前へ目次 次へ PR 9/18 かぐや 私は歌姫と呼ばれています。 ただヒトを模して造られた機械――それも知っております。 でも、私は歌うのが大好きです。 マスターはこの都市を守るために私を創ったと言うけれど、私にとってそれはどちらでもよいことです。 みんなの悪口が聴こえても平気ですよ。 偽物でもオモチャでも、そんな称号はいくつでも受け入れましょう。 何しろ、私は歌う事さえできればいいのですから。 でも、マスター。 もしも私が破壊されて、唄えなくなる日が来たら、その時は、どうか――