散歩の千百八十二話 再び聖教皇猊下を治療します
大聖堂に到着すると、昨日よりも警備がかなり厳重になっていた。
昨日あれだけの大事件があったのだから、厳戒態勢はしょうがないでしょう。
そんな中、僕たちは聖騎士の護衛を受けながら大聖堂の中に入りました。
「皆様、ようこそ大聖堂へ。そして、昨日は私どもをお救い頂き本当にありがとうございます」
僕たちを出迎えてくれたのは、昨日も会った女性の枢機卿だった。
名前をスカーレット様といい、実はこの人が次の聖教皇の有力候補だという。
先ずはお祈りをしようと、僕たちは祭壇の前に膝をついて祈りを捧げました。
「では、聖教皇猊下がおります医務室に案内いたします。今回は、万が一に備えて自室ではなく医務室にてお休み頂いております」
スカーレット様の案内で、僕たちは大聖堂内に設置してある医務室に向かいました。
因みに、医務室はホルンとヴィヴィが頑張って浄化済みです。
コンコン、ガチャ。
「「「「「失礼します」」」」」
「おお、これはこれは」
医務室に入ると、聖教皇猊下はガッチリと警護を受けながらベッドで休んでいました。
そして、娘さんが椅子から立ち上がって僕たちにペコリと頭を下げました。
先ずは、聖教皇猊下を治療しないといけません。
すると、この人が治療の立候補をしました。
「ホルンが治療するよ」
「ヴィヴィも頑張る!」
「僭越ながら、私も」
という事で、ホルン、ヴィヴィ、シャーリーさんが聖教皇猊下の治療をします。
念のために、女性の聖騎士が付き添っています。
シュイン、ぴかー!
「うん、これで元気になったよ!」
「元気だよ!」
「傷はもう大丈夫ですので、後は体調を整えて頂ければと」
念のためにアオも聖教皇猊下の体調を確認したけど、確かに怪我自体は問題ないそうです。
先ずは、今日一日ゆっくりと休む事ですね。
「皆のもの、本当に助かった。感謝してもしきれない」
「私からも、お礼を言わせて下さい。聖教皇猊下を、そして父の命を助けて頂き感謝します」
親子揃って、僕たちに礼を言ってきました。
特に、娘さんはまた大粒の涙を零しています。
でも、本当に良かったと思います。
すると、王妃様が聖教皇猊下にある事をお願いしたのです。
「畏れ多くも、聖教皇猊下に頼みがあるのじゃ。妾たちは、道中の町で不審者を捕らえておった。本日は、その手伝いをさせて頂きたいのじゃ」
「こちらこそ、お願いしたい。道中の事は、私も聞き及んでいる。特に、素晴らしい馬がいるそうだ」
今日はもう公式予定が終わってしまったので、出来ることをやろうということになった。
しかし、うちの馬の噂を聖教皇猊下も聞いていたとは……
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