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魔王が紡ぐ神話譚  作者: 神徒狐
第一章  魔王編
3/3

仮

「・・・・・・・・・・・・」


目覚めてから一頻(ひとしき)り騒いだ後、実に数時間もの間、悠里の思考は完全に停止していた。と言うよりも、意識が家出をしたと言った方が正しい。・・・いや家出と言う表現は正しくない(スベッた)な。


「・・・・・・・・・・・・」


『コンコン』


未だ、悠里の意識が放浪の旅から戻らないところに誰かが訪ねてきた。


「・・・・・・・・・・・・」


「?」『コンコンコン』


「・・・・・・・・・・・・」


「・・・」『コンコンコンコンコン』


「・・・・・・・・・・・・」


「・・・」『ドンドンドンドンドン』


悠里の反応が無いものだから、ノックする回数も勢いも次第に増えていった。


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