散歩の千百八十三話 突如やってきたもふもふタイム
「じゃあ、行ってくるね!」
「ブルル」
アオ、シロ、ノア君が、うちの馬にまたがって聖騎士と共に聖都の巡回を始めました。
町の人のために頑張るぞと、馬も気合を入れていますね。
王妃様とスーは、スカーレット枢機卿をはじめとする幹部聖職者と会談をしています。
ですので、僕は大聖堂内でお手伝いをする事にしました。
「その、昨日大聖堂内を浄化頂いたおかげで、物凄く綺麗になっております……」
「でも、塵や埃は溜まっていきますし、草取りなどもあります。また、例の催眠香の影響で治療に訪れる人もいるかもしれません」
「そうですね、まだやる事は沢山ありまふね」
シスターさんは、僕の話を聞いて気持ちを切り替えました。
特に気にしているのが、例の催眠香の影響です。
精神にどこまで影響を与えるのかよく分からないので、とにかく気をつけないといけません。
回復魔法が使える面々にもその辺りの話をしているので、きっと大丈夫でしょう。
さてさて、僕は庭に出て草むしりをしましょう。
プチプチプチ、プチプチプチ。
大聖堂の庭で雑草を取りつつ、どんな人が大聖堂を訪れているのか確認をします。
大抵の人はお祈りに来ているのだけど、やはり時々体調不良者が治療に訪れています。
うーん、やっぱりこの状況はあまり良くないですね。
そうなると、町の人が治療に訪れる様にすればいいですね。
「となると、奉仕活動を行って多くの町の人を治療するのが手っ取り早いのかな?」
「「「「「もしゃもしゃ」」」」」
「でも、やるには聖教皇猊下やスカーレット様とかに許可を貰わないといけないね」
「「「「「もしゃもしゃ」」」」」
雑草を取っていると、何故か僕の周りに野ウサギやリスなどが沢山集まってきた。
もふもふしながら雑草を取ると、ありがたいことに直ぐに食べてくれた。
雑草を処分しなくて済んで、僕も大助かりだ。
しかも、リスなどは僕の身体に登ってきたりしていて、モモンガとかも肩に引っ付いてきました。
「シュンさん、そろそろ休憩……」
「「「あー、可愛いものと遊んでいるよ!」」」
すると、スーとフラン達が僕を呼びに来たのです。
別に、僕は動物と一緒に遊んでいる訳じゃないですよ。
そう言っても、フラン達は僕にブーブーと文句を言っていたのでした。
新しい作品も宜しくお願いします




