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『剣と魔法と光線銃って!?』  作者: Ark-Royal(Aircraft carrier)
『入り乱れる天空人達の追憶』
19/35

『静寂に咲くあの花のように――』――その7――


はいっ!

大変お待たせしましたっ。


光線銃本編での前回に続く今回は。



曰く付きの天空から飛来したとされる物言わない巨大船舶での遺跡を舞台に更に激突する深紅の機体と康介が搭乗するスピットファイア!



 更に後半はこの地から遥か先にあるドマーニ国。更に東に数百キロ先にあるスコンで康介の帰りを待つラスラは?



それぞれの人の想いを載せ運命は闇を切り裂き加速する――



そんな訳で!



マイ「む?」



康介「もういいよあんたww」

 




 ダライバル連合とアンゲロイ連邦……

 かつて、それぞれの組織に別れ。敵対する者達―― お互いに憎み…そして殺し合う。太古からの人類の歴史がそうであるように異なる組織に組するだけで、お互い底無しの地獄を藻掻く。

 本来は分かり会う事が出来る可能性を漆黒の闇の底に取り残しながら――




    ◆◇




「えっ? ちょっといきなりナニを言ってんだあんたっ」



「康介っ!止めっ、だから停戦だって」



 絡み合う機体の装甲ごしを通し、突然の敵対するパイロットからの回線に同様を隠せない二人。

 無理もない――康介は、目の前のコンソールに無理矢理ねじ込む形で視界に入る敵パイロットの通信に、半信半疑ながらも彼の真剣な表情に耳を傾けようとは努力するのだが。

 所詮は自分が組するダライバルの敵国に当たる輩であり、組織に入隊する以前から数々の教育等で頭に刻まれた決まり事。

 それを拒否する事態、自分達が今まで培って来た誇りやその他を捨てることになるのだ。



 後部座席から停戦を必死に言い聞かせるジェイの声が内線を通じて耳に入るも。必死に振り切るように、特徴のある黒い両瞳を鋭く尖らせる。

 敵対する輩の一人も彼と同じ考えのようなのか、モニターに映るアンゲロイの深紅の機体。

 後部に設置されたラック付近が開閉する様を有視界で辞任する。



「ちょっと康介!」



「いいから黙ってろっ!舌を噛むぞ!」



 ジェイの煮え切れない一言が耳に入る前に両手に握るマニュピレーターを力任せに押し倒す。

 軽い火花を散らしながらお互いの機体が離れるのと同時に今度はスロットルレバーを勢い良く倒す。



 同時に1ヤード引き離した所で深紅の機体のラックから蒼白い光跡を残し無数のホーミングレーザーが漆黒の闇を引き裂く!



「ったく、そういう事だと思ったぜぇぇ!」



 地上から僅か350フィートを落下。

 低空で人型からなるバトルアームから本来の巡行形態に瞬時に可変させ、

 ターボジェット特有の甲高いサウンドを轟かせながら一気に時速650キロでダイブ!

 グルリとバレルSをニ回転半。そこから操縦桿を逆転するように持ち前の直感を頼りに引き抜き。

 複雑なマニューバ軌道を描き、左翼後方から七本の光跡が装甲を一瞬で霞める。



 突如視界を遮るかのような無数の炸裂が連続して漆黒の闇を切り開き。キャノピーごしに後方七時方から計八本の蒼白い光跡を辞任。



「かはっ! ったくしつっこいんだよ。ジェイっ。火器管制ロック解除!SAS(空対空ホーミングで纏めてかたずけるっ」



「もうやってますって」



 内線に総ての火器がオールグリーンに解除されている事をジェイから告げられ、彼の持ち前の技量に感心する間も無いまま康介は、スロットルを絞りながらラダーを巧みに操り。



 軽く火花を散らせながら高速でホバリング可能な中間形態に可変!

 いつの間に、レーダーを含む機器類を撹乱する電波が停止しているのか、



 コンソールに映る数十本からなる熱源を軽い電子音を響かせ総てロックオンする。



「そらっ、ホーミングにはホーミングってね。ドハデに弾けろやぁぁあああっ!」



 操縦桿に設置されるトリガーと連動するように主翼の付け根付近。

 その後部にある一部の装甲が系二ヶ所開閉!

 同時にズラリと八発づつ。系十六発も並ぶマイクロミサイルポットから闇を切り裂き音速で打ち出される!



 瞬間数十からなる差し迫るレーダーとミサイル郡が交渉。更に次々に誘爆を引き起こし、まるで昼間のように漆黒の空一面に眩ゆくも美しい華々が咲き乱れ多い尽くしていた!




