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次世代魔法の分家人  作者: めいがしん
〜ダンジョン生活と学園篇〜
53/74

第52話 竜神ダンジョンクリア?



ドラゴンを討伐すると嵐山班と雷豪が俺の元へと駆け寄ってきた


「なんだあの術!?ちょーすげーじゃねーかよ!六条!」


凄いのはわかったからバシバシと背中を叩くな火鳥


「フッ。やはりお前はやるやつだと思っていたぞ」


知った仲の様に言ってくるが、そんなに仲良くなった覚えはないからな黒鎧

あと、なぜ上からなんだ…


「六条強すぎ!どーやったのよ!?」


また説明するのは面倒だから流れでわかってくれ精華


「凄い!凄い!ほんとにすごかった!!」


とりあえず、落ち着け眼吹


「さすが私とコンビを組んで認めてくれた人だ!!」


おいっ。雷豪まで性格が嵐山側に寄ってるぞ…


「俺の目に狂いはなかったな!我がライバル!」


お前は黙っとけ。


俺は6人から歓声を受けたが適当に流し、話を変えた

「それよりも、ドラゴンの剥ぎ取りをしないと消えてしまうぞ」

俺の一言で全員「そうだっ!」と言わんばかりの顔をしてドラゴンの方に向かって急いで向かった


10メートルはあるだろう巨体のドラゴンを全員が手分けして解体し始めた


全員がある程度、探求者シーカー歴があって助かった。全くの初心者だったらこうも効率的な解体はできなかっただろう


数分後、剥ぎ取りが終わるとドラゴンは塵となり消えていった

そして、その後には黒い太刀が残った


「これはアイテムだね!」

嵐山が太刀をすこし重そうに持った


「へぇー。見た目はかっこいいな!しかも刀身も黒刀じゃんか!」

火鳥が鞘から少し刀身を出して言った


「く、黒だと!見せてみろ!…ほほぅ。これは俺の為にある様なものだな!っっっおもっ!!」

黒鎧は太刀を持ったがあまりの重さにバランスを崩した


なんで黒鎧って黒に敏感なんだろう…っと思ったが深掘りするのはやめておこう


ドラゴンから取れた素材は【黒竜の鱗×5m、黒竜の翼×2m、黒竜の爪×10個】となった。それとドロップアイテムの黒い太刀が1つ


「じゃ、これは全部夏の物だね!」

嵐山が満面の笑みで俺に言ってきた


「おいおい。流石に全部は貰えないぞ。最後嵐山がトドメをさしたんだからお前も貰うべきだ」

ドラゴンの素材やアイテムは希少だが、全て貰うのは強欲がすぎるしな


「いやいや、ドラゴンを追い込んだのは夏だし、今回は夏に助けられた。だからアイテムは全部夏の物でいいよな??」

そう言って嵐山が全員の顔を見ながら言った


すると、他のみんなは「うんうん」と首を縦に振って頷き始めた


まじかよ…。まぁ、いいと言うならいいか

「なら、遠慮なくいただくぞ?」

俺はキューブを取り出してアイテム達をしまった


「な、なにそれ!!!」

俺のキューブを見た眼吹が目を見開いて大声を出した


いきなり大声を出さないでくれ…。びっくりしたなー

「い、いきなりどおした?」


「それ!十士道クロスドのデザインが入ってるけど!まさか【白瑛十士道ノーザンクロス】様の新作!?アイテムを収納できる新作なんて凄い!六条は知り合いなの!?!?!?」

眼吹は俺の服を掴んで食い気味に聞いてきた


な、なんだこの食いつき様。め、目がキラキラしている…


「ハハッ!もぉー瞳っ!六条が困ってるでしょ。ごめんねー。瞳はノーザンクロスの大ファンでさ、クロスドのことになると目がないのよっ」

精華が眼吹を俺から離して言った


なるほどな。たしかに眼吹の左手首にはクロスドの魔導武具テールムがついてるが…

「このキューブはノーザンクロスの新作だよ。なんでも中に無限の収納ができる機能が付いているらしいんだけど、まだテスト段階だから非売品なんだけどね」


「えぇーー!!!!すごすぎる!なんで六条が非売品のテールムを使ってるの!?まさか、ノーザンクロス様と知り合いなの!?ね!?ね!?」

眼吹の首根っこを掴んでいた精華を振り払い俺の服を掴んできた


眼吹…お前そんなキャラだったか!?

「あ、あー。俺の親が科学者でね、なんかテスト品として使って欲しいからって頼まれたらしくてさー」


「そうなんだ…。なんだー残念」

さっきまでとはだいぶ違いテンションが下がったように萎れて俺から離れて行った


ふぅー。嘘をつくのは心苦しいが、俺がノーザンクロスだと言ったら大変なことになっていただろうしな。それに、そんなことを聞いたら嵐山からライバルから親友に昇格しかねない。ここは嘘をつくことを許してもらうとしよう


すると部屋の奥からガタッ!と音が聞こえた

全員が音に驚き、近寄ってみると下の階層に続く階段が現れた


「嘘だろ!?ここが最下層じゃないのか!?」

嵐山が驚き何故か俺の方を向いた

それに釣られる様に全員が俺の顔を見た


はぁー。だから、俺の力を見せるのは嫌だったんだ。頼られるのは面倒だ…


「とにかく、行ってみるしかないだろ」

俺は渋々ながらも先頭に立って階段を降りて行った


俺達は薄暗く、人1人が通れる狭い階段を降りていった


淀んだ空気が肌に引っ付く感じがする。空気が重い。

その空気のせいか、緊張からなのか、背中に汗が滴るのがわかる


そして、俺達は6階層にたどり着いた

見た目は5階層と変わらないが雰囲気がまるで違うのは全員がわかっただろう


「夏…」

嵐山が小声で言った


「あぁ。気をつけろよ。何が出てもおかしくない」


「ねぇ。ちょっといいかしら?」

1番後ろの雷豪から声が聞こえ振り返ってみると


ん?地面に魔法陣が…

これって。

「階層転移魔法か!」


「そうなの!ダメ元で試したらできたんだけど」


このダンジョンに入ってから階層転移魔法は使えなかった。原因を突き止める為攻略を進めてきたがここにきて使える様になるなんてな。

ドラゴンのテールムが原因だったのか?

まぁ、それはそれとして。

何時間もかけて攻略し、久しぶりに見る魔法陣が神様の様に思えるのは俺だけだろうか…

いや、全員がその青白い輝きに目を奪われているようだな。


「帰ろう!」

俺が全員に声をかけると、言葉を発することなく魔法陣の上に乗った


そして、ダンジョンから無事脱出することに成功したのだった


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