第二十八話:魔の蛹
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平和な日常が続く中、闇の中に悪が潜む。
アイドルドールという現象が盛んになるその中で、魔法的にそのテクノロジーとノウハウを複製しようとした輩がいた。
その細胞を分析して、似たような細胞を作ってアイドルドールを作って幽霊を入れようとしたのは、眠りから覚めた悪魔一匹だった。
嫉妬の大罪の代表魔界貴族リヴァイアサン族のウォルデマルが、祖先のリヴァイアサンの魂の憑依を受けて、その憑依に依って受けた知識と智慧を以てそのテクノロジーを開発した。
悪いアイドルをこの世界に送って、アイドルの評判が悪くなると、人がアイドルを信じなくなり、星晶会グループのビジネスを悪化させ、新愛隊を困らせる。
しかし、新愛隊が既にその計画を察知し、未然にそれを阻止する活動を開始した。
海でカンボジアとベトナムからかけ離れた島の基地で、パーフェクトイージスカオスがそこにいるウォルデマルにまた会った。
ウォルデマルがゾナーを捕まえて、魔界救世主ジェビリスという古代魔神の魂を憑依させようとした。
ジェビリスの憑依で魔石を全部手に入れられるはずあった。
しかし、そう言う訳にはいかなかった。ジェビリスという古代魔王が蘇生できなくなり、7つの大罪の悪魔の3匹が倒された。
残りは4匹の1匹のウォルデマル・リヴァイアサンが相手だった。
場所はある山の上の大きい魔法陣だった。
パーフェクトイージスカオスが言う。「そんなでたらめな計画でまた悪魔を君臨させるつもりか」
ウォルデマルが言い返した。「貴様ごときになめてもらっては困るな」
そうすると、ウォルデマルが自分の周りに糸を作りその糸を縫い上げれば蛹が出来てしまった。
その蛹自体がモンスターだった。
大きい緑いろの蛹で目が緑だった。
手足がないけど、そいつがうさぎみたいに跳ね回っていて、緑の目から緑色の玉を発射していた。
パーフェクトイージスカオスがそれを避けようとしたが、発射が早くて当たってしまったことがあった。
当たったら全身が粘々で地面にくっついてしまい、動けなくなった。
パーフェクトイージスカオスがどうするのか?
どうするのか?
どうするのか?
その粘々な液体は酸性だった。
「あああああああああああああああああああああああああ」
パーフェクトイージスカオスの中のアドニスの心の声は叫びだった。
それなのに、その痛みを耐えながら、その鎧も進化していた。
もっと酸化し易くないものに進化していた。
コーティングが生じた。
そうすると、パーフェクトイージスカオスが自由になり、呑鬼宝帝を召喚し、蛹を切り落とそうとした。
でも、もう遅い!
蛹から、もっと強い敵、見たことのないお姿だった。
長金髪のイケメンと行ける体の持ち主だった。
体の全身の肌が鱗に覆われ、銀河にある無数な星みたいに光っていた。
その薄笑いと眼差しがすごく、不気味だった。
トビウオみたいな翼も両肩から生え出した。
自分の肺になるところに鰓が代替えした。
「私は高次なる存在なんだ!私を嫉妬していろ!」
そして、彼もまた言った。
「ウォルデマルリヴァイアサンヒュドラー、見参!」と、ウォルデマルリヴァイアサンポセイドンが宣言した。
ウォルデマルリヴァイアサンヒュドラーの鰓から毒ガスが出てきて、パーフェクトイージスカオスが全身真っ暗になって、暫くは目が見えなくて、咳をいっぱいして、もがいていた。反撃不能と判断すえば、ウォルデマルリヴァイアサンヒュドラーが、手の指の間に鰭で接続されているもので、その手が拳を作り、パーフェクトイージスカオスがいっぱいパンチを食らわされた。
足指の間に鰭で接続されているもので、その足でいっぱいパーフェクトイージスカオスを百倍蹴った。
「いいざま、いいざま!」と、ウォルデマルリヴァイアサンヒュドラーが見縊った視線で偉そうに喜んだ。
パーフェクトイージスカオス反撃して、受けたパンチやキックをブロックして、カウンターリバーサルでウォルデマルリヴァイアサンヒュドラーのアタックを撥ね返した。
そして、キックとパンチが連続に交じりまくって、暫くラッチが開かなかった。
3時間後、両者がへとへとだった。
その時、ウォルデマルリヴァイアサンヒュドラーが急に気づいた。彼があるダミーを殴り殺していただけだった。
