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仮
「・・・・・・・・・・・・」
目覚めてから一頻り騒いだ後、実に数時間もの間、悠里の思考は完全に停止していた。と言うよりも、意識が家出をしたと言った方が正しい。・・・いや家出と言う表現は正しくないな。
「・・・・・・・・・・・・」
『コンコン』
未だ、悠里の意識が放浪の旅から戻らないところに誰かが訪ねてきた。
「・・・・・・・・・・・・」
「?」『コンコンコン』
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・」『コンコンコンコンコン』
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・」『ドンドンドンドンドン』
悠里の反応が無いものだから、ノックする回数も勢いも次第に増えていった。




