プロローグ 上
勇気を振り絞って投稿したつもりです。つもりです。気まぐれな人間ですので、ちゃんと出来上がっている自信は、自分では判断しかねております。お気に召してもらえたら幸いです。文面も少し変になってるかもしれません、そのときは、できれば瞳の暖房をつけてスルーして下さい、、、、、、。
ただし、暖房の調節には気を付けて下さい。
バイト探しの帰り道。
何も得る事のできなかったことに渋々と思いながら自転車をこいで、一つの大きな高校の脇に寄り車道から白線の内側に入る。
高校卒業後、あれから一度バイトには受かったが、それが接客業だったせいか、迷惑極まりないことをしてしまったため、俺の首は軽やかに、店長から笑顔で告げられ、飛んでしまったのだ。
それが今までで一番、作倉実代杜にとっては災難な事だったことだ。
20歳にもなって俺は仕事先、せめてもの居場所がないというのは、悔し恥ずかしい。
最低でも彼女を作っておけばよかった、と学生時代の自分に後悔をしている自分がいる。
いつものことだ、なに、大したことはない。
それにしても今日は鳥の鳴き声が聞こえないな。ここらへんはいつも通りながら鳥の鳴き声を聞いているのに、今日はやけに鳥の気配を感じないなと思いながら、そらを見上げる。
視界に入る電線にはとりはいたが、現状は片手で数えられるくらいだけしかいなかった。