前立腺癌に…ep.4
今までの続きです。最終回です。
さて、「ゾーフィゴ」ショックが一段落付き、「骨シンチグラフィー」の検査でもその効果が証明された。
その後暫くすると、「ゴナックス」の効果が弱まり、「更年期障害」の様な症状が治まり始めた。気の所為かも知れないと思い、主治医に相談したところ、すぐさま血液検査を追加、帰る前にもう一度血を抜かれたのだった。ホルモン量の検査結果はすぐには出ないという事で、血を抜かれただけでその日は帰った。
後日、診察の日に血液検査の結果を聞かされたのだが、やはり自覚症状通り「テストステロン」(男性ホルモン)の量が増加しており、「ゴナックス」の効き目が弱まっている事が証明された。
その日のうちに、「ゴナックス」から「ゾラデックス」に変更された。この薬のキモは太い注射針に有る。針の直径は2mm程も有る。"ゾラデックスの有効成分は、米粒ほどの極小の円筒状の固まりに加工されています。この固体をそのままお腹の皮下脂肪に留置するために、中を通り抜けられるだけの太さが必要になります。"
("〜"の間は「ゾラデックス」の説明文をコピペしたもの)
針が太い為、予め冷やして痛みを和らげる処置を施さないと、針が刺さる時に「おっふぅ」、と変な声が出てしまう。マジで!
その後、薬が体に入って来る感じが何とも気持ち悪く、ドクッ、ドクッ、ドクッ!っと何とも言えない感触なのだ。
この薬も「ゴナックス」同様、更年期障害の様な症状が出る事が有るそうだが、私は「ゴナックス」程強くは現れ無かった。
ちなみに、今も「ゾラデックス」のお注射は続いている。
「タリージェの増量」、「ゴナックスからゾラデックスに変更」と少しずつ治療法を変えながら、治療を続ける中で、また一つ問題が生じた。
首や肩廻りの凝りや張りから来る痛みに、「タリージェ」とロキソニン配合のシップ薬では治まらなくなって来たのだ。由々しき問題である。
早速主治医に相談したところ、速攻で麻酔科の先生に連絡を取り、予約までしてくれた。(マジ感謝)
麻酔科での診察で、「デュロキセチン」という薬が処方された。この薬は抗うつ薬で、その薬効が慢性疼痛にも効果が有るようだ。この薬のおかげで、首・肩廻りが随分楽になった。この薬も色々副作用が有るようだが、私にはそれ程現れ無かった。
これまでの治療の結果、かなり良い方向に進んでいた為、新たな検査を受ける事になった。
「PSMA-PET検査」、"前立腺がん細胞の表面に多く発現する「PSMA(前立腺特異的膜抗原)」というタンパク質を標的とした薬剤を使用し、従来のCTやMRI、骨シンチグラフィでは見つけにくかった小さな再発や転移を高精度で検出する画像検査です。" ("〜"の間は「PSMA-PET検査」の説明文をコピペしたもの)
この検査の結果、がん細胞は前立腺に集中しているため、放射線治療を選択出来る、という事だった。抗がん剤治療を強く拒絶した為に、主治医が講じてくれた策でも有った。(小声)
それから放射線治療のスケジュールを相談する中で、「歯が痛い…」と伝えると、例の如く、秒で主治医が整えてくれた。「この後、歯科に寄って行ってね!」…、通常運転で有る。
この歯科治療が大問題を引き起こした!
痛みも腫れもグングン治まった。治まったのだが、その時に処方された痛み止めの「カロナール」がいけなかった。ヤバかった…。地球の自転をこの身に感じた!超速自転だった。(笑)
アタマはフラフラ、目の前ぐるぐる、足元はポワポワして、立っているのかどうかも分からない、コレはアカンヤツだった。…マジで。
「カロナール」は、こうして禁忌薬に指定されたのだった。まぁ、笑い事では無い位の勢いで、地球が超速自転したのだから仕方無い。…仕方無いのだ。
大学病院での歯科治療が一段落する頃、いよいよ放射線治療が始まるのだった。
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