第三十話(最終話):最終決戦!悪魔の騎士道!
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ガチャンと音がして、あるロボット式の手があの祭壇の上にある大きい魔石を取り上げようとした。
カオスノヴァがびっくりして、「おい、なにをする?なにものだ!」
上を見たら、天井の穴からの逆光のせいで、ヘリと同サイズの蠅の姿の影が見えた。ロボット式の腕がそれに繋がっていた。
消滅したマンモンから落ちた赤い石も地面からあの蠅のもとへ飛んだ。
カオスノヴァがそれを見るのに耐えられなかったので、前に飛び出して、大きい石を吊り上げようとする鎖を蹴って、ロボット式の手が大きい宝石を手放した
「あれが欲しいなら、この私が相手だ!」と、カオスノヴァが宣言した。
「望むところだ」と、ある声が言った。
そのヘリに見えた巨大な蠅が実は、カオスノヴァ自身の大きさの2.5倍の武人変化だった。
そして、その武人ロボットみたいなやつから声が出た。
「私は闘わないよ。闘う意志は全部ベルゼブブに任せたぞ。私はただコックピットの中で見物する。その本体の中に、倒された残りの大罪の悪魔の魂がサポートしている。そして倒された彼らの赤い宝石を私が扱っているが、ベルゼブブとの闘いでそれが一切不要!ベルゼブブが自分の持っている赤い石で闘う」
そう言うなり、武人変化ベルゼブブの腹の真ん中に赤い石があって、そこからベルゼブブそっくりの人間サイズのロボット兵士が出てくる。
カオスノヴァが何回もそれらを蹴り飛ばしてるが、何回も又来た。
カオスノヴァが何回もそのロボットたちの頭の上に跳んで、蹴ってからまた前に跳んで、蹴ってからまた跳んで、ベルゼブブにたどりつけばベルゼブブの真ん中の赤い石を攻撃し、ダメージを与える繰り返しているパターン。他の元素の魔法を使えるはずだったが、その時にその繰り返している動作で連撃するのがベストと判断したからであった。
30回も繰り返して、ベルゼブブがやっと崩壊して、中年の男のベルフェゴールが出てきた。彼の手で持っているセプターの上に七つの赤い宝石が合体した大きい赤い宝石が乗っていた。
「木偶の坊が壊れて今回は真打登場か」と、カオスノヴァが言った。
「自惚れるな」と、ベルフェゴールが言った。「ベルゼブブの鎧として使ったのは序の口に過ぎない。奴らの魂は今、この7つの赤い宝石に宿っている。究極な勝利の為に、正々堂々にここで決着をさせてもらおうか」
「正々堂々?貴様らにはあるものか、悪魔め?」とカオスノヴァが嘲笑った。
「笑止!私は人類発展に貢献する理由で、自ら英国女王陛下から騎士の称号を与えられた者なり、ちゃんとした騎士道を守れば、勝利が更に誇らしいものでもある」と、ベルフェゴールが宣言した。
「人類発展への貢献?どういうこと?人間が発達したのは自分の努力を以って実現できたのではないか?」と、カオスノヴァが言った。
「だからお前ったら、勉強不足青二才若僧の分際で、なにがわかるというのだ?」とベルフェゴールが訊き返した。
「どういうこと?」と、カオスノヴァが訊いた。
「貴様等がこうして、人間の味方をして悪魔と闘い続けて、それで人間に幸せが訪れるとでも信じているのか?」とベルフェゴールが訊いた。
「兎に角、悪魔が色々不幸を齎してくれる!戦争、家族破裂、犯罪、病気、浮気、裏切り、虐め!悪魔のやる行いで、人間が嫌なことをして、他人を不幸にする」とカオスノヴァが言った。
「わはははははっはははははは!そんな出鱈目を教会で教わったのか?ええええ?」とベルフェゴールが訊いた。「私たち悪だと?ほざけ!貴様等人間自身が悪を為し、悪魔のせいにしようとしてると言っているのか!神の失敗作の所為を悪魔に擦り付けて罪というのか?笑わせるな!人間と天使と悪魔を作った神など存在しなかった!全てはこの天空帝国のグルームストーンの仕業だった。」
「勿論、全ては、この天空帝国の最高級指揮官が制御していた。勿論、最高級指揮官が自分を神の代弁者だと呼ぶけど、それは作り話かどうか彼自身が一番知っている。なあ、アドニスとヴィナース!あの時貴様らも合体してカオスノヴァとなって天空帝国の最高級指揮官として当選した。後は指揮官が支配委員会のアドバイスを聞いて決断するはずだったが、貴様が委員会の全て推薦事項を却下した。当時この洪水龍を独断で作って使ったのがお前で、地球での大洪水を起こしたのは貴様の決断だった!当時地球の文明、私が支配していた国家も消滅された。大罪の国だと指名されて、沈められた。」