     ◇◆




「国家機密機関コーラル。人工での強化育成人種か――」



「そうですね。所謂その教育機関にもなったアンゲロイ連邦宇宙軍の中でも極秘的に組織された。"Picta・imago(ビクタ・イマーゴ)"と唄われる部隊ですよ」 こじんまりとした一室。その中央付近に生命維持的な大小様々な機器等が目立ち。

 酸素吸入機を曇らしながら苦痛の表情を浮かべる幼い子供が寝かされている。 白衣を羽織る研究員らしき人物は、小さな額に滲む汗を優しく拭き取りながら彼を挟み。

 両腕を組みながら数枚の書類に目を通す人物。

 ガゼットと呼ばれるこのメンバーのリーダーらしき青年に説明を促す。


「イマーゴ……たしか、何処かで」



「意味は、アンゲロイの元語のルーツになるラテン文字で"聖像"です。要は、選ばれたMils(兵士)という訳ですね」


「まったく、こんな幼い命まで国家の為に持て遊ぶ。最低だとは思うがお前達ダライバルでも似たような物だろうな」



「はぁ…たく。"それ"を言われたら元もこもないわな」



 ガゼットは目の前の幼い子供みたく。無理矢理薬物を投与され、潜在的な能力を強化し戦線に投与される。

 そのような非人道上問題を平気でやってのける組織事態を嫌悪するかの如く、 今現在一室の薬品用ラックに目を泳がせるダンとラスラに対し、冷たく突き刺す。



 生物が本来持つ潜在的な能力。要は、生存競争に打ち勝つ為に遥か太古から脳内に刻まれて来たであろう"余地能力"や"記憶的"な部分。



 それ等を、ある特定の分泌液を投与し、活性化させる実験は、ラスラが所属するダライバルでも当たり前の事であり。



 それに加え、人工的に、皮膚や細胞の一部から培養される有機的センサーを初め、生物学的に自然界や神を侮辱するような行いは。 異常に特化したサイバーテクにより。

 人造的なコピー。人でありながら違う種族――アンゲロイ連邦が主に技術面で一理ある。

 初めて実用化が可能になる機体"生態型アンドロイド"SSR(マイシリーズ)まで量産が可能な現実なのだ。



(なんだかなぁ…もし、康介ならそんな悲劇でこの世界に産み出された人達をどんな目で見たんだろう。ボクと違いアイツ。案外甘チャン過ぎる性格だからなぁ――)



 ほんの数日前にこの絶望的に近い小さな命。レイリと言う名の子供を唯一救えるある薬草を取りに、飛び立ち。



 ラスラは、ここ、ドマーニ国の東の外れにある商業都市スコン。

 更に市街地の一角に佇むガゼット達が営む洋館の三階付近でのベランダに設置された手刷りを掴み、彼が飛び立った西側の遥か先の星空を見上げる。



 唯一の兄弟としてか…はたまた別の感覚なのか―― 只でさえ何があるか分からないこの未知の惑星で。 しかも自分達が今現在居るドマーニ国よりも強大な軍事国家。

 隣国にもなるメリクリウスの危険な場所を旅していることを思っては、胸の奥底が疼くように痛むのだ。


「まったくバカ康めっ! 自業自得で勝手に飛び立ちやがって。アホ面下げて帰って来たら前よりたっぷりと縛り上げてやるんだから!」



 かつて共に交わした日々を想っては懐かしくも彼の元気一杯の笑顔が脳裏に焼き付く。

 遥か先から流れ来る夜風にサラリとした黒髪を流し…一人の異国の少女はそっと呟く。この星空の下の淡い光に照らされながら――



 つづくっ!



ラスラ「はぁ……ねえ康介? いつの間にボク達のスピンオフなる物が開始してんの?」



マイ「…………む?」



康介「いや、それ此方で突っ込み入れるよかアイツ等に聞いてくれよ」



ラスラ「だぁぁ〜かぁ〜ら。そこらじゅうに居るこの同じ顔の生物は一体何なのかと聞いてんのよ!」



圭次「へ? なぁ所でこの怖〜い"オバサン"はってあだっ!あだだだっこらっ離せ」むぎゅるる



ラスラ「おいコラ!このクソ生意気な小僧にたぁ〜っぷりと可愛いレディーの扱い方っつーのを教えてやらないとねぇ(怒」ずーるずーる←




     ▲▽




光雄「ひぃぃっ!久々に"バサマ"怖いぃぃww」ガクブル…


康介「おい、いつの間にピンク頭の部外者も居るし」←



シルビア「……月刊カオス来月号での外伝もよろしくっ!」びしっ☆



康介「つーかシルビアぁ…あんたは外伝と関係ないだろ?」←



外伝並びに本編も次回!お楽しみにっ!

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