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あなたに会いたいその理由は

その機能的で一見無駄なく見える執務室で、翡翠の瞳を持つ男は机に重ねられた資料を見て、呟いた。



「やっと、見つけた」


他のものとは明らかに違うーー異常で、異質。



全部バラバラなように見える。


全部で一つの「世界」をつくっている。


非効率、不均一、理外。調和そして完成。



「欲しい」


「…会いに行こう」



身体の底から湧き立つ快感にも似た感覚に、翡翠の奥が鈍く光り口の端が上がる。



久々に楽しい。

期待を裏切らないで欲しい。



この飽き飽きとした腐った世界に、一滴の神の雫を。



新しい、世界の、つくり手。


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