「幾ら魔法と技術があったとしても、洪水龍の力に抗う事が不可能だった!地上の文明が滅亡した時、天空帝国で反乱を起こし、アドニスとヴィナース、貴様等が処刑されて、また輪廻転生をさせられ、ギルガメシュとイシュタルとして生まれ変わった。しかし、貴様等がまだ暴君的な行為を行ったので、結局お前の魂がエンキドゥとして生まれて、ギルガメシュがただ欲望で動いていた人形になった。イシュタルもそうだった。」
「結局いくつかの試練を乗り越えて、何回も輪廻転生して、お前が人間の心というものを理解できて成長したはずだったが、悪魔扱いで都市を洪水で滅ぼしてくれたのが許せなかった。アバドン様の力で、アドニスとヴィナースのご加護で存続して来た人類を呪い続けてきた私たちに形を与えてくれて、私たちは七つの大罪を代表する7匹の悪魔として、人間を破滅に追い込んできた。そう、私たちネフィリムがまた蘇る日を待っていた!」
それで、ベルフェゴールの口上が終わって、今はカオスノヴァの番だった。
「当時、アバドンが支配委員会の一味だったが、あいつの口車に乗って行動しちゃったかもしれないが、確かに私は自ら降りて行って、悪行の限りを尽くしていたのを確かに見た。でも、後で確かめられたのも、アバドンが地上の世界の人を影で魔法と技術で操られたのだ。結局彼が処刑されてしまったが、例え処刑されても、自分にかけた術では最早死なない存在だった。7つの大罪の悪魔である貴様等も同じくね」と、カオスノヴァが説明した。
「どうしてそこまで知っている?」とベルフェゴールが訊いた。
「歪んだ屁理屈で俺を惑わそうと思ったか?懲りないな」とカオスノヴァが嘲笑った。「私の中には10個のブライドストンという魔石がある。あれはもはやグルームストーンの情報が入っている。グルームストーンが偏見もなく全ての情報を記録している。アカシアの記録として現代の人類によく知られている。お前らがグルームストーンにバリアを張って俺はアクセスできないとでも思ったか?力を使えなくても、情報はアクセスできる」とカオスノヴァが説明した。「そして、一回倒された貴様等のバリアが最早俺にアクセスできる」とカオスノヴァが言った。
「誰でもアクセスようになったが、よかろう!私もつかってやろう」と言って、ベルフェゴールがセプターを取って、グルームストーンに乗ろうとした。「しかし、直接接触した方が充電速度抜群かな」
「させるか」と、カオスノヴァが飛び出して、ベルフェゴールの道を塞いで、10個の魔石の元素の力でベルフェゴールの行く手を阻もうとした。
ベルフェゴールがセプターの上の赤い石の力で、カオスノヴァの方へレーザー光線を発射したが、カオスノヴァが交わすか撥ね返すか、どっちも成功だった。
それを長い間繰り返してから、結局、ベルフェゴールのセプターの頭の赤い魔石が割れてしまし、壊れた。
「ばかな!そんなはずが!」とベルフェゴールがパニック状態に。
その時、ベルフェゴールが青い炎に包まれた。
その青い炎が彼を燃やし続けて、ベルフェゴールの姿が一変し、曽てのアドバイザーの顔だった。
セプターが燃えて赤い魔石が地面に落ちて、粉々に砕け散った。青い炎を耐えられなかったようです。
天空帝国委員会の会員の一人、アバドンだった。それは、大悪魔になる前の姿だった。
25代半ばのイケメン若造だった。
「ご機嫌よ、旧友よ」と、彼が言った。
「貴様!貴様のせいで、人類を滅ぼして、死んだ人類の魂全体を貴様の手先にしてしまうところだった。幸いなことに、会員の一人が黙ってノアを助けた。さもないと、人類は恐竜みたいに絶滅したはずだった!」とカオスノヴァがアバドンを罵った。
「何?冗談しないでくれる?」とアバドンが嘲笑った。「どこの情報を読んでいたのか?私は二度目恐竜化疫病を阻止しただけだった!」
「どういうこと?」
「7つの大都市が成立する前に、人間が恐竜化疫病に負けて数千年になって大暴れしてきたから、人間が天空に避難して天空帝国を設立し、一回は地球の天空を氷つけ恐竜を絶滅させてから人間が地上に戻ってきた。」
「そんな?」と、カオスノヴァが聞いた。「恐竜が、そういうわけで…」
目の前に、人類の歴史に記録されたことのないできごとが、その悪魔が説明していた。
