嘘に塗れた光
世界樹で姫は……次を歌おうとしていた。
最後の1人……彼の歌を。
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光は汚れない心で 闇を照らしていた
突然闇が強くなっていた 光を求めた人はいつしか
闇を求めて 光を嫌っていた
照らした光は 全てを闇に塗りつぶされた
光は何故曇っていくのか 分からない
近くにいた光は 次第に闇に飲まれて消えていった
そして何時しか光は 照らすことをやめてしまった
この先誰も光を 求めないのだろうか
そして 1つ また1つ と増えていく
1つは 待ち人に会うために
1つは 想いを伝えるために
1つは 幸せになってほしいため
1つは 生きていたいため
1つは お互いと一緒にいたいため
1つ1つの光は 小さい けど どんなになっても汚れなかった光
光は 決断出来ずに 闇の中に閉じこもっていた
1つの光は 1番近くにいて 遠くに行ってしまった
一緒にいた光は それを発する事が出来なくなるほど 力強かった
しかし その光は届く事はなかった
光は恐れた 闇に飲まれ 自分が同じように発することが出来なくなるのだと
1つ1つの光の想いを聞いて 光は発したくなるほどだった
5つの光が強くなったとき 光は 発した
恐れを忘れ その光が失われようとも 発せずにはいられなかった
ほとんどの光を失った 光はこの先の 闇に埋もれる光を見つけ出すために
発しよう
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それを聞いたサアランドは……ふっと笑った。
「俺は、臆病者なんだよ」
そんな事はない、一番自分に正直なのに。と言った。
「過大評価しすぎだ」
だけど、僕には伝わった……だから先の未来に行こう。と続けるように言う。
この先、未来があるかなんて分からない……だけど確実にサアランドは、それを求め……生きていた。
ナリタやガーロンドが戦っているのをみて……。
「しょうがねぇ……本当の、俺は大馬鹿もんだよ」
大きく息を吸って……。
「あの化け物になんか世界は壊させねぇよ! リミッター解除!」




