表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死神界探訪記  作者: ミドリ
フィルド・ノーズ市役所〜即撃〜NIGHT飛行と夢

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

17/34

即撃③

私は、両親が好きだった。

私を育て、私を叱って、私を守ってくれる両親が。


いつか、両親に楽をさせたいと誓った。


母は私に愛をくれた。

母は優しい声で、そのまま抱きしめてくれる。

いつも「大丈夫?」と心配してくれた。


父は私に愛をくれた。

父も優しく私を抱きしめてくれた。

たまに、色んな友達を連れてきて、遊んでくれた。


内容は覚えて無いが、いつも頭がフワフワした。

そしてまた母に慰められるのだ。



私は幸せだった。

家にはいつも笑う両親がいた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


なんで?

なんで襲われてる?


僕の掛け布団の中に、彼女はいる。

そして、何故か僕は服を着ていなかった。

,,,そういった行為自体は分かる。


だが、理由だけが分からなかった。


急いで引き剥がす。

獣の様な目が僕を睨んだ、抱きしめる力が強くなる。


引き剥がそうとする。

しっかり僕の体に引っ付いて離れない。


「何,,,,してるんですか?」

説得を試みる。

抱きしめる力によって、返事が成された。


結局根負けしたが、最低限の貞操は守った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「で。」

「ハイ」

「昨日のは一体?」

「スイマセン」

「そういう性癖?」

「イイエ」


朝からうるさい。

昨日来た新入りと、「即撃」が口論になっている。


,,昨日、大人の◯◯◯◯ごっこしてなかったか?


「いやぁ、誤解しないでほしい」

「何を」

「君に対して、そういった気はないよぉ」


信じれんて。


「また顔に出てるw」

「(#^ω^)」


手を叩く音が聞こえた。

その後、強い音が聞こえた。



壁にミーヤをくっつけた。まるで十字架のようだ。

「ごめんてぇぇ」

「(#^ω^)」

「ごめんなさい」


少しこのやり取りが続いた。

徐々に彼女が反省していったので、降ろしてあげた。


「それが、能力?」

「,,,そうらしいです。」


ふ~ん、と彼女は考えるように座った。

,,,なんかまだ反省してなさそう、もう一回やるか。

僕は手を叩いた。


その瞬間、彼女が急接近してきて、手を抑えられた。


「発動条件を、あまり人に見せないほうがいい」

「それは、弱点になる」


,,,いきなり雰囲気変わったな。


「昨日の話の続きをしようか」


能力には、()()に発動条件がある。


それが分かりやすい人もいれば、

一生分からない人もいる。


つまり、発動条件に()()()()()すれば、誰だって能力が使えるというわけだ。


「,,,って事」

「ほえ~」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「私はね、手を開いて、その方向に振ると発動するんだけどね。」

生きるの大変そうだなぁ。


「でもね、私は分かりやすい方だよ、能力判明のために人生を棒に振る人も多い。」


,,,,違和感を覚えた。


「しゃべり方、変わりましたね」


「,,,,バレた?」


彼女は、落ち着いた様子でこちらを見る。

いつからだろう、いつから変わっていたのだろう。


彼女はみるみる内に姿を変え、あの日の、僕を襲った死神に変わっていた。


「お風呂の時からかな、ずっと別人だったよ?」

「えぇ,,,」


彼女はベッドに腰掛けた。

「昨日はごめんね、君みたいなタイプは

ああでもしないと能力使わなそうだったから。」


僕は彼女を見つめる。


「君はそうやって、人を観察するように見るね。」

図星を突かれた。


「それは、どうしてかな?」






















「ここには、防犯カメラはないよ。」







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