しかし、カオスノヴァが揺るがなかった。
「兎に角、そんなことは今の俺には関係ない。貴様がやってることは許せない!いざ勝負だ!」
アバドンが青い炎で大きい両翼を生えさせ、そのまま宙に舞い上がった。
そして、その青い炎でできた両翼で羽根の吹雪をカオスノヴァに向かわせた。
カオスノヴァが地面で丸まって数回回転して、襲って来る羽根を避けながら弾き返していた。
そうすると、火の元素の力を自分につけて、烈火連打という技で、連続で火がついた拳のなだれで敵を連打して燃やした。敵がある程度ブロックしようとしたが、結局連打の勢いに負けて、ダメージを食らった。
アバドンが次に、青い炎で蛇の形を作った。その蛇が巨大化して、カオスノヴァを食おうとした。
カオスノヴァが水の元素の力を自分のつけて、地面を冷やして氷柱を作りその氷柱を火の蛇に当てさせた。その日が氷柱を溶かすと水となってその火の蛇を消した。
そして、カオスノヴァもまた泡沫炸裂という技でシャボンランチャーみたいな攻撃で相手をシャボン玉の中に閉じこみ、シャボンの中の可燃ガスの影響で爆裂して、中の敵も一緒に爆裂してしまう。
アバドンが前に飛び出して、カオスノヴァと肉弾戦をしようとして、両手に青い火をつけてカオスノヴァを襲い掛かりながら、「貴様を憎んだからこそ、その罠を嵌めたんだ!お前を騙して人類を滅亡させ、神の声を装ってノアの家族を救い出し、それで貴様が人類を滅ぼす罪をお前に着させて処刑されるようにしたのは俺だった!」。
カオスノヴァが一生懸命攻撃を防ぎ乍、「憎む理由を教えろ!お前を大事な顧問として尊敬した!」
「私は、お前が持っていた権力を嫉んだ!」とアバドンが言った。「私はそれほどの才能があったというのに、なぜ私は顧問だけに成り下がったのか?なぜ最高級指揮官ではなかったのか!お前には色々わからないことがたくさんあったのに!」
「理由はただ一つ、長老たちがお前の心の中を見切った!お前に権力を持てば、どんなダメージを与えられるのかわからなかったから、お前を顧問だけにした。まさかお前がここまで私を利用して、地球を滅茶苦茶にさせて罪を私に擦り付けたとはね、想像だにしなかった!」とカオスノヴァが言った。「結局お前の犯罪も晴れて、処刑された。」
「私はその後処刑されたが、死ななかった。私は不死身なる存在!太陽を恐れる闇の住民だっただけだ、ネフィリムのアンデッド軍団を率いて、それからの天空帝国の政治の糸を引いていた」とアバドンが言った。
「私も死ななかった。死ぬ前に、私たち二人が輪廻転生禁断秘術を使って、またギルガメシュとイシュタルとして蘇ったんだ!」とカオスノヴァが言った。
「それでも遅かった!私は年代から年代へ、お前たちの人生と宿命を操っていた。だから永遠の苦しみであの世へ行かずに、凡人の世界で輪廻転生しかできなかった」と、アバドンが言った。
「それでも」と、カオスノヴァが言いながら、拳をアバドンの顎に当てさせた。そうするとアバドンが地面に倒れた。「私たちはあきらめなかった!それぞれの人生の中で私たちは精一杯生きていた。お前はどうなんだ?精一杯復讐の為に色んな企みをして来たのか?お気の毒!今までなんてつまらない存在を生きてきたのか?改めまして、お気の毒ね!」とカオスノヴァが嘲笑った。
「黙れ!この私を悪魔呼ばわりされているのは貴様のせいだ!」と、アバドンが起き上がりながら言った。
「誰が私に水のオーブをくれて人類の罪を清めようと言った?」とカオスノヴァが訊き返して、またアバトンを殴って、アバトンが殴り返して、また肉弾戦が続行して、カオスノヴァが言い続けた。「お前だ!あのオーブがお前の魔術だった!私が使った後に、お前が委員会全員に俺が人類を滅ぼしたと言って、お前がノアの家族を助けたんだと?戯言を!助けたのは長老の一人。お前が長老を殺して、私に罪を擦り付けて、自分がノアの家族を助けたって言って、それが足りなければ、お前の魔法で委員会全員がお前だけを信じていて、私が何を説明しても無駄だった。結局私と妻が処刑された」とカオスノヴァが言った。「しかし、お前はなにを使ってあの水のオーブに入っている洪水龍を作ったのか?アバドン!」
洪水龍を作るには、大量の怨念が必要だった。死者の怨念。戦争からできた死者怨念があったが、それでも足りなかった。だから、アバドンが当時、自分の手下、眷族、恋人、家族から怨念を生成する為に、それらを拷問し殺した。それらの魂を閉じ込めることができなかったが、怨念だけで洪水龍を作った。