そのダミーが子供の人形みたいにちぎれてしまい、本物は行方不明。
「どこだ!このタコめ!変わり身の術か?くそ忍者め!貴様を見つけてやる!」
「怒鳴ってもしょうがねえやつだな!」と、パーフェクトイージスカオスが笑った。
「なにをいうのだ!」と、ウォルデマルリヴァイアサンヒュドラーが叫んだ。
そして、彼が急に何かが可笑しいと思った。
体が拳と足から凍り付こうとしていた。
「なぜ凍り付いているのか」と聞いた。
「俺が作った人形には氷の呪文があった。触れたものはすぐに雪だるまになってしまう」と、パーフェクトイージスカオスが言った。
「いやだ、いやだ、いやだ」と、ウォルデマルリヴァイアサンヒュドラーが最後に叫んで、口まで凍り付いて、その呆気に取られた表情がすぐに保持していた。
そのまま、雪の像になって、亀裂が生じて皹ができて割れて壊れてしまって、小さい破片になってしまった。
しかし、闘いはそれで終わらなかった。氷像の中に、巨大九つの頭の蛇が出た。あれはヒュドラーだった。
「これでも食らえ!」と、そのヒュドラーが言った。
パーフェクトイージスカオスが呑鬼宝帝を使って、二頭を切り落とした。
その切られた二頭の傷口から、あと四頭が生え出した。
あれは正にギリシャ神話の中の海蛇ヒュドラーだ。
パーフェクトイージスカオスが呑鬼宝帝の刃物を切られた首一本の頸部の血に浸して、その呑鬼宝帝が緑色の炎で焼かれていた。
その刃物で、パーフェクトイージスカオスがわけなく、残りの首を切り倒した。その蛇の血には独があり、その毒で残りの首を切れば、その頭が二度と生え出さない。
それで、パーフェクトイージスカオスの勝利だった。
パーフェクトイージスカオスがそのシルバーの力、「大帰還」、でウォルデマルリヴァイアサンヒュドラーの魂を引き換えに、ウォルデマルリヴァイアサンヒュドラーに殺された人たちと破壊された器物を元に戻した。
その時に、パーフェクトイージスカオスがウォルデマルの記憶を探ることができた。
その訓練の成果で、「大帰還」で吸い取る魂の記憶を読むことができるようになった。
ウォルデマルが何百年人間界に住んでいた。元々朝鮮王国に生まれて僧侶としてお寺で育った。
しかし、彼が破戒してからお寺から破門された。それから、黒魔術を学び、色んな魔術を身に着けた。そして、彼も嫉妬の悪魔リヴァイアサンの事を知って、その力を召喚して、力強い魔導士になり、結局不老不死不死身になり、朝鮮王国の宮廷に潜り込み、色んな悪い影響を与えて、暴君燕山君の母、廃妃尹氏の処刑を命じられたのも越大末であった。その後、燕山君が自分の母の処刑の真実を知って、その廃妃尹氏の処刑に関わった関係者を処刑して、その後は沢山の人を苦しめた暴君となって、その越大末とやらがその殺戮を興じていた。
その後は、越大末が宮廷の事件を操られる人間として責められ、指名手配人になってからは中国に逃亡した。
しかし、死ぬことを許されず、自分の姿も変幻自在なので、新しい容貌で新しい身元でアジアで沢山の国を回って、そこの政治を操っていた。
それが、真アジア騎士団の誕生であった。もちろん、その前に他にアジア国家の政治を操る組織があったが、その真アジア騎士団を初めてそこまで成功させたのは越大末だった。
そして、今まで越大末がアジアの政治を操っていたんだ。
そして、彼も20年代の上海で皇甫雄というマフィアとして活躍したことがあり、幼いころの精と夢子を拾って育った養父だった。赤い石で精を悪者にして、夢子を殺したのも奴だった。結局跡形もなく殺されたはずだったが、彼は不死身だったので別の姿を取ってまた蘇ったんだ。
そして彼も又数回世界的で特にアジア地区での大規模と小規模の戦争にでも火種を蒔いた、例えば世界第二次戦争、朝鮮戦争、ベトナム戦争、など。
道理で魔界では、彼はウォルデマルリヴァイアサンと称された。
こういう悪魔をやっと葬ることが出来て、本当によかったと、パーフェクトイージスカオスが思った。
しかし、闘わなければならない悪魔はまだ3匹あった。
がんばれ、パーフェクトイージスカオス。がんばれ、天使アドニスと天使ヴィナース。
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万が一出世成功の際、事前に「小説になろう」に感謝を申し上げます。




