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戦わなければならない理由(春風)、俺は春風が好きなのか?(波月)

「逃げません、戦います」




「ヘ…?」


俺はビックリして

間抜けた声を出した


(どういうことだ…)


______________________ 


「え~と…それはどういうことだ?」


吉川さんにそう聞かれたのでこう理由を説明した


「それは私も追われてる身だからです

正直言ってヤバイ組織です


お祖母ちゃんもあいつらに殺られました

警察とつるんでるのか交通事故で死んだことにされましたが


もしあいつらが、あなたを追ってる奴と手を組んだら、私はあなたを守りきれない

だから潰しに行かなきゃならないんです」


吉川さんはまだ納得がいってないのかこう言った


「倒しに行かなきゃいけないのは厄介だからなのは分かった…

でも…何で俺にこまでするんだ?

お前の気持ちはどうなんだ」


その言葉に即答でこう答えた


「好きだからです

前に言いませんでしたか?

好きでもない人に私はキスなんかしませんし

家を爆発させてまで守ったりもしません

それに…これ以上大切な人を奪われたくないんです…」


そう言って私は吉川さんを抱き締めた


「これは私の自己満足でしかないでしょう…

だから助けさせてください…


グスンッ(ノ_・。)


もう失いたくない…奪われたくない…

だからお願いです…」


______________________



(ドク!ドク!ドク!ドク!)


春風の心臓の音がすごい…

こっちにまで伝わってくる…


(ドク!ドク!ドク!ドク!)


ドキドキが移ってきたのか…?

ヤバイどうしてドキドキするんだ?

彼女が俺を好き?同性が好きって意味なのか?


俺のこのドキドキは春風と同じってことなのか?




俺は春風が好きなのか?



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