何かが待っているかもしれないよ!」
リナ:「……断固拒否します。これ以上、変な二つ名が増えるのは御免です。……いいですか、作者。次回のプロット、私の平穏を第一に考えて書き直してくださいね?」
輝夜:「あ、待って! リナちゃん! まだ相談したい伏線が山ほど――」
皆様、こんにちは! こんばんは! 作者の 輝夜 です。 いつも温かい応援、本当にありがとうございます!
本編40話〜44話、いかがでしたでしょうか。 華やかな叙任式の裏で、リナちゃんの愚痴と胃痛が限界突破してしまいました。
マキナの工房爆発に、謎のアーティファクト『囁く岩』の発見。 物語はここからさらに加速し、リナをさらなる激動の渦へと巻き込んでいきます。
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次回、新たな波乱の予感……! どうぞ、お楽しみに!
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