アドニスがアバドンに騙されて、起動する魔法で水のオーブを起動させて、それがアドニスとヴィナースを有罪にした証拠品となった。
「今回貴様が自分の因果によって殺されるのだ」とカオスノヴァが言って、最終的に水の元素でアバドンを凍り付けにして、そのまま氷像にした。
しかし、今回は「大帰還」の技と異なる術の変更があった。
「大帰還」が、悪魔の魂を引き換えに、悪魔に殺された人が全部蘇り、破壊された器物も還元し、その悪魔の魂の力が剥奪されあの世に戻される。しかし、今回はあの世に悪魔の魂を手放す代わりに、その魂が屍の中に封じられその屍が封印によって守られる。アバドンの魂だけじゃなく、他の七つの大罪の悪魔たちもそうだった。
それは、今のアバドンの屍の状態だった。
カオスノヴァがグルームストーンの祭壇の上の天窓を通して、氷付けた悪魔アバドンを大気圏の外に放り出して、そのまま大宇宙の中で漂流状態にした。
封じられた悪魔の魂は、何をしても為す術さえなくなった。小悪魔軍団も召喚できず、魔法も使えなかった。
奴がそのまま、大宇宙を漂流する隕石と化した。大宇宙が冷たくなればなるほど、封印呪文の効果がますます有効的になっていった。
闘いが終わったら、カオスノヴァが祭壇の上に乗っていた大きい魔石、グルームストーンを見た。
「あれは全地球の全部の時代の情報が記録されているコンピュータだ」と、カオスノヴァが思った。
「しかし、悪魔が倒されても、人類が変わるのか?人類が幸福になれるのか?」
「すべての知識を持ったとしても、その知識で人類を幸福にして、救えるのか?そして、救う価値があるのか」と、カオスノヴァが思っていた。
「わからないけど、グルームストーンに聞いてみようかな」と思って、カオスノヴァがグルームストーンの表面に手で触れてみた。
グルームストーンが白く光った。
その白い光が眩しくて、カオスノヴァがやむなく目を閉じた。しかし、その時、カオスノヴァ自身の合体変身状態が解けてアドニスとヴィナースに戻った。
しかし、目を閉じてまたその前にある光が見えた。
本能的に、彼らがその光の正体がわかった。
グルームストーンが知識や未来のビジョンを見せることではなく、また彼らを転生させる気そうです。
闘いの中にへとへと疲れてしまい、限界を超えたからかもしれないアドニスとヴィナースの寿命がもうすぐ尽きる頃だった。20世紀が始まった頃に生まれた二人には、輪廻転生の期間が長くて、また輪廻転生しなければならなかった。
しかし、今回は輪廻転生しても、全ての守護神が中に入っていた完全状態になって、また完全な存在として、生まれて来るのだ。
輪廻転生、そしてまた時空を超える輪廻転生だ。彼らが未来へか、過去でまた生まれ変わるかもしれない。
そして、今度の来世では、アドニスとヴィナースが違う場所で生まれていても、運命が二人を引き合わせて、また絶世の恋人コンビになると二人が約束した。
その時、彼らが大事なことを思いついた。
星晶会が経営するアイドルドールの事業と夢子の中国の漢方薬の事業の業務引き継ぎ作業をしなければならなかったので、二人がグルームストーンの方へお願いした。
それで、グルームストーンが一回光って、二人の頭の中に、輪廻転生先がもう過去(20年ほど前)として決まっているので、二人がその二人の継承者である来世の自分たち(現在時間が20歳頃)を探し出し、その前世の事を説明する上で、力を覚醒させ事業を継承させることにする。後継ぎが目覚めない限り、アイドルドールの寿命が長く持たないだろう。
その他に、彼らの冒険は自動的呪文プログラムが小説作品として記録されました。この辺で、小説の物語が終焉を迎えた。
その小説は…小説家になろうという小説ウェブサイトで
「夢の精 - 黎明夢遊勇者 - 恋人双星」
というタイトルで、検索してみてください。
その物語の続きは、継承者である来世の自分たちにお任せしましょう。
宜しくお願い致します。
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小説や漫画出版、アニメやゲーム製作興味の方、jona.hyobong@gmail.comへどうぞ。
万が一出世成功の際、事前に「小説になろう」に感謝を申し上げます。




