38 学校生活 2年生・・・005
暑中見舞いを書くことにした。郵便局ではがきを買い暑中見舞いを出す。
クラスの数名・担任の先生・親戚に出した。
暑中見舞いの返事は担任の先生からと、クラスメイトから数名届いた。うれしかった。学校が始まるのが楽しみというメッセージは、この上ない気持ちでいっぱいだった。
夏休みの日常は繰り返され、2年目となるとリズムは作られているのである。夏休みの作品では、蒲鉾の板で植木鉢・写真を置く台みたいなものを作る計画。たくさん集めて木工用ボンド接着。直美自身が考えたものだ。相談することすら禁じられているみたいに感じていたからだ。
接着/乾燥を繰り返したら、各部分を接着させ完成。
プールの時間は楽しい充実しているから。15メートルの泳ぎもなかなか出来ずで息継ぎが・・・・と、心の中で叫ぶしかなかった。両親共に泳げないから教えてもらえないし相談なんてもちろんできない。
そんな夏休み家族で出かける計画はない。"夏休みの思い出"の作文があり悩まされることになる。母は、口癖のように"旅行に行くお金はない"と言うのだが別に旅行じゃなくてもボーリングでもお祭りでも、一緒に遊ぶ、ただそれだけでいいのに・・・・・・一緒に過ごす時間それがただ欲しいそんな心の思いは、永遠の眠りにつく。
夏休みもあっという間だ。プールの最終金曜日は、テストも最後だ。もちろん直美は泳ぎ切りたい気持ちでいっぱいだが、現実が付いてこないのが事実なのだ。最終金曜日、朝からそわそわしている。
直美「行ってきまーす」
母「はーい」
いつもと変わらぬ様子で、プールへ行くドキドキしながら。
準備体操、そのまま昇級テスト、各プールサイドへ移動する。
いよいよ、直美と他2名で、スタート・・・
先生「よーい、はじめ」
バタバタさせながら必死に泳いだが、あと数十センチのところで、息が苦しくて立ってしまった。
二年生最後の夏休みプールテストだったから、すっごく悔しくて情けなくてそれでもその場は、涙をぐっとこらえた。
他の2名は合格で赤線をもらってた。自由時間がおわり着替えて下校。
直美「ただいま」
母「おかえり、どうやったの」
直美「不合格やったわ、息継ぎ教えてもらえたらいいなぁ来年だな」
母「来年がんばりぃーな」
直美「うん 夏の友答え合わせしてくる」
そう言い残して二階へ行く。
残りの宿題、読書感想文、夏休みの思い出作文系が、残っている。
夕飯を食べ、感想文を書くうまく書けないが、とにかく終わらせないと、必死だ。そんな数日を過ごしたあと学校が始まる。




