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Prologue -始まりの夢-
「・・・・お父さん?・・・・・お母・・・さん?」
「・・・・・」
少年が声をかけるが返事はない。
「起きて・・。ねえ、起きてよ!」
「・・・・・」
やはり返事は無い。
それもそのはず、2人は胸を貫かれ死んでいた。
受け入れられない、受け入れたくない、そんな思いが少年の心を埋め尽くしている。
すると、
「・・・すまない、間に合わなかった」
深々とローブを被った男が声をかけてきた。
父と母を殺した犯人は、この男が現れた瞬間、逃げるように消えたのだ。
「彼らは君を守って死んだ・・・」
酷だとは思ったが、彼はそう伝えた。
「・・・?」
(犯人は僕を狙ってい・・た?)
「命を懸けて子供の命を救う・・・立派なご両親だ」
男がそう告げた瞬間・・・
「・・・!あ・・・あ・・あ・あぁあぁぁああああぁぁあぁぁぁぁああああぁぁあぁあぁあぁぁあっ!」
ありとあらゆる感情が噴出し、少年の叫び声だけが響き渡った。




