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大和三山は結ぶ④
耳成山の公園にて。
団子朗は自転車を漕ぎながら、追いかけてくる耳成から必死に逃げていました。
「何で追いかけて来るんだよ!」
「だって、危なそうだもん!」
「お前の方がよっぽど危ない!」
団子朗はひたすら自転車を漕げています。追いかける耳成はいいました。
「でも、ちゃんと走っているよ」
団子朗も思いました。
「(そういえば、そうだな?)」
耳成は嬉しそうにいいました。
「さすが人間様!」
「人間様!?」
聞き慣れない言葉に、自転車のハンドルがバランスを崩し、団子朗はまた転んでしまいました。耳成は駆けつけて声を掛けますが、団子朗は大丈夫そうです。耳成は笑顔でいいました。
「こんなに長く走れたのは、耳成のおかげかも」
団子朗は怒っていいました。
「転んだのも、お前のおかげだ!」




