表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
コンビニで並んでいる最中にできる魔法五選  作者: 沼津平成@ウォーキングで知名度UP
一 隠れてスマホでゲームをやる(4名の実際に試した記録あり)
3/5

隠れてスマホでゲームをやる 伊佐卓也の場合

 ゴールデンウィークの、某緑と白のロゴのコンビニ・チェーン店。

 自動ドアが開くと、雨特有の、生臭さとつめたささを帯びた空気が、部屋の暖房でぬるくなり、ますます嫌な感じが膨れ上がった。

 あーあ。

 暇だな。

 こんな時、伊佐卓也はとっておきの方法を用意しているのだ。

 スマホを起動させ、某動画アプリを見る。ドッキリのやつだ。


 さぁ、引っかかるぞ――


 伊佐は覚悟を固めた。右手のスマホが揺れ始める。自分の手の揺れだ。


「魔法、発動!」


 伊佐は時を止めた。


 そして動画を堪能する。


 あ、落とし穴に落ちる――


 あれ?


 画面が固まり、やがて真っ黒になった。


 止まっていた時間が動き出す。

 充電が切れたのだ。


 そう理解するまであまり時間はかからなかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