生命の大樹と巫女と8人の戦士
無事終了となります
あれから3年の時が流れていた。
世界は、作り直され……機体という存在がいなくなった世界になった。
特に変わったという事はなく、世界の時間は穏やかに流れていた。
デスロードはあの2人の一撃によって、討滅され……それに伴い、生命の大樹は……世界を人の手に委ねる事にした。
そして、僕は今11人の仲間達と一緒にいます!
「なんじゃ、ナリタそれしか食わんのか!」
「うるせぇ! ガーロンドお前が食い過ぎなんだよ!」
「2人共、喧嘩しないでください」
ナリタに近づき、大盛りに乗った食器を無理やりねじ込む……それを、ナリタは食べられないと叫び2人は言い合って、姫……ヒメが注意をしていた。
あの戦いの後全員が、一緒に生きる事にした……少し違った事があるとしては。
「お姉さま! こっちも美味しいですよ!」
「貴女も食べなさいよ、一緒に食べてあげるから」
「貴女達は何時も変わらないくらい、ベッタベタね……」
髪型か瞳の色くらいしか、違いがない双子の姉妹、カネルドとネオルドが仲直りして一緒に生きるようになっていた。
カーネラルはその姿を見て、何時もの事の様に溜息をついて、本を読んでいた。
仲直りは良いことだよね、そして3人は……。
「サアランドまだ入るよ! 早く早く!」
「そうだよ、もっと入るよ! 早く早く!」
「むごむごっ……!?」
カリヤとナリヤが、2人が無理やり注文した大量の料理をサアランドが処理していた。
叫ぼうとするが、口に2人に詰め込まれ講義することもできなかった。
「タイも早く!」
「タイも早く!」
「僕はいいよ!」
タイと呼ばれたのは僕、体は大樹を消す時願った思いは……人間になってみんなと一緒にいたかった。
ナリタは……一度現世に戻って、両親と良く話した上でこっちに戻ってきていた。
ガーロンドは……正式にメアランドの墓を作り、定期的に言っているらしい。
カネルドは……双子のネオルドと喧嘩はしたものの、あの後全てを吐き出したのか、仲良くなっていた。
ヒメは……全員と一緒に過ごしたい思いから、みんなを説得し一緒に過ごしている。
カリヤとナリヤは……機体なんかを通さなくても、喧嘩も仲いい内の様に、すれ違いはするけど仲が良かった。
サアランドは……自分に正直に生きることにした、自分を押さえ込み、機械の様な感情を抑えていたのを本当の意味で正直に生きている。
あの戦いから長い様な短い日々をして……。
やっぱり戦争もしない、平和が一番だよね。
お読みいただきありがとうございました。
表現が理解が難しかったり視点がはっきりしない点、ご迷惑をおかけしました。




