『天翼の軍師(笑)』 44
皆様、こんにちは! こんばんは!
作者の 〜かぐや〜 です! いつも温かい応援、本当にありがとうございます!
いやはや、いかがでしたでしょうか?
グレイグ中将の豪快な祝杯、そしてリナちゃんの気恥ずかしい叙任式。
めでたい! 実にめでたい! ……はずだったのですが。
リナちゃん、愚痴、大爆発。
まさか、あの皇妃陛下を相手に「天翼って何ですか!」「お金が煙になった!」と、日頃の鬱憤をぶちまけてしまうとは……。作者も書いていて「リナ! 相手は皇妃様だぞ! 落ち着け!」とハラハラしておりました。
まあ、それだけ心を許せる相手ができて、良かったのかもしれませんね(ということにしておきましょう)。
それにしても、皇妃様の「ユリウスはどうかしら?」発言。恐るべし、女帝の風格……。リナちゃんの恋路(?)も、前途多難でございます。
さて、そんなリナちゃんの愚痴と胃痛の種、『技術研究局』。
局長に任命されたマキナさん、早速やらかしてくれましたね!
祝・工房、爆発!
……いや、笑いごとじゃないんですが(笑)。でも、失敗は成功の母! きっと彼女なら、リナの報奨金を灰にしながらも、とんでもない『鉄の馬』を完成させてくれることでしょう。頑張れマキナ! 負けるなマキナ! (リナの財布が空になる前に!)
そして、最後の最後で、とんでもないお宝(?)を見つけてしまいましたね。
その名も『囁く岩』。
……あれは、いわば『聖女の奇跡・虎の巻』みたいなもの?いや。きっと違うはず。
ただ、これを読めるだけじゃなく、なぜか話せてしまうリナちゃん。
これはもう、壮大なフラグが立ったとしか言いようがありません。
リナ:「……作者」
は、はい! なんでしょうか、天翼の軍師殿!
リナ:「あの岩、どう見てもヤバい代物ですよね? 私に、また面倒事を押し付けようとしていませんか? 『慈悲の女神』だけで手一杯なのに、これ以上あだ名が増えるのは、断固拒否しますよ?」
い、いやいや、そんなことは……。ただ、ほら、知識として持っておくのは大事かなーって……
リナ:「……はぁ。もういいです。それより、マキナさんの工房の移転費用、どこから出すんですか? 私の報奨金は、もうありませんよ?」
そ、そこは、ほら! 宰相閣下と皇帝陛下が、なんとか……してくれる、はず……!
……というわけで!
新たな称号、新たな仲間、新たなプロジェクト、そして、新たな悩みの種を手に入れたリナちゃんの物語は、まだまだ、まだまだ続きます!
果たして、リナは気恥ずかしい称号とどう向き合っていくのか?
『鉄の馬』は、無事に完成するのか?
そして、あの『囁く岩』は、一体どんな波乱を巻き起こすのか……!?
皆様の応援が、リナの(そして作者の)胃痛を和らげ、物語を進める力になります!
次回も、どうぞお楽しみに!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
〜かぐや〜