初配信 ※星川 真珠
年末年始は忙しく遅くなりました。
うぅ、折角小説書いてドキドキが治まってたのに紅葉さんの配信見てたら自分の番が近づいてきたのを自覚してまたドキドキが再発してきちゃった…。はぁ初配信やだなぁ…。うぅ、とりあえず真珠さんの配信見なきゃ…。
◇
『あ~、テステス、うむ、ちゃんと声は聞こえておるかの?』
:はーい、聞こえてまーす!
:聞こえてるよ~
:のじゃロリきたか?!
そんな感じで始まった真珠さんのアバターは黒髪ロングの幼い感じで見た目的には人間だ。着ている服は濃い緑の着物だ。…はぁ~きれいだなぁ…。ああいう着物着てみたい…。
『うむうむ、ちゃんと聞こえているようでよかったよかった!それでは自己紹介をするとするかのう。わしの名前は星川 真珠という。見た目はおぬしらと同じ人間だが真の姿は玄武という聖獣じゃぞ。今は人間の姿に変化しておるだけじゃ。皆の者わしをちゃんと敬うのじゃぞ?』
:なるほど玄武キャラか珍しいな
:玄武なのにちっちゃい???
:玄武なら普通大きいよな?
:結果のじゃロリになってるの草
『む?わしはまだ玄武の中でも若い部類じゃからな。他の玄武と比べるとまだ小さいのじゃ』
:え?玄武って複数体いるの?
:玄武って種族だったのか…
:えぇそんな設定だったの…
『む、そこ!設定などと言うでないわ!こほんっ!それでは早速配信たぐとやらを決めていこうと思うぞ!おぬしら何か案はあるか?』
:お茶の間配信
:お茶の間ライブ
:縁側ライブ
:↑おばあちゃんっこたちが集まったんかな?w
『わ、わしはまだまだピッチピチじゃぞ!おぬしら!わしを何歳だと思っとるんじゃ!』
:1000歳越え
:一億歳
:一兆歳
『ぐ、ぐぬぬ、おぬしらわしをバカにしとるじゃろ?許さんぞ?許さんからな?』
:まーた男子がいじめたー
:まーた泣かしてる~
:せーんせーにいっちゃーおー
:ぐはっその言葉は俺に効く…
『またこの流れかい!!!おぬしらほんとそういうの好きじゃな!!!ええい!さっさと配信たぐとやらの案を出さぬか!』
:はーい
:はーい
:はーい
『うむ、えらいぞおぬしら』
:えへへ
:えへへ
:えへへ
:で配信タグは?
『おっとそうじゃった。で、おぬしらいい案は浮かんだか?』
:う~ん、今まで玄武キャラとか出たことなかったから意外と難しいな
:玄真ライブとかどうよ
:おい!某ゲームのライブ配信と勘違いされそうだぞwww
:でも他に案あるか?
『お、よさそうな案が出たのう。玄真ライブ。なかなかいいのう。それで決まりじゃな。それじゃあ次はふぁんあーとたぐとやらじゃの。おぬしら案をだしておくれ』
:うーん何がいいかなぁ
:玄人写真は?
:なかなかよさそう
『おぉ、リスナーの中になかなかセンスのいいものがおるようじゃな。玄人写真で決まりじゃな。それでは最後じゃ。最後はお主らの呼び方じゃな。わしはなんでもいいと思うのじゃが、何がいいかのう』
:う~ん何がいいかなぁ
:俺らの呼び方…玄武って亀みたいな見た目だよな?だったら子亀たちでいいんじゃない?
:子亀かぁ確かに玄武ならそれでもありだな
:う~む、何がいいかなぁ
:玄武と同じ感じで霊亀とかは?
『お、いいのぉわしはできればリスナーたちとも対等でありたいからのう。そういう意味で霊亀たちというのはありかもしれんのう。よしおぬしたちは今日から霊亀達じゃ。よろしくのぅ』
:霊亀に決定か
:よろしく~
:はーい
『さてさて、そろそろわしの配信も終わりの時間が近づいてきたようじゃな。次は水上 蒼羽の配信じゃ。リンクは下の概要欄に貼ってあるので皆移動するのじゃぞ。よいな?』
:はーい
:はーい
:はーい
◇
うぅ真珠さんもすごい配信慣れしてる感じがする…。いろんなタグもすぐ決め切れてたし…。どうしようどうしよう…。つ、次は蒼羽さんの配信だよね…。そ、その後は私の…、胃、胃が…。見るしかないか…。
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