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無邪気な笑みは不安を呼ぶ
お久しぶりです。
遅くなってしまい申し訳ありません。
柳先生と雑談を交えながら、数学の復習を
30分程度で切り上げ、私は合唱部を訪ねた。
それは休憩をしていた時の事…
「歌ですか…?」
『うん。』
自然と柳先生が副顧問をしている合唱部の話になり、
一緒に歌ってみないかという誘いを受けた。
正直、嬉しかった。両親がいない時にこっそり
お気に入りの曲を歌ったり作詞をしていた。
でも、部外者の私がプロである合唱部に
行っても良いのだろうか。
柳先生はそんな私の不安を見透かしたのか
微笑みながら爆弾を投下した。
『大丈夫。部長に話、通してあるから。』
「………へ?」
変な声が思わず出たが、構ってはいられなかった。
どういう事か聞こうとした瞬間、時間切れと諦める。
何故なら。
「失礼しまーす!柳先生準備できました(*´ω`*)」と
【お迎え】改め【部長】が到着した為だった。




